ここで考えられることはふたつ。Subox mini に入れて使用していた18650が死んでいて充電できない可能性。Subox mini の「充電機能だけ」が壊れた可能性。
前者の検証のため使い古しの古い18650バッテリーを探し出して接続してみました。まったく充電開始されません。古いバッテリーは4本ありましたがすべてだめ。いくら古いとは言ってもまったく充電されないのはおかしいですな。となると後者の充電機能だけが壊れた可能性が高いです。
後者の検証をするためには18650の充電器を買えばいいわけです。例えばこんなの。
ピンキリでたくさんの種類が売ってますが、ちゃんと充電制御してるものかどうかの見極めが辛い。この手の充電器はそれなりのものを使わないと、発火とか爆発とかかなりヤバい事態を引き起こしかねません。それにバッテリーが死んでいる可能性もゼロではないんです。充電器だけ買ってみるのはけっこうなバクチです。
ならば本体を新調するってのもアリという考えに至りましたハイ。
久しくトレンドを追いかけていなかったので、最近の流行りでなおかつ評判がいい機種を調べるところからです。POD とか COB とか訳の分からない単語の渦にもみくちゃにされながらネットサーフィンしましたwww
Kangertech は落ち目のようで、最近ではこれといった情報が出てきません。
Joyetech は eGo AIO というのを推してるみたい。安い。これにしようかと詳細を調べていきます。
eGo は初期の頃だいぶお世話になりました。でもその時のネガなイメージがついてまわります。バッテリーが一日もたない、バッテリー自体がへたるのが早い、専用のコイルがすぐ断線する、ドライヒットしやすいなどなど。
コイルは手巻きできたほうがいいです。RDA っていうのかな。カンタル線の在庫はたくさんあるし、抵抗測定治具も持ってますからね。ただ Subtank miniでは結局、コイルの手巻きは2回しかしてません。素晴らしいことにぜんぜん断線しないんです。
eGo AIO は、安くて小さくて All In One でいい感じなんですが、コイルが専用品。まぁ RDA のデッキが別に売ってるみたいなのでよいかと。
問題は制御方式。ワッテージとか温度とかの調整機能がありません。まったくありません。何もありません。これって、リキッドの粘度によっては全然使えないかもしれません。むーん。
ならばアトマイザは今使ってる Subtank mini を流用するとして、バッテリーの入っている箱すなわち BOX MOD の今どきの定番を検索。どうやら Eleaf iStick Pico というのが人気のようです。現行モデルはマイナーチェンジ版の iStick Pico plus というやつ。
Subox mini の BOX MOD である Kbox mini にあった機能はすべて入ってるし、バッテリーの収納方法に工夫がされていて、同じ 18650 仕様なのに全長は Subox mini より 11.2mm も短い 70.6mm。乾燥重量も 20g 軽い 90g。そして安定の 510 スレッド。
一晩悩みまして。
翌日の午前中にはポチっておりましたwww
念のため、バッテリーがセットになっているショップオリジナルセット品を買いました。
Amazon のお急ぎ便で翌日には到着。ピッキング担当のひと、運送会社のひと、ありがとうございます。
これですよ。かっこいいー
サイズ感、重さ、煙量、どれをとっても文句なし最高です。こっちにしてよかった。いずれはアトマイザも短めのトップフィルのやつに変えてみたいですね。
【2023.07.30追記】
傷防止のためのケースっていうかスリーブ作りました。レザークラフトです。ホックはダイソーで購入。
iStick Pico 用のシリコンケースは出回ってますが、Plus は太いアトマイザ対応で出っ張りがあるためか同様のものが見当たりませんでした。なので自作です。
で、ついつい乗せられて買ってしまいましたよ。Amazon Echo Dot 。お値段は2000円。
ホントは Amazon Echo Show 5 が欲しかった。でもこうたやめた音頭を踊っているうちに売り切れてましたトホホ。同じ値段ならプライムビデオが見られる画面付きのほうがよかったなぁ。
まあそれはそれとして、なぜ Amazon Echo というかアレクサ買ったのか。だいぶ前にラズパイでつくったじゃないかってね。
実のところラズパイアレクサ、そこそこ遊べていたのですが問題も多くてここのところ全く起動していなかったわけで。
問題というのは色々です。Amazon 純正のハードウェアではないので Amazon Music に対応していないとか、Radiko は最初の数秒しか再生できずにだんまりになってしまうとか。再インストールしようにもインストールスクリプトが完走できなかったりとかそんな感じです。インストールできないのは、うちのラズパイがかなり初期の 2B というモデルなのが関係しているっぽいです。
でまあ、禁煙で浮いた資金もあるし安いしってことで購入に踏み切ったわけですよ。
ラズパイで構築するのと違って、電源をいれてスマホのアプリから WiFi の設定をするだけで話が通じるようになりました。お手軽です素晴らしい。
さて、単に音楽とラジオの再生だけではつまらないので、以前ラズパイアレクサで構築した音声で部屋の照明を入り切りするのと音声でPCを起動するのは移植したいです。このエントリはそのあたりを備忘録化しておくのが目的。
まず、どうせやるなら Echo Dot 以外のハードウェアの追加無しで、すべてソフトウェアでやりたいと考えました。
照明を操作するハードウェアは ESP-WROOM-02 でつくったスイッチボットもどきを流用します。まあこれは仕方ない。
以前作ったブツをざっくり説明すると、WiFi 対応の Arduino で Web サーバーを立てて、他のデバイスから Arduino の IP アドレスを http で叩くとサーボモータが動いて壁スイッチを操作するというものでした。
他になにかやり方があるはずと調べたところ、fauxmoESP というライブラリの存在を知りました。ESP8266 や ESP32 を疑似的に Alexa 対応ホームデバイスにしてくれるありがたいライブラリです。解説記事をざっと見て一番わかりやすかったのがこちら。
fauxmoESP で スマートホームデバイス自作 - IoT - HomeMadeGarbage
https://homemadegarbage.com/espalexa04
書かれているとおりにやればいいはず。まあまあかんたんに移行できるでしょう。
問題はPCの起動。Wake On Lan を使うのはいいとして、Alexa のスキルにはありません。ということはスキルをつくらないとならない。結構時間をかけて調べたところ、Qiita のこちらの記事に行き着きました。
Amazon Echo (Alexa) でPCの電源を付ける
https://qiita.com/algi_nao/items/0ebb0863ecb3614b9295
ソースなどは github で公開されています。
ちょっと読んでみたのですが、まぁ敷居が高い。AWS Lambda 及び Python に関する知識が必要です。
手順は事細かに書かれているのでその通りに進めていけばやれなくもないと思われますが、引っかかったのが AWS 関連。アマゾンウェブサービスには無料利用枠ももちろんありますが、期限があったり上限があったりします。お遊び程度の利用なら問題なさそうですが、クレジットカードの登録必須だし何かあったら目の玉が飛び出るくらいの課金されそうで怖いです。なのでやめときます。
他に WOL を使わない方法としてスマートコンセントで PC の元電源を入り切りするという方法がたくさん見つかりましたが、いやいやそれはだめでしょと。PC 壊れちゃいますよたぶん。PC 側で対応していればできるのかもしれませんがうちのはダメですねハイ。
そんなわけで、Echo Dot 以外のハードウェアの追加無しで、すべてソフトウェアでやる方向は諦める方向に。そうなると簡単なのは、適当な中継用ハードウェアを常時起動しておいて、そちらの仕組みで他を動かすということになります。
ええ、Raspberry Pi 2B を常時起動しておいて、Node-RED を使うっていうのがベストな選択。今までとあまり変わらんのです。つまるところラズパイの中にいたアレクサを専用ハードウェアに移しただけなんですなわはは。
なお現行のラズパイ OS は Raspberry Pi Imager という仕組みをつかってかなーり簡単にインストールできるようになっていました。いきなり ssh で接続できるようになるのでラズパイにキーボードもモニターも繋がずにすみますすばらしい。
ちょっと前までは Raspbian という名前でしたが今は Raspberry Pi OS に変わっています。
ちょっとハマったのが WiFi の設定。RaspberryPi 2B には純正の USB 接続タイプの無線 LAN アダプタを取り付けていますが、こいつは 5GHz 帯に対応していません。2.4GHz のみ。同様に ESP-WROOM-02 も 2.4GHz しか使えません。春先にネットワーク周りをいじったのをすっかり忘れていて、全然つながらなくてかなりの時間を溶かしました。
あと、肝心の Node-RED が従来の手順ではインストール出来ませんでした。従来の手順っていうのは
sudo apt-get install nodered
でインストールするやり方ですが、なんどやってもインストールエラーになっちゃいました。っていうかこのコマンドでインストールできるって、どこで仕入れた情報なんだろ。全く覚えてません。
インストールスクリプトを使うこちらが正解ですね。
bash <(curl -sL https://raw.githubusercontent.com/node-red/linux-installers/master/deb/update-nodejs-and-nodered)
自動起動とかもろもろ設定し、前と同じ手順でプログラミング。同じスキル名で登録し直せば完了。
あ、そうそう。Python で書いたスイッチボットもどきに http アクセスする switch.py が動かなくなってました。Python3 系で urllib2 が使えなくなったのが原因。なので作り直し。
switch.py
import requests
url="http://192.168.0.213/switch"
r = requests.get(url)
なんだかずいぶん簡単になりましたw
もうひとつ。スイッチボットもどきがいまいち安定しません。起動に失敗することが多い感じ。
あらためて調べたところ、ESP-WROOM-02 は起動時に電力バカ食いするみたいです。こちらが詳しいです。
ESP-WROOM-02を使ってみる3 -そんな電源で大丈夫か-
http://nemuisan.blog.bai.ne.jp/?eid=216185
そんなわけで AC アダプタを 600mA から 2A 品に変更し、ついでに DC-DC コンバータを変えることにしました。
今までの電圧可変式と比べると極小で、スペースは十分あったので問題なく換装。
AC アダプタを大きくしたおかげか、かなり安定して動作するようになりました。
前回 2018/02/18 のエントリを読むと、最後にリキッドを購入したのは同年の1月15日となっています。その後のリキッド購入履歴を追ってみるとこんな感じでした。
2018/5/30
Refill Liquid (100ml)Menthol Flavor$6.49
Hangda E-liquid for Electronic Cigarettes (50ml) Juicy Peach Flavor$5.03
2018/10/13
Refill Liquid (100ml) Menthol Flavor$6.49
2019/6/29
Refill Liquid (100ml)Menthol Flavor$6.40
Dekang E-liquid for Electronic Cigarettes (50ml)Nutty Dreams Flavor$6.43
2020/1/16
Refill Liquid (100ml)Menthol Flavor$6.40
E-liquid for Electronic Cigarettes (100ml)Apple Flavor$6.37
すべて Fasttech で調達。2018年は3回購入ですが、2019年、2020年はともに1回ずつしか買っていません。電タバからちょっと距離を置いていたんですね。体調があまりよろしくなかったのです。
このころ、咳が出て止まらないことがしょっちゅうありました。夜寝ていても突然咳き込んで目が冷めたりしていたんですな。起きているときでも特に電タバを吸うと間違いなく咳き込んでおりました。
ここで思い出してほしいのですが、2019年の暮から2020年にかけてなにがあったでしょう。ハイ、新型コロナウイルスの大流行ですね。人前で咳き込んでたりすると間違いなくヤバい人扱いです。
呼吸器科を受診したところ、なんと喘息との診断結果でした。まずタバコやめろとセンセにきつく言われまして、そうは言ってもやめられず、ひとまずリアタバは吸い続けて、吸うと咳が出る電タバを縮小していく方向としました。
さて、しばらく電タバをやめていたからかどうかはわかりませんが、2021年中盤以降はほぼ咳の症状がなくなりまして、徐々に電タバ復活していきます。で、最後に買ったリキッドが切れそうになったのでまた Fasttech で調達しようとしました。
が!
なんと Fasttech でリキッドの日本向け発送ができなくなっているではないですか!
日を改めてみたり量を抑えてみたりしてみましたがさっぱりです。
詳しいことはわかりませんが、新型コロナでロックダウンとか液体の航空便不可とか、いろいろな要因が重なったんでしょう。マジで困りました。
Fasttech 以外でニコ入りリキッドを日本へ発送してくれるショップをさんざん探しました。そして見つけました。それが HiLIQ です。
送料はかかります。それは仕方ない。様子が全くわからなかったのでサイト内をさまよって、ひとまず強メンソの24mg、100mL品を探し当てます。
ウルトラ・メンソール リキッド LIQ-521-Ultra-Menthol-100ML-24MG-55 USD$17.49
ディスカウント (10% OFF ) -USD$1.75
配送料と手数料 USD$10.20
総合計 USD$25.94
1ドル115円の頃なので、送料込みでざっと3000円ですね。量換算でいままでの約4倍です。しょぼん。でもないものは仕方ない。注文しました。発注は 2021/11/09 です。
すると
着弾。激早でビックリした。普段使う中国通販無料便だと早くても2週間はかかるのに3日だよ pic.twitter.com/2liSEGnfv3
— kyu (きゅう) (@kyumfg) November 13, 2021
マジびっくりしました。なんと3日で届きました。Fasttech だと最短で2週間、長いときは1ヶ月近くかかります。どういうからくりなんだろう。
梱包も全然違います。段ボール箱の外装があります。Fasttech の場合はミラーマットやプチプチなどの緩衝材に包んで中国郵政のグレーの規格袋で届くことがほとんどでしたから。
味については特に言うことなし。今までのものとほとんど変わりません。
ってことで、今後はこのショップメインで行くことにしましょう。
]]>突然ですが、3Dプリンタをちょっと改造してやるだけで簡単にカッティングプロッタが作れるというのは、皆さんご存知でしょうか。わたしはつい最近知りました。考えてみれば当たり前な話です。3Dプリンタって、早い話が Gcode で動くXYZの3自由度の機械ですからね。
カッターをどうするかが一番の問題ですが、市販のカッティングプロッタ用のカッターを使えばいいんです。
カッティングプロッタ用のカッターは、直径 2mm 程度の棒の先が刃物になってまして、ホルダにはベアリングが内蔵されています。進行方向に応じてカッターの向きがくるくると変わるのでスムーズに引き切りができるわけです。ローランドDG、グラフテック、ミマキなんかが製造しているプロ向けのカッティングプロッターに使われてます。
これらメーカー品の互換品がなんと Amazon で買えます。しかも安い。ホルダと替刃がセットで1000円しません。
さて、メカはこのように簡単に仕立てられますが、制御はどうしたらいいんでしょうか。2Dのデータを Gcode に変換する方法は?
Web であれこれ当たったところ、Inkscape を使えばレーザーカッター用の Gcode を簡単に生成できるらしいという情報を得たのでした。
レーザー ON/OFF を Z 下降/上昇に置きかえればカッティングプロッタとして使えます。すばらしい。厳密には偏芯カッターのオフセット量があるのでちょっとズレるかも知れません。
Inkscape はベクトルデータの編集ソフト。その道では Adobe の Illustrator が有名ですが、Inkscape はなんといっても フリーソフトなんですよすばらしい。イラレに慣れているとちょっと癖のある UI ですが、そこはそれ、使っていればだんだん慣れるもんです。
Inkscape はエクステンションという仕組みで機能を拡張できます。ベクトルデータからレーザーカッター用の Gcode を生成するエクステンションは「J-Tech-Photonics-Laser-Tool」を使います。
さて、長くなりましたがここからが本題です。エクステンションのインストールと使い方を日本語の文章として残しておきたいというのが今回の趣旨なわけですハイ。
2022年10月現在の Inkscape のバージョンは 1.2.1 なわけですが、世の中のこの手の情報はほとんどが 0.92 系前提で書かれております。よくある話ですが、マイナーバージョンと正式バージョンでは全然ものが違うんですわ。
まず、J-Tech-Photonics-Laser-Tool は このサイトにあるものではなく、githubにある 2.5.1 を使います。
https://github.com/JTechPhotonics/J-Tech-Photonics-Laser-Tool/releases/tag/v2.5.1
laser.zip をダウンロードします。ユーザーエクステンションフォルダの確認方法ですが、Inkscape を起動して
編集 > 環境設定 > システム > ユーザーエクステンション
の項目を確認します。大抵はこれです。
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\inkscape\extensions
ファイルをコピーしたら inkscape を再起動。
長くなったので続きは次回。
]]>
スケールの割にディテールが甘いなど反省点も多いですが、長年に渡る製作がゴールを迎えたことがなにより嬉しいです。
ツイッターで公開したところビビるくらいたくさんのいいね・リツイートをいただきました。ありがとうございます。
1/24 フルスクラッチ オーラバトラー ダンバイン 完成しました。#ダンバイン pic.twitter.com/jAQrMlUbFD
— kyu (@kyumfg) November 21, 2020
いやー、つくってよかった。これにてダンバインの記事は終了です。
]]>これですべての作業が完了しました。完成です!
次回最終回。(でもサブタイトルは「チャム・ファウ」ではありませんwww)
前にも書いた気がしますが、何色で塗るかは最後まで悩みました。ダンバインはカブトムシのイメージだと思うのでカブトムシ色がよいとずっと思ってたわけで。でもトッド色とかトカマク色とかならいざしらず、まったくのオリジナル色は一般受けがイマイチだろうということは想像に難くないです。ひと様の評価なんて気にせずに自分の好きなようにやればいいとは思いますが、オリジナルでかっこ良く出来るかどうか不安も大きい。で、結局は無難なアニメ設定に準じた色合いにすることにしました。弱いなぁwww
塗装に掛かる前に忘れ物が。最後に出力した剣と鞘の表面処理です。鞘は出力しっぱなしでもまあまあいい線いってたので軽くやする程度でいけそう。問題は剣。
見える面にサポートが付くと仕上げが大変です。剣は平らな面も裏側もないので、縦に二分割した状態で出力し、アセトンで貼り合わせて造形したわけですが、なんともイマイチな出来栄えでした。XYベルトの歯のピッチ由来と思われる2mm間隔の縞が見えます。逆テーパーになってたところは崩れ気味。貼り合わせたところは凹なので仕上げも大変。なので潔く作り直すことにしました。
ここまでで一応本体は完成。クリアカラーを使ったおかげでツヤありピカピカですが、これはこれでいいのでは。最後のトップコートに失敗する確率が高めなので一旦様子を見ることにします。
引き続きベースをつくっていきますよ。
さて 3D プリントダンバインです。
2年前は翅を UV レジンで作るところまでやってましたね。前回の記事の直後、剣と鞘をプリントして組み上げてみたら剣がやけにデカかったので縮小し出力し直ししてます。デジタル造形の利点って、シンメトリが簡単に出せることと、後からスケーリングができることだよなぁとその時は思ってましたが、そのまま記事にもせずほったらかしで RS-1 の製作にシフトしておりました。
オラザブバザー編が終わり次のオラザブ 2 までの間になに作ろうかとあたりを見回していて、サフまで終わってるダンバインと目が合いました。そうだよね、ボチボチ完成させないと。ってことで再始動です。いや粘土細工から 3DP に変えたときが再始動なので、再再始動です。
最近ツイッターの自分のタイムラインはプラモ関係で溢れかえっております。タイムラインってそういうもんなんですね。興味のあること、なにか反応したことに寄っていくというか。
で、ひと様の作品とか見ていて、翅の別の作り方をひらめきました。ああそうだ、バキュームフォームなんてのはいいんじゃないかなって。
3D プリントした翅脈を下に置いて透明なプラの板をバキュームフォームすれば、翅脈の立体感と翅の薄さを両立できそうじゃないですか。
ってことでまずはバキュームフォーマーの作成からです。バキュームフォームについては Web 各所にまとめられていますので説明は割愛。
負圧源は家庭用の掃除機を利用します。プラを溶かす熱源は安い電気コンロを使います。定番ですね。買った電気コンロはこれ。
( Amazon のリンクは似たような別商品です )
リサイクルショップを含めて実店舗を何件かあたってみましたが、最安はネット通販でした。送料を入れてもソッチのほうが安い。っていうか大手家電量販店の直販なら送料は無料です。
一つだけ工夫したのはオス型をセットするテーブル部分。強力な負圧に負けずに歪まないこと、開口率が高いことなどの条件から、1.5mm 厚のアルミ製パンチングメタルを採用しました。穴径は 2mm です。
タカチ電機工業の製品。もともとは電装ボックスの化粧板みたいです。これはモノタロウで買いました。
ホットボンドで組み立ててサクッと完成。買ってきた掃除機用ノズルがうちの掃除機と合わなかったので、3DP でアダプタを作りました。ホットボンドでコテコテに接着し組み立ててます。ホットボンドのシール性は良好。熱がかからない場所ならば手軽でとっても有用な道具です。クレオスの塗料皿をオス型にして成形してみました。結果良好、きれいにできました。
ただし吸引力が強烈過ぎてパンチングメタルの穴に材料が引き込まれてしまいました。気密が完璧すぎたのかも。
知ってましたが、プラが溶ける臭いと掃除機の騒音で、とても平日の夜には作業できないこともわかりました。
動画を撮りました。
さて本番です。
翅脈は前回のデータをそのまま使って新たにプリントし直し。これができるのがデジタルの強みですよね。さあ次回はいよいよ塗装ですよ。
]]>そもそもこのキット、正月に実家から引き上げてきた当時物積みプラのひとつでして、もともとの所有者は弟氏でした。放映当時、兄弟間で謎のすみ分けが行われてまして、1/100 はオレ、1/144 は弟氏が集めることになってました。1/100 でギャリアが発売されないと知ったときのオレの落胆具合は想像してくださいwww
開封してみると、お手つき品で途中まで作って投げ出してありました。ただし各部品の裏側をつや消し黒で塗ってから接着してあったり、合わせ目消しでタミヤパテ→鉄ヤスリの跡があったりと、小学生なりに頑張った痕跡が見て取れます。コミックボンボンの影響でしょうね。今思えばすごい時代でしたね。ってことで完成。ウェザリングを含めて塗装の楽しみを存分に味わうことができました。またこういうのやりたいですね。
タイトルの「You're not ready yet, right?」は劇中のトロンの台詞「修理が終わっていないのに出撃なのかい?」を怪しく意訳しました。
レイズナーは始めると3体作りたくなると思われるのでちょっとヘビーかな、エルガイムは1/100ででかいし息抜きには辛そうだななどと考えておりました。で、ああそうだと思い出したことが。ダグラムのソルティックをつくりたいなぁと。
ちょっと前になるのですが、ダグラム全話一気観という暴挙をしたんですね。もちろん一日では終わるはずなく数日かけました。あれ、結構面白いぞ。次はどうなるんだっけ。ってな具合でひたすら観ました。リアルタイムでも観ているはずですが、全く話の内容を覚えていなかったんですねwww 中学生には難しかったのかも。
近年マックスファクトリーから新キットがリリースされ、その界隈ではなにげに盛り上がってます。今どきのキットを買ってみるのもいいか、なんて思い始めてお値段確認してビビりました。結構お高い。3500円くらいします。最近のガンプラもそうですが、500円とか1000円とかでロボが買えたのははるか昔の話みたいです。しょぼん。ならばオクで旧キットをというのは至極自然な流れでしょう。
タカラの1/72ソルティックH8ラウンドフェイサーです。SAK (スケールアニメキット) というやつです。当時500円のものを1000円で落札。まあまあ安いほうでしょう。ものによっては2000円超えてました。さて今回のお題は「できるだけ手をかけずにかっこよくする」って方向です。
ツイッターのモーメントにまとめてますので時系列に沿った流れはそちらを見ていただくとして、こちらのブログではざっくり総括してみますかね。
塗装はエアブラシによるグラデーションに挑戦してみました。いわゆるMAX塗りは真っ黒に塗りつぶすところから始めますが、仕上がりが暗くなりがちなのでやめてファルコと同様の手法に。
シャバシャバのエナメルはプラをやっつけて割れたりしますが、なんとなく傾向がわかってきました。ポリキャップを圧入してたりするとダメなんですね。塗装前の状態で内部応力がかかっているといわゆるケミカルアタックを食らっちゃうわけです。樹脂モノを薬品雰囲気に暴露して加速試験するのと同じ。特に応力がかかっていると確実に割れたり変形したりします。スナップフィットの場合は応力かかりまくりなので、ガンプラにエナメル使うと割れるっていうのはそういうことかと。しまりばめでなく隙間ばめになるように心がければトラブルはだいぶ減ります。
パイロットは下地だけアルティメットホワイトをエアブラシで塗ったあと、ひたすらラッカーの筆塗り。エアブラシ用のレベリングうすめ液で乾燥時間を遅らせて塗りムラを防ぎます。エナメルスミ入れブラウンでスミ入れし最後に水性つや消しクリア。