RFYリヤサスの塗装
分解完了したので再塗装に移ります。
白いスプリングはあんまり好きではないので黒く塗り直しますよ。
そのまま上から塗るとすでにあるサビが浮いてきて残念なことになるので、まずはサビの処理も兼ねて塗装を剥離します。
もともと塗られている塗料はちょっと特殊。硬化しても柔らかいビニールのような塗料でした。伸び縮みするバネなので変形で塗装が割れないようにとの配慮でしょう。
最終更新: 2019/10/16(Wed)23:20
自作と修理を愛するブログ。トイラジ、電子工作、ボルティー、NucleusCMS 、いろいろゴソゴソやってます3Dプリンター / 3Dスキャナーも -kyu-
分解完了したので再塗装に移ります。
白いスプリングはあんまり好きではないので黒く塗り直しますよ。
そのまま上から塗るとすでにあるサビが浮いてきて残念なことになるので、まずはサビの処理も兼ねて塗装を剥離します。
もともと塗られている塗料はちょっと特殊。硬化しても柔らかいビニールのような塗料でした。伸び縮みするバネなので変形で塗装が割れないようにとの配慮でしょう。
さあどんどんバラしていきましょう。
全体的な構造はよくあるタイプのリザーバータンク別体式。分解の方法も例のカヤバのサスとほとんど変わらないと思われます。
RFY 製リアサスペンションのほとんどはエンドアイ部分が別部品。コの字型やロング、ショートなど様々なバリエーションに換装できる構造なので、寸法だけならかなり汎用があります。ネジ部分は M16 ピッチ 1.25。細目ネジですね。エンドアイだけでなくロックナットもアルミ製でした。ちょっと力をかけただけですぐに工具の傷がついちゃいます。アルミ素材そのものが柔らかい感じ。
前オーナーはできるだけケツ上げにしたかったらしく、ギリギリ限界まで伸ばした位置にセットされていました。ネジは 1d 以上つまり最低でも直径と同じ長さは噛んでいないと危険ですよ。M16 なので 16mm くらいはねじ込みましょう。
なおゴムブッシュに合わせてあるカラーは内径φ 12 の鉄製でした。ボルティーにはそのまま使えます。
KATANA250 の KAYABA 製純正リアサスをリペアして使う計画は流してしまいました。取り付けて走ってみたら、リアの接地感が薄くて怖くてたまらなかったので、ほどなくノーマルに戻してしまったのでした。何気にもう 6 年も前になります。
峠の下りでは開けられない曲がらないの連続でほとほと懲りてしまいました。バネレートが合ってないのが一番の理由と思われます。車重がだいぶ違う。
あらためて調べてみると、乾燥重量は KATANA 250 が 160kg に対してボルティーは 125kg。35kg って、小学生の子供をタンデムしてるくらい違います。
加えてサスの角度。KATANA は結構レイダウンしてますがボルティーはどちらかというと直立に近い。サスが仕事をするストローク領域が違うんでしょうね。
レイダウンキット的なもので対応することも検討しましたが、スイングアーム側のマウント部分を後ろにずらすにはチェーンカバーの取り付け部が邪魔だし、フレーム側で対処すると逆にケツアゲになっちゃいます。全長で 25mm 延長はちょっと無謀でしたね。
で、外して室内でずっと塩漬けにしてあったブツを、捨てるくらいなら幾らかでも回収できれば良いと、思い切ってオクに出しました。
意外にも結構いい値段がつきました。ありがとうございます。おかげでリアタイヤを新調する資金がでました。
さて、やむなくノーマルに戻したリアサス、状態は変わらず悪いわけです。バンプラバーは消失、バネといわずダンパーボディといわず、いたるところがサビだらけ、エンドアイのゴムブッシュは変形したまま。小汚いので見た目もいけてません。懲りずにまたオクで出物を物色しはじめました。
前回のエントリで書いたとおり、ひび割れて変形していたフロントタイヤ はショップで交換してもらいました。チューブも換えて工賃込み 13800 円。リアタイヤはスリップサインが出ている「だけ」だったので見て見ぬふりをしてきました。
最近は土日ともなると必ずどこかへ出かけてます。有言実行です。今シーズンはたくさん乗るんです。もっぱら近所の山へ行ってます。
で、先々週のリアタイヤがこちら。
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