ステアギヤを強化する(その3)
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評価に時間がかかってしまいました。再度結果報告です。
2パック走らせたところで、ニュートラルに戻りにくくなってきました。バネかその周辺のどこかが折れたかと思い、ドキドキしながら開腹。
圧入した紫8Tがちょっとだけ飛び出してしまっているのがわかるでしょうか。ギヤの端面がケースと干渉して、結果としてギヤ全体の動きが渋くなってしまったようです。
最終更新: 2023/07/28(Fri)22:35
自作と修理を愛するブログ。トイラジ、電子工作、ボルティー、NucleusCMS 、いろいろゴソゴソやってます3Dプリンター / 3Dスキャナーも -kyu-
評価に時間がかかってしまいました。再度結果報告です。
2パック走らせたところで、ニュートラルに戻りにくくなってきました。バネかその周辺のどこかが折れたかと思い、ドキドキしながら開腹。
圧入した紫8Tがちょっとだけ飛び出してしまっているのがわかるでしょうか。ギヤの端面がケースと干渉して、結果としてギヤ全体の動きが渋くなってしまったようです。
2009.10.27追記 タイトルを変更しました。
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結果報告です。
3パック走らせましたが、歯の欠けはありません。
しかしながら、時々ステアが戻らないことがあります。
再度バラしてよくよく確認すると、歯のかみあいが浅すぎて、場所と力のかかり具合によってはロックしてしまうことがあるようです。
調整と動作確認の際、ろくにモータによる負荷をかけてみなかったのが敗因ですな。
オリジナルのM0.4で9T/24Tの場合、軸間距離は(9+24)×0.4÷2= 6.6mm。
M0.5で手持ちの歯車からチョイスしたのは8T/16T。この場合の軸間距離は(8+16)×0.5÷2= 6.0mm。たかだか0.6mmとあなどったのがまずかった。モジュール0.5の歯たけは1.0mmですから、4割しかかみ合っていないことになるのです。ちゃんと負荷をかけてみたところ、歯飛びもおきたりしてぜんぜんダメでした。
軸間距離をいじるのには相当な覚悟と度胸が必要で、さらに失敗する確立が非常に高いです。
では、軸間距離を変えずにすむ最適な歯数は?
前回の続きです。
たまに右ステアが切れなくなってしまいました。静止して左に切り、すぐに右に切ると問題ない。こりゃだめだってことで、フロント周りを総バラシすることにしました。
ステアが「時々」切れなくなる現象は、ほぼ間違いなくこの状態だろうと踏んで、ステアリングモータAssyを分解します。ビンゴでした。同じところ、3段目小歯車が一枚歯こぼれしていました。
このギヤ、9Tで歯先円直径φ4.4なのでモジュールは0.4。スペースの都合でモジュールが小さいのも破損の一因だとは思いますが、アンダーカットで歯元が薄いのが強度不足の最大の原因だと思います。正転移歯車とかにできなかったのでしょうかね。まあ、転移歯車は設計上、軸間距離とかあわせるのも面倒だし、そもそも想定している外力がぜんぜん違うのでしょうから仕方ないとはおもいます。
残念ながら、手持ちのストックにはもうこの二段歯車はありません。さてどうしよう。これのためにもう一台買うのもいかがなものか。根っからの貧乏性のわたしは、破損したパーツや使えそうもないものなど、いろいろなガラクタを捨てずに溜め込んでいます。数台分のカスタマからとったモジュール0.4の歯車群を眺めることしばし。まずはだめもとで二個イチを試してみることにしました。要は、24T/9Tの二段歯車をつくればいいわけです。
久しぶりにカスタマネタです。というのも、久しぶりに思いっきり走れる場所ができたのです。
インドアで絨毯のひいてないそこそこ広い場所って、体育館とか倉庫とか、一般の所ではなかなか少ないですよね。ところがつい先日、手狭になったため勤め先が引っ越しまして、設備も機械もまだまだ少ないまま。まさにうってつけの状態なわけです。はい。
ラジカンストラトスのボディを載せたショートホイールベースのカスタマは、こんな状態でお蔵入りしていました。どこをどういじったのかすら忘れてしまっていて、バッテリーをどうやって入れるのか、しばらく悩んでしまいました(苦笑)。
簡単におさらいすると、常時ターボ化、2SA2014/2SC5567にパワーダッシュの組み合わせで、ノイズ対策は受信基板に積層セラコンの追加のみです。タイヤはバクシードのディレッツァスポーツZ1。あとは各部ベアリング化と電飾の追加ってとこでしょうか。
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