ウインカー内部の加工
ボルティー用15WバルブをSRのウインカーに組み込むとセンターずれしてしまうことと、ポジションランプ用LEDの配置の都合から、バルブソケットのステーを新造することにしました。
思ったよりも手強かったのでだいぶ時間がかかってしまいましたが、なんとか形になりました。
まずは手持ちのアルミ板(A1050P)を切り出します。厚み0.5mmなのでカッターとはさみで大丈夫。
最終更新: 2023/07/28(Fri)22:35
自作と修理を愛するブログ。トイラジ、電子工作、ボルティー、NucleusCMS 、いろいろゴソゴソやってます3Dプリンター / 3Dスキャナーも -kyu-
ボルティー用15WバルブをSRのウインカーに組み込むとセンターずれしてしまうことと、ポジションランプ用LEDの配置の都合から、バルブソケットのステーを新造することにしました。
思ったよりも手強かったのでだいぶ時間がかかってしまいましたが、なんとか形になりました。
まずは手持ちのアルミ板(A1050P)を切り出します。厚み0.5mmなのでカッターとはさみで大丈夫。
ポジションランプの発光部を組み込むために、SR純正ウインカーをばらしてみました。
実はこのウインカー、前後左右があります。根元の取り付けボルトが長いものがリヤ、短いものがフロント、メッキ部分をラバーマウントに固定している六角ボルトが上、ナットが下です。ハーネスの線色も左右で異なります。
オレンジのレンズはナベ小ネジM3×30(全ネジ)2本で外せるのですが、ウインカー4ヶ中1ヶだけが、どうしてもネジが取れません。そうこうしているうちにネジの頭をなめてしまいました。この時点でなにか嫌な予感。CRCを浸透させてから叩いてみましたがまったく歯が立たなかったので、ネジの頭をキリでもんで無理やり外してしまいました。
なんと、メッキのボディはダイカストです。いまどきのバイクはほとんどがプラスチック。重いわけです。さすがSR。抜けなかったネジは、ボディの内部に侵入した雨水で錆び付いていたのでしょう。
ボルティーのウインカーは15Wですが、SRは21W。このままだとウインカーリレーも交換要なのでバルブだけ移植するのが簡単。しかしこのバルブが外れない。どうやらここも錆びているようです。ソケットやらゴム部品やら総バラシしてCRC攻撃の末、なんとか分解できました。
前述の回路図に従いユニバーサル基板に実装しました。
もうちょっとコンパクトにまとめたかったのですが、FETが大きめでしたのでこんなとこです。違うものを選べばよかったかも。
メーターの照明に始まって、光モノに対する興味がふつふつと沸きあがってきている今日この頃です。
車幅灯、いわゆるポジションランプについてちょっと調べました。道路運送車両の保安基準 第34条に規定されていますので、詳細を知りたい方はそちらをご覧ください。以下に述べるのは自分なりの解釈です。
車幅灯はバイクには原則不要です。ただし付けていても問題はありません。
そもそも車幅灯の意味合いは、対向車に対して自車の幅を知らせるためのものなので、テール側にはつけてはなりません。「つけてはならない」とは規定されていませんが、後方に照射できる橙色の灯火に車幅灯は含まれていません。
また、方向指示器つまりウインカーを作動させている場合、ウインカーが点滅している側または両側の車幅灯は消灯しなければなりません。
さて、ボルティーにポジションランプをつけるとして、なにをどうすればいいのか。
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