オーナー(わたし)は忙しい忙しいと言っているにもかかわらず、毎日昼休みのお供として酷使され続けてきたわがXMODSストラトス、やっとフルメンテすることができました。電池交換以外でボディを外すのは実にひと月ぶりになります。
ちなみにアルミパイプを切った貼ったして製作したユニバーサルカップですが、その後二度ほど作り直して今にいたっています。最初のものはDカットしたシャフト部分が短すぎてベベルの穴を傷めてしまったのでボツ、二度目はカップ部分に差し込んだシャフトが浅すぎて、ドッグボーン勘合用の溝のところから破断してしまいました。三度目のものはどうやらうまく動いています。分解するのはこのユニバーサルカップをつけて以来ということですね。
フルメンテといっても特に難しいことをするわけでもなく、完全にバラしてひたすら掃除です。開けてみて驚いたのがタイヤの削りカスと堆積したホコリ。タイヤのカスは妙に粘っこくて、軽く拭いただけではとても落ちませんでした。
ベアリングはすべて外しZippoオイル漬けにしてシェイクシェイク。Zippo製洗浄オイルはすぐに真っ黒になってしまいました。
組み立て時は各部に注油。揮発性の高いオイルは流れ出してしまうので油膜を形成できず役不足ですが、手軽さからついついスプレーしてしまいます。ちなみになぜかCRC556ではなくWD-40を愛用しています。100円ショップ製シリコンオイルはべたべたしていまいちでした。
バラし始めてから組み立て完了するまで2時間半もの時間を要してしまいました。それだけ汚れがひどかったということです。
作業の前後で明らかに駆動系の音が変わりました。ギャンギャンうるさかったのがウソのように静かに。例えるならシュルシュルといったところでしょうか。
機械モノのコンディション管理にはメンテナンスが重要なのだなぁとあらためて思うのでありました。