最終更新: 2015/10/12(Mon)16:18

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201111/2700:23

CyoiPointConvバージョンアップ(Googleマップ連携)

CyoiPointConvというのは、PNDで遊ぶ(9)登録地点ファイルをPCで編集するで紹介している自作スクリプトです。ちょいNAVI AK-CND333用につくった、登録地点ファイルをPCで編集できるCSVと相互変換するものです。
ちょいNAVIの測地系は日本測地系(TOKYO97)で、Googleマップに使われている世界測地系(WGS84)とは異なります。CyoiPointConv自体には測地系の変換機能はありませんので、手計算などで世界測地系を日本測地系に変換後CSVにしてから、CyoiPointConvを通す必要がありました。

10月末に行ったツーリングで、信号で集団から分断されてしまった後、宿の場所がわからずにしばし迷走してしまったわけですが、事前にGoogleマップで調べた座標を日本測地系に変換するのを忘れてそのままちょいNAVIに落としてしまったのが原因でした。約400m程度ズレてしまうのだそうです。目標地点が草津温泉街の真っ只中で込み入った場所だったため、完全にロストしてしまいました。その節は失礼しました>N村さん

Googleマップの経度緯度情報を書き出して利用する方法としては、PNDで遊ぶ(11)Googleマップのルート案内で作成したデータをちょいNAVIで利用するで書いたとおり、GMapToGPXを使ってGPX形式にするのが一般的なようですが、ブックマークレットを使ったりとこれはこれで結構面倒でして、正直なところ存在すら忘れていました。

さて、前からあったのかもしれませんが、Googleマップに「マイプレイス」という機能があるのについ最近気づきました。マイプレイス > マイマップと下っていくと、作成したマイマップをKML形式でローカルに保存するインターフェィスがあります。

★マイマップをKML形式でダウンロードする
KMLというのはGoogleEarthで利用できるXMLファイルです。特別なブックマークレット不要で、単純にダウンロードできます。これを使わぬ手はありません。

ダウンロードしたKMLファイルをCyoiPointConvに流し込めるように整形するためのKML→CSV変換ツールを作り始めたのですが、どうせなら測地系も変換したくなり、別スクリプトにすると手順が面倒だと感じたので、CyoiPointConvに機能を統合することにしました。GoogleマップからダウンロードしたKMLファイルをドロップすると、測地系を変換したCSVを生成するというものです。

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201105/1222:39

PNDで遊ぶ(11)Googleマップのルート案内で作成したデータをちょいNAVIで利用する

実地テストの結果、道案内をナビ任せにすると、目的地には到着するもののとんでもない経路をたどることになりそうだということがわかりました。まったく知らないところへ行くのならまあ仕方ないですが、ある程度知っている道の場合は、経由地を細かく指定して自分の思い描いているルート取りをするようにナビに教え込んでやるのがよさそうです。

ちゃんと目的地の決まっているツーリングの時は、事前にGoogleマップで経路の検討をすることが多いです。いままではGoogleマップの「ルート・乗換案内」で経路を自動生成し適宜修正して、紙に印刷して持ち歩いていました。紙地図は便利なんですが、そこそこ大きい縮尺にしないと文字がつぶれてしまうため300kmくらいの行程だと結構な枚数になってしまうのと、タンクバック内の地図をめくるのが大変でした。これをちょいNAVIにやらせてしまおうという魂胆です。

全体の流れとしては 1)Googleマップで経路を作成する→ 2)なんらかのテキストデータに書き出す→ 3)CyoiPointConvで読めるCSVに変換する→ 4)CyoiPointConvで地点登録ファイルにする→5)ちょいNAVIに読み込む→ 6)ちょいNAVIで中継点付のルートデータにする ということになります。結構手順が多くて面倒ですね。なので、できるところはなるべく自動化します。

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201105/0800:02

PNDで遊ぶ(9)登録地点ファイルをPCで編集する

地図上で選んだ場所に名前をつけて登録できる登録地点メニュー、普通のナビには必ずついている機能です。もちろん、ちょいNAVI AK-CND333にもその機能はあるのですが、なんとびっくり漢字の入力ができません。社用車のトヨタ純正ナビに慣れきっていた自分には、相当なカルチャーショックでした。使える文字はひらがな、カタカナ、英数字のみ。変換ボタンを探してしまいました。

漢字が入力できないのはブロードゾーンの迷WANも同様のようです。で、世の中には偉い人がいるもので、迷WANの登録地点ファイルをPCで編集するためのソフトが公開されています。KEY's True Native NotesMayoPointEditor2です。
ひじょーに高機能でとてもよくできているソフトですが、残念ながらちょいNAVIでは利用できません。当たり前です。

でも、PNDで遊ぶ(7)で紹介したカーナビ(AK-CND555)によると

BZN-350とは全く異なった形式になっていますのでMayoPointEditor2が使えませんでしたが、ファイル形式を調べたところ迷WAN 512MB登録地点ファイルと似た構造だったのでperlで変換スクリプトを書いてPOI形式から変換して使っています。

すばらしい。perlの変換スクリプトも公開されています。ちなみにちょいNAVIの登録地点は
\ResidentFlash\Navi\User_Japan\USERREGDATA.DAT
に記録されています。
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【2011.05.27追記】
2010年春版地図では
\ResidentFlash\NAVI\User_Japan\RegisteredInfo.bin
です。
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幸いにしてうちのPCにはperlがインストールされていましたので、しばらくはこのスクリプトで迷WANのPOI形式ファイルを変換して使わせてもらっていましたが、これはこれで使いにくい部分もあります。

1)ちょいNAVIの登録地点には、登録地点名とあわせて場所を入力するフィールドがあるが、POI形式にはない。
2)ちょいNAVI本体で登録した登録地点情報を吸い出すすべがない。
3)POI形式のファイルを正にしないとならないため、ファイルの二重管理が面倒。

ないものはつくるしかないってことで、ちょっとしたコンバータをつくることにしました。

素人プログラマがまともなアプリケーションなんてつくれるはずも無いので、簡単なスクリプトレベルのものでお茶を濁します。
過去にASP(ActiveServerPages)の開発をしていたときに覚えたVBScriptを使いました。VBScriptの利点は、開発環境に特別なものがいらないこと、Windowsの載っているPCなら特別なにかインストールしなくても動作することの2点でしょうか。
テキストファイルの体裁を整えたりExcel形式へ変換したりなんてのはよくやってますので、簡単にできるだろうとたかをくくってました。実際はバイナリの入出力と浮動小数点数の扱いがわからず四苦八苦しました、ハイ。

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