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自作と修理を愛するブログ。トイラジ、電子工作、ボルティー、NucleusCMS 、いろいろゴソゴソやってます
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200508/3123:12

100倍

久々にピレリストラトスを引っ張り出して電流値の測定をしました。あらためてピレリストラトスの状態をおさらいしてみますと

電装: リレーチューン。コイル定格3Vの2cリレー「DS1E-M-DC3V」使用
バッテリ: ニッケル水素単三×2
モーター: パワーダッシュ
減速比: 7:1
タイヤ: (F)ラジ四駆レストン黒 (R)ミニ四駆ノーマル
サス: 前後ともに樹脂バネ式
重量: 215g

こんなところです。
メイン基板からリレーにわたっている配線にテスタを割り込ませて計測してみました。車体は手で押さえてモーターロック状態です。結果は 60mA をマーク。なんと100倍です。あちゃー。

ちなみにDDコンの抵抗を56オームに変更してみましたが、大差はありませんでした。
やっぱりこのDDコンに問題がありそうです。

ちょっと不思議な現象が発生しました。メイン基板にいっているGNDケーブルをはずして電源ONしたところ、送信機をいじっていないにもかかわらず後進方向にモーターが回りだしたのです。これはなに?

200508/3022:57

テスト結果

二日連続で昼休みテスト走行ができましたのでその報告から。
予想通りなのですが、期待していたような加速力は得られませんでした。前回のテストに比べるとだいぶマシですが、壁に阻まれて最高速に達しないのは同じです。減速比が低すぎるのか … いやいや、リレーではもっと鋭い加速ができたはず。だからこの減速比にしたのです。

お詫びをひとつ。DDコンの電流値の話です。本機のDDコンはツェナーダイオードとトランジスタで構成した簡単な回路です。
DDコン回路図
抵抗R5の値を変えることで出力電流を変化させることができます(電圧は3.6V固定)。当初は180Ωでしたがうまく動かなかったので390Ωに変えました。前者が1A、後者が2Aのつもりでした。
…まじめに計算してみるとぜんぜんウソでした。

1Aのときは56Ω
2Aのときは38Ω
3Aのときは29Ω
4Aのときは24Ω

これがホントです。

では、390Ωにするとどうなるのか。計算ではマイナスの電流が流れることになります。
もちろんそんなことはあり得ないです。
180Ωより390Ωのほうがいいということは、メイン基板には電流を流さないほうが調子がいいことになります。
…電気素人ぶりを暴露する結果になってしまいましたね。
ドノーマルのラジカンでどのくらいの電流が流れているのかを測定してみるのもテかなと思います。

朗報をひとつ。以前から問題になっていたステアの左右差の原因が判明しました。何の気なしにリアタイヤを両輪接地させてからフロントを下げていくと、片輪だけ先に接地、フロントサスが効いてもう片方の前輪が接地したのです。フロントとリアのサスペンションが適度に沈み込んでくれたため、ぱっと見ではわかりませんでした。つまり、四輪の接地圧がバラバラだったというわけです。
どうやら自作のTバー(?)リアサスを取り付けている座がゆがんでいたのが原因のようです。モーターユニット側なのかシャーシ側なのかはなんともいえません。シャーシ側が怪しいのですが、サスプレートの取り付け面はほぼオリジナルのままでそれほど手を加えていません。
ひとまずはリアサスプレートをネジって取り付けるという強引な技で対処。今までの苦労がウソのようにコントローラブルになりました。

コーナーでフロント跳ねまくりです。タイヤとサスペンションのセッティングをつめなければ。

200508/2622:34

計測会

クルマ(本物)の車内に持ち込んでスピード計測をすることにしました。というのも、深夜に強烈な爆音を立てるとカミさんに怒られてしまうからです。今現在は深夜というほど遅くもないのですが、振動は隣近所に響きますから仕方ないところです。

改めて基本スペックを。減速比は 5.06:1 、モーターはパワーダッシュです。モーターの適正負荷での定格速度からすると速度は 22.25km/h 。ちなみに同仕様で2セル+リレーチューンのときは 18km/h でした。

スピードチェッカーに車体を載せてアクセルオン。これまでとはまったく音が違います。言葉で表現するのは難しいのですが、例えるなら「しゅー」が「ぎゃーん」になったと言えばいいでしょうか。安定したところで計測開始。

29km/h

おおっ。自己最高記録更新。

昨日の抵抗変更は正解だったと思われます。つまり、メイン基板に供給する電流をある程度とってやらないとダメらしいということですな。
もうちょっとがんばれば30km/h台も夢ではなさそうです。

室内に戻って重量計測。こちらはまったく音がしないので問題なしです。
前回の測定時はこのストラトス、単3×2セル+リレーチューンが施されている状態で 211g でした。
単4とはいえ4セル載せて、しかもドライバ関連のデバイスのおかげでかなり増えているのではと覚悟していましたが、結果は 213g 、+2gの増加ですみました。なかなかいいところ。

ああ、コースで走らせてみたい。

200508/2523:24

DDコン電流値変更、そしてボディ装着

DCDCコンバータは、出力1Aを想定して製作したのですが、抵抗値を180Ωから390Ωに変更することで理論値2Aの電流を取り出すことができます。メイン基板に供給している電流が小さいために期待する出力が得られないような印象でしたから、これを換えてみることにしました。
パワフルになったような気がしますが、定量的に測定はしていません。

いずれ試行錯誤が終わったら、回路図と配線図をまとめようと思ってます。

最近特に思うのは、本物の単車でもそうですが、レストアや改造ばかりしていてちっとも走らせないのはよろしくないということ。トイラジだって走ってナンボですよ。で、明日は走行会といきたいところですが、残念ながら午後から出張なので昼休みサーキットはお休みです。

ドライバ基板を下から見る
大容量の電解コンデンサをあきらめたかわりに大きめのスライドスイッチをつけました。配線の引き回しもこれで決まりだと思います。

久しぶりにボディを取り付けてみましょう。どうやら6月の終わり以来、およそ二ヶ月ぶりのことです。
本来のボディマウントは、前2、中央1、後2の計5本のネジ止めでした。後ろの2本はリアサスを組んだ時点で使えなくなっていましたから、二ヶ月前までは3本で固定していました。しかし、今回の電気チューンの結果、中央のネジも使えなくなってしまいました。
ところがところが、電池を左右振り分けにしたおかげでシャーシがちょっと幅広になり、ボディは電池に無理無理はめ込むような構造になったおかげで、ネジを使わなくても割合かっちりと固定できるようになりました。ただ、衝突などの衝撃でどうなってしまうのか、ちょっと不安ではあります。

ランチア・ストラトス アリタリアカラー 斜め正面
ランチア・ストラトス アリタリアカラー 斜め後ろ
やっぱりストラトスはかっこいいですね。

200508/2300:05

0.6mA

抵抗を2.2kΩに変更。電流値は0.6mAになりました。増幅率だけを考えるとこれでモーターには約5Aの電流が流れることになります。
しかしながらこれはあくまでも理論値。ためしにモーターをプラズマダッシュに換装してみたところ、まったく起動できませんでした。
ともかく、パワーダッシュであれば前回よりはいい感じで走行できそうです。明日は走らせてみることにしましょう。

自作のDDコンが流せる電流が少なすぎるような気がしています。もっと効率よく降圧する方法を検討するべきですね。たとえば3端子レギュレータとかインバータ方式とか。また調べモノの毎日が続きそうです。

正直なところ、そろそろ電気関係は一区切りにしたいです。車体関係をいじっていたほうが楽しいので。

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