出力ギヤの修理と強度アップ
- カテゴリ: カスタマックス4×4
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最終更新: 2009/11/17(Tue)00:16
自作と修理を愛するブログ。トイラジ、電子工作、ボルティー、NucleusCMS 、いろいろゴソゴソやってます3Dプリンター / 3Dスキャナーも -kyu-
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昨日の作業の成果があまりにも劇的でうれしかったので、ナックルの整備に手を出しました。だいぶ前からガタが気になっていました。
覚悟はしてましたが開けてびっくり。黒い樹脂部品の削れはともかく、Dカットされている金属シャフトがだいぶ寂しいことになっています。いわゆるクリープですね。
本来はベアリングの内輪とシャフトは一体で回転するものですが、何かの加減でスキマができてしまったりするとこの写真のようになります。ベアリングの内径は研磨されてピカピカ、対するシャフトは銀色の粉だらけ。シャフトがやせたのもありますが、与圧を充分にかけていないのも一因ですな。
毎日1パックずつコンスタントに消費しているカスタマストラトスですが、あちこちだいぶ消耗してきたようです。
ステアをチョンといれるだけで即スピンって時は、なにかがおかしくなりつつある前兆。ギヤ周りからいやな音がしはじめてきたのもあって、リアまわりを完バラすることにしました。
作業中の写真はありません。あしからず。
評価に時間がかかってしまいました。再度結果報告です。
2パック走らせたところで、ニュートラルに戻りにくくなってきました。バネかその周辺のどこかが折れたかと思い、ドキドキしながら開腹。
圧入した紫8Tがちょっとだけ飛び出してしまっているのがわかるでしょうか。ギヤの端面がケースと干渉して、結果としてギヤ全体の動きが渋くなってしまったようです。
2009.10.27追記 タイトルを変更しました。
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結果報告です。
3パック走らせましたが、歯の欠けはありません。
しかしながら、時々ステアが戻らないことがあります。
再度バラしてよくよく確認すると、歯のかみあいが浅すぎて、場所と力のかかり具合によってはロックしてしまうことがあるようです。
調整と動作確認の際、ろくにモータによる負荷をかけてみなかったのが敗因ですな。
オリジナルのM0.4で9T/24Tの場合、軸間距離は(9+24)×0.4÷2= 6.6mm。
M0.5で手持ちの歯車からチョイスしたのは8T/16T。この場合の軸間距離は(8+16)×0.5÷2= 6.0mm。たかだか0.6mmとあなどったのがまずかった。モジュール0.5の歯たけは1.0mmですから、4割しかかみ合っていないことになるのです。ちゃんと負荷をかけてみたところ、歯飛びもおきたりしてぜんぜんダメでした。
軸間距離をいじるのには相当な覚悟と度胸が必要で、さらに失敗する確立が非常に高いです。
では、軸間距離を変えずにすむ最適な歯数は?
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