モーターの取り付け
電子的舵角改善で抵抗を追加しましたが、モーターの取り付けに支障があることがわかりました。抵抗はポテメに直接ハンダ付けし熱収縮チューブで絶縁を施してあったのですが、モーターのエンドベル側のシャフトと干渉しそうな勢いだったのです。偉大なる先人の皆さんのほとんどは「ホイールベースS」ではなかったのですね。よりスペース的に辛い選択をしてしまったわけです。
抵抗は基盤側に移設し取り回しの自由が利くように細い線材を使いました。この線、エレキ屋さんが基板の改造に使っていたものを失敬したもので、屈曲性、耐久性ともにグッドです。カスタマにラジカン基板を移植したときにも使用しました。
標準のモーターマウントは、ピニオン側のみだと横方向へのガタが大きく、駆動力がかかるとモーターが斜めってしまうことがわかりました。エンドベル側のモーターマウントはプラ板から切り出そうかとも思いましたが、少々削った標準品を使用することにします。
干渉しているのはモーターマウントの下ヘリと基板。ビスを締めこむと基板を下に押しやってしまい、結果、基板に実装されている部品がセンターシャフトをロックしてしまいます。これに気づくのにかなりの時間がかかってしまいました。
センターシャフトはあちこちと干渉します。基板のカバー(=モーターの取付部)、モーターマウントの下の切り欠きも怪しいです。なにしろ、干渉している部分は様子を見ながらひたすら削ります。
ピニオンと平ギアのバックラッシは、モーターマウントの取り付け部で調整します。ゼロではギヤは動きませんしあまり大きくしすぎると歯先だけでかみ合うので主に耐久性の面でよろしくありません。モーターマウントの座をヤスリで整形。また、平ギヤの歯の角がデフギヤのハウジングと干渉していたので、双方ともに少々面取りしてあげます。
標準外のホイールベースSにはさまざまな問題がありますね。