クランクケース内減圧(その2)
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クランクケース減圧バルブを取り付けて、都合300kmほど走行してみました。正直言ってこんなに変わるとは思ってもみませんでした。
最終更新: 2023/07/28(Fri)22:35
自作と修理を愛するブログ。トイラジ、電子工作、ボルティー、NucleusCMS 、いろいろゴソゴソやってます3Dプリンター / 3Dスキャナーも -kyu-
クランクケース減圧バルブを取り付けて、都合300kmほど走行してみました。正直言ってこんなに変わるとは思ってもみませんでした。
次のネタとして、巷で流行っている「クランクケース内圧の減圧」にチャレンジしてみます。原理や効果についてはググってもらえばわかりますのでここでは割愛。
会社のクラブのニンジャ乗りがエキパイから導いた負圧を利用する強制減圧方式を採用しています。「めちゃめちゃ具合いいっスよ~」とのことで気になっていたのですが、流石にエキパイに溶接加工するのは自分ではできないので、強制ではない方式、クランクケースとエアクリーナーボックスを繋いでいるブリーザーパイプにワンウェイバルブをはさむ方式でいってみます。ちなみに負圧で引っ張るのをアクティブ、クランクのポンピングを利用するのをパッシブとも呼ぶみたいですな。
パッシブ式は、市販品だとクランクケース内圧コントロールバルブとかレデューサーとか呼ばれているものです。
流用自作派の間ではトヨタ純正部品のPCVバルブを利用する方法がメジャー。他にもKTM純正部品の流用という手もあります。
市販品の中ではトヨタのPCVバルブが一番安価ですが、残念ながら我が家のヨツワは日産とスズキですので購入するすべがありません。トヨタ部品共販では車検証が必要とか必要ないとか…。
さて、必要なのはただの逆止弁。大別すると二通りの方式があります。流路の途中にボールまたはコマのような形の弁を設けるタイプと、2スト用のリードバルブのようなタイプです。前者がクランクケース内圧コントロールバルブ、後者がレデューサーになります。
自作派のなかには、ボールバルブを機械加工で一から削り出しでつくってしまう強者もいるようですが、ボールの径や重さなどのパラメータを決定するためには試行錯誤が必要。構造上の問題で高回転時の追従性が悪いとも、冬季に凍結して逆に内圧が上がってエンジンを壊してしまうことがあるとも聞きます。
対するリードバルブ方式は、完全自作するのは難しいです。
ってことでAISバルブを改造して利用することにしました。
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