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自作と修理を愛するブログ。トイラジ、電子工作、ボルティー、NucleusCMS 、いろいろゴソゴソやってます
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200610/0923:02

バクシード

バッテリー交換でその弱さを露呈したラジカンタイヤ。手持ちの部品には良いものは残っていないことは明白なので、ちょっとした口実をつくって家族ともども近所のラオックスへ行ってみました。なぜ家電量販店? それはアソビットが併設されているからです。
アソビットは実は苦手です。ちょっとばかり「濃い」お客さんが多いので。今回も、Nゲージの前でじっと考え込んでいる方やなんかのフィギュアを手に取るカップルなんかが散見されました。まあ、自分もヒトのことは言えませんが(笑)

この店舗はミニ四駆系のパーツストックが豊富です。ミニ四駆PROの実物を初めてみました。噂の両軸モーターやらなんやらと同じ棚に、ありましたタイヤ。ぱっとみでこのあたりかなぁと思われるタイヤを手に取りレジへ行こうとしたとき、なにやら見慣れないパッケージのタイヤが。バクシードです。

バクシードというのは、早い話がバンダイ製のミニ四駆ですな(失礼)。てっきり「爆シード」だと思っていたのですが、正式には「バクシード」というらしいです。バンダイ以外にもアオシマ、ミツワ、ウェーブ、GSIクレオス、京商から製品が出ているというのは意外でした。京商のシャーシはミニッツのボディが載せられるらしいです。
模型メーカー数社共同というと、1/700の艦船模型「ウォーターライン」シリーズが思い出されます。その昔少々凝ったことがありますが、タミヤ製が一番できが良かったです。バクシードもやはりバンダイ製が良いのでしょうかね。

話がそれてしまいました。入手したのはこのバクシード用タイヤでエンケイホイールとダンロップのディレッツァスポーツZ1のセット(SP-019)です。定価315円なり。
バクシードのダンロップタイヤ
このダンロップタイヤ、XMODSのホイールにどんぴしゃでした。もちろんXMODSホイールのセンターのリブは削り落として、です。ハイトは低め。それらしいパターンの刻まれたトレッドもホイールと同幅。回転方向の指定があり、驚いたことに実物同様タイヤ側面にモールディングされています。かっこいいです。
コンパウンドはかなり軟らかめ。畳の部屋で試走したところ埃をかなり吸着してしまいました。いつものコースでもグリップは強烈でしょう。すぐ減ってしまいそうですが。

200610/0922:22

右前輪の回転抵抗とは

Mini-Z AWDの登場によりEVOも今ひとつ盛り上がらないXMODSですが、まだまだ続けますよ。…って、ラジカンの時も同じようなことを書いた記憶がありますなぁ(笑)

クルマの右側面から見たフロントナックルを模式図にしてみました。
XMODSのフロントナックル
まずは一般論から。ご存知のとおり、キャスター角は路面に対するキングピンの角度、トレールはアクスル軸とキングピンの離れている距離のことを指します。ともに直進安定性の向上に貢献するようです。XMODSの場合はフロントサスペンションの構造が特殊なためキングピンという概念自体が一般的なRCと異なります。サスはキングピンの軸方向にはストロークしません。
キャスター角とトレールは数値で押さえたいところですが、なかなか測る手段が見つからずにいます。ラジカンやカスタマックスとは一線を画する部分であることは間違いないでしょう。まあ、あれだけガタのあるクルマでは、実際のところの効果は不明ですが(苦笑)。

これまた有名な話ですがノーマルの最小旋回半径はとても大きいです。本国並みの広い家ならともかく、一般的な日本の居間では何度も切り返しを強いられます。そこで考案されたXMODSの定番の改造のひとつに「舵角改善」というものがあります。タイロッドを曲げる機械的な手法と、ポテメに抵抗をかまして制御回路を騙す電気的な手法が有名。どちらもよりステアが切れるようになるというものです。我がランチア【XMODS】ストラトスには電気的な改造を施してあります。

さて、ステアを切るとナックル内部のドッグボーン先端の位置はどうなるでしょう。ドッグボーンは当然アクスル軸と同軸ですから、トレールがある分ドッグボーンも左右に動くことになります。ステアを右に切れば、右のドッグボーンは内側へ、左は外側へ移動します。
ドッグボーンは左右に動く
ドッグボーンはデフカップジョイントにかみ合っていて、少々ならカップの溝で軸方向の位置の変化を吸収できる構造ですが、舵角改善改造を行うと、その許容値以上にドッグボーンが移動してしまうようです。その結果、デフカップジョイントはデフギヤ側へ押し付けられることになります。
デフカップジョイントはラジアル荷重をベアリングで受ける構造です。フルステア時、デフカップジョイントは内側に入ろうとしますがベアリングユニットで規制されます。軸方向に荷重がかかるため、ベアリングの回転が渋くなります。

根本的な改善方法は、前輪の駆動系を全体的にクルマの左側へオフセットすることでしょう。ほんの0.5ミリ程度でよいのですがしかしそれはとても難しいことです。とすると、右のデフカップジョイントのミゾを深くするか、ドッグボーン先端を強度的問題が無い程度に短くするかしかないです。
ひたすらカップを削った結果が、以前記事にしたカップの破断でした。アルミ素材で作り直す羽目に陥ってしまいました。その後盛り削りで微調整を繰り返していますが、いまだ良い結果は出ていません。

滑りやすい路面でどのような挙動になるかというと、右にフルステアすると右前輪がロックしたような感じになり、右前輪の接地面を軸にくるりとスピンする感じです。特にカチカチのグリップしないタイヤを履いているとなおさらです。

200610/0802:23

新車到来

日産ピックアップパリダカ2006です。ご存知タイヨーママーズにて10月2日に注文、購入しました。送料込み2951円は安いですね。しかも近所のトイザらスには未入荷とくれば買わないテはないでしょう。
オフローダーのシャーシは初めてなので、また詳細な分解写真をご紹介する予定ですが、ひとまず今日のところは箱出し状態で。
フロントビュー

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200610/0318:06

NEXcellのチカラ

注文していたNEXcell900が届きました。正確には注文というより落札、例によってヤフオクで入手です。ヤフオクではNEXcellを扱っている業者さんはけっこうあるようで、最安の単価140円(送料別)にて購入しました。ちなみにこの業者さん、12本以上だとディスカウントしてくれるようですが、4本×2セットで8本の購入にとどめました。…いや、ばすれるとイタいもので。

いざ充電。充電器は以前単三ニッケル水素とセット購入したmaxell (まぎらわしいな) のものを利用しています。キモはリフレッシュ機能付きというところでしょうか。単三は4本同時に充電できますが、単四は2本ずつというのがちょっと面倒ではあります。
8本中1本、電池の外装フィルムがマイナス極側に過多にかぶっていて、充電できないという不具合がありました。フィルムをカッターで丁寧に切り取り事なきをえました。

NEXcell900

いま現在、唯一単四で走行できるXMODSに装着して走行。アクセルを入れてしばし絶句。

凄すぎるんです。

今までとは比べ物にならないくらいパワフル。力がありすぎてまともに走れません。
しかも長持ち。いままでのRickberyは15分くらいでバテバテだったのですが、こいつは25分以上走ってもまだ余裕があります。おかげで昼休みをフルに使いきってしまい危ないところでした。

逆に考えると、Rickberyは使い込みすぎてヘロヘロだったということでしょう。RickberyがNEXcellより劣っているということではないと思います。

XMODSのセッティング、見直す必要があるようです。滑りすぎてまともに走れません。まずはタイヤ、そして左フロントの回転抵抗の改善は必須のようです。
また長い道のりになりそうです。

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