USB卓上扇風機
今年の夏は例年よりずいぶん暑い気がします。
我が家のネットワーク機器は(新築時に大工さんにつくってもらった)壁のへこみの中に納まっているのですが、買って一年くらいのスイッチングHUBが逝ってしまいました。たぶん熱のせいでしょう。この壁のへこみ、宅内の配置の関係でIH調理器の真裏にありまして、その影響も少なからずあるのでしょう。
うちに来るスイッチングHUBはどれも受難で、近所に落ちた雷の誘導雷でお釈迦になったこともあります。このときは悲惨で、HUBにつながっていた地デジテレビも基板交換になりました。PCが無事だったのは不思議です。
この一件で懲りたのでサンダーカットを導入。テレビのアンテナ線とコンセントにも雷対策を施して一安心していたのですが、まさか他にも「熱」という敵がいたとは。
しかたないので近所の家電量販店で1400円くらいのしょぼい5ポートスイッチングHUBを購入。壁のくぼみには大工さんにつくってもらった目隠しの扉がついているのですが、ひとまずこの扉を取り外して排熱をよくする方向で対策しました。
ろくに動作確認しないまま夜を迎え、みなが寝静まった後で、対外的には書斎といわれている二畳一間の作業部屋へ。PCの電源を入れると「ネットワークケーブルが接続されていません」との表示。あれれ。
スイッチングHUBを確認するとPOWERランプが消えている。ACアダプタのDCジャックを揺するとついたり消えたり。だけど接触不良というわけでもなく、POWERオン→リンクアップを試みる→不安定→シャットダウン→だんまりで、どうも初期不良っぽい感じでした。
翌日、購入した販売店にレシートとともに持ち込み、不具合の再現を確認のうえ代替品と交換してもらいました。
もしまた壊れたら、次回はメタルケース・内蔵電源のちょっと高いやつにしようと思う今日この頃。
さて、わたしの作業部屋は北西の角部屋で、窓は二面にありますが空調の類はまったくありません。冬は寒く夏は暑い、日本の四季を肌で感じることのできる風流な部屋です。
夏対策で導入したのはUSB卓上扇風機。二、三年前にホームセンターで購入したもので、当時千円くらいだったと思います。USBと乾電池の2電源タイプで、羽根は青い軟質発泡シート製。これがまたうるさいだけでぜんぜん涼しくないわけです。
加えて今年のこの暑さ。もういいかげんだめだ、ちゃんとした扇風機を買おうと思いつつ、一年のうち半分以上は寝ているものを数千円も出して入手する気にもなれずにいました。一年のうち半年以上動かせないという点では単車も同類という噂も聞こえてきますがそれはまた別問題です。
ということで、とりあえずUSB卓上扇風機を改造してもうちょっと涼しくできないかということが今回の記事の趣旨なわけです。前置き長すぎです。