最終更新: 2023/07/28(Fri)22:35
自作と修理を愛するブログ。トイラジ、電子工作、ボルティー、NucleusCMS 、いろいろゴソゴソやってます3Dプリンター / 3Dスキャナーも -kyu-
プラズマダッシュ装着後の試走結果ですが、コントローラブルとは程遠い結果になってしまいました。どうやらプラズマダッシュに電気をほとんど使われてしまっているようで、アクセルを入れているとステアがほとんどききません。加速もちょっとまどろっこしい感じです。前言撤回、セルを増やすべきでしょうか。
昨晩は各部バラして微調整をしました。
まずリアシャフトのガタ。ミッションボックスとミニ四駆標準のハトメ軸受けの間にはアルミテープを貼ってあったのですが、だんだん削れて穴が広がってきていましたので再度貼りなおしました。
リアタイヤの位置をちゃんと測ったところ左右で1~2mmずれていたので、サスプレートの穴位置を微調整。ミッションボックス内部の板ナットの形状もよくなかったようです。これがステアの左右差の原因かも知れません。
ギアのバックラッシが強すぎる感じですが、ひとまずそのままです。
フロントサスはもっとやわらかくするために、ピアノ線サスをアッパーフレームの止めネジと共締めするように造り替え。ピアノ線サスの全長が伸びる分でやわらかくなるだろうとの読みです。フロントアームのピンと穴のすり合わせも行いました。
リレー交換ではスピードチェッカー計測値18km/hで変化なしでしたので、プラズマダッシュを実装しました。
結果、20km/hを達成できました。
理論値は
25000rpm × 1/5.06 × 60 × (30/1000000)km ×3.14 = 27.92km/h
なので効率は71.6%ということになります。
これ以上スピードを突き詰める場合、あとは配線やら電池やらの内部抵抗を低減するか、セル数を増やすくらいしかテはないわけです。
でもスロットカーやミニ四駆とちがってこれは「ラジコン」ですから、スピードばかり追いかけてコントロール性を失ってしまってはもともこもありません。しばらくは車体の完成度を上げる作業に集中する予定です。
ただ、リレー化してあるので基板に直接高電圧をかける心配がないため、セル数を増やすのは簡単です。特に単四3セルは電池ボックスのスペース的にも有利でしょう。
ナックルの上ピンにアルミテープを巻き、かつ、フロントホイールベアリングのナットを締め加減にして与圧を上げてみました。ともにフロント周りのガタを少なくするためです。
直進安定性が高まるはずですが、同時にコーナーリング時の挙動にも好影響が出ることを期待しています。
リレーを組み込みます。
まずは下ごしらえ。リレーにダイオードを直接ハンダ付けします。
ダイオードが思ったより大きくリレーの足の間隔よりも長かったためちょっと難儀しました。この写真にはありませんがリレーのコイルと並列にもうひとつダイオードを入れます。これがないと「みー」と甲高い音が出ます。
取り付け場所はほぼ同じ位置ですが、今までのリレーに比べて外形寸法が大きいので、タイトなストラトスのボディをかぶせるためにはシャーシーを切り欠く必要があります。ニッパとカッターでざっくりと行いました。
切り欠きに瞬間接着剤でリレーを固定し本体配線を引き回して完成です。配線はもう一回り太いものにしたほうがいいかもしれません。
文字で書くとこれだけのことですが、今回の作業は結構難航しました。一番の失敗は配線を間違えているのに気づかずに電源投入し、基板を破壊してしまったことです。
赤丸のトランジスタ(?)から発煙。完全に動かなくなってしまいました。ああ、貴重な基板が(涙)。ステアは動くので、破損した部品だけ交換すれば復活できるかもしれません。ただ、この部品の品番がよくわかりません。
以前部品取りに購入したフェアレディZ33の27MHzの基板に交換しました。これで基板のストックはおしまいです。送信機もずいぶんくたびれてボタンのクリック感が薄くなっていたため、同Z33の27MHz仕様を使うことにします。
些細なことですが、持ち運びの際に使っていたシャーシーを固定するベースが使えなくなってしまいました。ラジカンの「カン」たる所以のケース使用をあきらめるか、なにか違う方法を考えるかしないといけませんね。
【2005.06.26追記】
シャーシ固定ベースのツメ部をカットしたら何とか使えるようになりました。
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