最終更新: 2006/05/22(Mon)22:36

自作と修理を愛するブログ。トイラジ、電子工作、ボルティー、NucleusCMS 、いろいろゴソゴソやってます
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FETモータードライバの組み込み

  • カテゴリ: ラジカン

ここのところ時間が取れずにいたのですが、やっと作業を進めることができました。

FETドライバ外観
ICB-010に部品を実装したところです。相変わらずハンダ付けが汚いのはご愛嬌。
懸念された表面実装のSP8M4ですが、ピン数が少ないこともあって思ったより簡単にできました。最初、ハンダ付けする位置を間違えてしまいましたが、ハンダ吸い取り線で慎重に取り外し、再度やり直して事なきを得ました。
最終的には電源ラインを繋ぎこむところにハトメを打って端子台替わりにしたり、RX2からの入力に抵抗をかましたりします。

メイン基板改造
メイン基板の下ごしらえです。
以前燃やしてしまったトランジスタを含む、Hブリッジのトランジスタはすべて取り外しました。シルク印刷だとQ6~Q9になります。無理に外さなくても問題ないかもしれませんが、なにか影響が出るといやなので取ってしまいました。
つまり周波数は40Hzに戻したわけです。

車体下面
モータードライバを車体に組み込んだところです。基板は車体へネジ止めしました。
青い線が電源のマイナス、赤が隣のスライドスイッチを介して電源のプラスへ。写真下の黄と橙は1kΩの抵抗をはさんでRX2の足に直接ハンダ付けです。写真上の黄と橙はモーターへ繋ぎます。
スライドスイッチのステーは適当な余りモノのプラ破片から切り出しました。
前回のトランジスタドライバではかなり太い線材を使ったのですが、あまりにも取り回しが悪すぎたため今回は少々細いものに換えました。

車体上面
メイン基板のある上面です。
モータードライバへの出力はRX2の足から直接とっています。橙が10番ピンで前進、黄が11番ピンで後進です。
ちなみに、モータードライバと繋ぐ前に、RX2の足から抵抗をかまさずに直接、アクセルオン時の電流を測ってみたところ、6mAでした。
RX2の隣にあるのはヘッドライト電飾用のコネクタです。

車体を斜め後ろから俯瞰でみる
まだ心配なので、モーターはパワーダッシュのまま。プラズマダッシュに換えていません。
自宅じゅうたんでの試走の感じだと、立ち上がりのトルク感やアクセルオン→オフ後の空走時間、どれをとっても今までで最高の出来栄えです。ただしちょっとSP8M4の熱が気になります。
後輪ロック状態でアクセルを入れっぱなしにしてみたところ、高温のため煙が出ました。多分ハンダのフラックスが蒸発したのだとは思いますが、あまり穏やかではありませんね。はたしてこれは放熱板程度のもので何とかなるのでしょうか。

コメント

6件のコメントがあります

改造成功おめでとうございます。
前に作った失敗アンプもサンハヤトのICB-010基板を使用しました。
サトー電気に別基板を注文しているので、届きしだい工作したいと思っています。
 SP8M4にも興味ありますが、ヤフーオークションくらいしか簡単な入手方法がないのも疑問があります。
ローム社製品なのにアメリカに注文するか代理店経由の異常に高い値段で購入するしかないのも何か変ですね。
 現品COMでFDS8958Aが安く入手できるので、購入しました。
4562もいいのですが、8958の方が個人的には十分なパワーだと思います。

>後輪ロック状態でアクセルを入れっぱなしにしてみたところ
あくまでも実験という事ですね。
Mini-Zでも、相当過酷な状況で走らせていますが、4562より電池やモータの発熱の方が気になります。もっとも今まで4562走行中には燃やした事がないので、耐久性はあると思いますが。

ありがとうございます。
今のところとても満足しています。今後の展開はわかりませんが(^^;

FDS8958AはフェアチャイルドのPch-NchデュアルFETですね。Nchは+7A/オン抵抗0.040Ω、Pchは-5A/オン抵抗0.080Ωですか。自分の覚書用にデータシートhttp://www.fairchildsemi.co...を貼っておきます。
単価60円は安いですね。現品comは利用したことがないのですが、電子工作が得意な方の間ではメジャーなのでしょう。ラジカンミニクーパーで昇圧基板+ドライバのFET化をされている方(リンクhttp://www.mars.dti.ne.jp/~...)も現品comでFSS212を入手されたようですし。
1注文5品目まで、送料と手数料の合計が800円というのと、素人には探し物は難しいという点が、わたし的には厳しいです。

後輪ロックはそのとおり実験です。
モーターとてロック状態ではただの電線ですから、危険を承知でやってみました(笑)
走行中に同様の事態が起きたら、すくにアクセルから親指を離しましょうってことで。

  • kyu

 Mini-ZのMOS-FETをSi4562DYにすると、電源ONと同時にラッチアップする場合が多く、モータが最大回転で回りっぱなしになる事がよくあります。その点、内部抵抗が若干高いFD8958Aですと3段積みでも問題ありません。
走行感も、4562は非常にピーキーな感じを受けますが8958ですと全体的にパワーが出るようなので、狭いコースでは逆にタイム的には早くなるようです。
もっとも直線10mほどある京商コース(パンチカーペット)での話しですが。
 現品comが復活して、先日初めて注文しました。個数制限があるので悩みましたが、とりあえず最初ということでいろいろと注文しました。早い話がネットジャンク屋?的な部分のある所ですので、部品取り品などは注意が必要かもしれません。
いずれBlogにも載せるつもりですが、1WのLEDが取れる?というMacToolのミニライトを3個注文しましたが、肝心の1WのLEDは2個死んでいました。3個でやっと1つ再生できたという有様で、非常に高いものにつきました。これは最悪という話で。
 しかし、他の四角のLEDや超高輝度白色LEDなどは非常に格安なので重宝しますし、FD8958Aは他では入手が難しいので、店の選り好み以前の問題があると思います。

 後輪ロック状態ですと、モータのコミュテータが焼ける場合もあるので、非常に危険です。衝突して動かなくなったらアクセルOFFが唯一の回避方法ですね。

ラジカン改造コーナーを楽しく拝見させてもらってます★
1つ質問させてもらいます。
http://www.geocities.jp/mimiin/tips/fet/fet.html
を参考にFETモータードライバを組まれたらしいのですが、1kΩはどのような理由で取り付けたのでしょうか?よかったら返信お願いします。

  • ラジカン大好き

>ラジカン大好きさん

こんにちは。コメントに全然気付かず、遅レスですみません。

>1kΩはどのような理由で

7年も前のことでもはや忘却の彼方、ぜんぜん思い出せないです。
ですがたぶん、Actions Semiconductor「TX2C ATS302T/RX2C ATS302R」のデータシートに載っているtypical application circuitを真似してみたんだと思います。

なお今更ですが、この記事でいじっている回路はいまいちだった気がしますよ。FETを使うよりもトランジスタを張り替えるほうがオススメです。

  • kyu

返信どうもです。

いまいちですか、残念です。にしても、ブログの内容が濃い!いや濃すぎるので凄く楽しく拝見させてもらってます。

  • ラジカン大好き

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