車幅灯(ポジションランプ)の考察
メーターの照明に始まって、光モノに対する興味がふつふつと沸きあがってきている今日この頃です。
車幅灯、いわゆるポジションランプについてちょっと調べました。道路運送車両の保安基準 第34条に規定されていますので、詳細を知りたい方はそちらをご覧ください。以下に述べるのは自分なりの解釈です。
車幅灯はバイクには原則不要です。ただし付けていても問題はありません。
そもそも車幅灯の意味合いは、対向車に対して自車の幅を知らせるためのものなので、テール側にはつけてはなりません。「つけてはならない」とは規定されていませんが、後方に照射できる橙色の灯火に車幅灯は含まれていません。
また、方向指示器つまりウインカーを作動させている場合、ウインカーが点滅している側または両側の車幅灯は消灯しなければなりません。
さて、ボルティーにポジションランプをつけるとして、なにをどうすればいいのか。
まずは光源。フィラメント式のダブル球にするつもりは毛頭ありませんが、ウインカーを完全にLED化するのも気が引けます。照度だったり半減角だったりハイフラ対策のリレーだったりと、なにかと面倒です。追加するポジション球のみLEDにして、ウインカーは従来のシングル球をそのまま使うのがよさそうです。
ウインカーと連動してポジションランプを消灯するには二種類の方法があるようです。もともとこの機能が内蔵されている車種のハンドルスイッチを流用する方法と、リレーなどで電気的に消す方法。前者はメカ的で直感的にわかりやすい方法ですが、左のハンドルスイッチをごっそり交換する必要があるかもしれないことと、流用できる車種を調べるのが結構大変そうです。例によってグーグル先生に聞いてみると、割合簡単な回路で半導体リレーが作れることがわかりました。
今は昔、中免とって初めて所有した単車はGB250クラブマンⅠ型(シングルシートがないだけのメーカーフルオプション仕様)だったわけですが、一番最初に替えたのがでかくて黒くて四角いウインカーでした。もう忘れてしまいましたがアルミボディの砲弾型にしたような気がします。ハーネスの引き回しで苦労した覚えがないので、GBにはもともとダブル球のポジションランプがついていたのでしょう。
「時代は巡る」ってことですかねぇ。でも当時との決定的な違いは、家にいながらにしていろいろな情報が手に入ることですね。
コメント
2件のコメントがあります
>ボルティーにポジションランプ
どのような物なのか調べてみましたが、
実体配線図ばかり出てきて、ばっと見て回路が
今いち理解できないという有様でした。
どうして回路図を描いてくれないのかなぁ;;;
(検索した3つが3つとも実体図が違っていたりして
これで本当に動いたのか不思議でしたが)
2接点リレーで、追加した左右のポジション球を切り替えているというのがやっと分かりました。
>追加するポジション球のみLEDにして、ウインカーは従来のシングル球をそのまま使うのがよさそうです
こちらはポジション球をLEDにするので、電流がしれていますから、これならトランジスタ2個と若干の部品で動作しそうですね。
次の記事に回路図載せてみました。見てみてください。