サンディングツール
単純で単調な作業は道具を工夫して乗り越えましょう。ってことで、偉大なる先人の知恵を拝借することにしました。電動歯ブラシを改造して電動ヤスリをつくるのです。
つくり方はあちらこちらで解説されてますので割愛。オリジナルはうさPハウスの相田氏 ( @usa_p_house ) によって考案されたようです。2002年12月とのことなので、いい意味で「枯れた」ツールなんですね。クレオスもホビー用としてほぼ同じ構造のものを市販化しているくらいです。
残念なことにオリジナルでオススメされていた「クレストスピンブラシ」は廃盤商品です。600円くらいで手に入ったようですがもう入手できません。電動歯ブラシ、現在の主流は超音波式とか単純な振動式などばかりなんですね。今購入可能な円形ヘッド揺動式は Braun 一択。余談ですがひげ剃りは Braun を30年来愛用しています。
近所のドラッグストアやホームセンター、スーパー、家電量販店など数店まわってみましたが、Braun の電動歯ブラシは充電タイプが押しのようです。3000円くらい。いやちょっと高いなぁ。乾電池式は実売900円くらいのはずですがどこにも売っていません。仕方ない、通販で購入。
思っていたよりは動作音が静かですね。百均の改造リュータはとてもじゃないけど夜中に使えませんが、これなら問題ないです。長いこと使っていると青いところが加水分解でべたべたになりそうwww
毛を抜いて、スポンジタイプの両面テープで耐水ペーパー貼り付け。確かに丸く切り抜くのが面倒ではあります。
恐る恐る使ってみました。
おお、これはいい。スポンジタイプの両面テープのおかげで曲面への追従性もよいです。逆に広い平面は苦手かな。まあそういうとこは従来の当て木でできますね。
削っている最中は相手もブルブルしているので、まめに手を止めて削り粉を払いながら、確認しながらやると良いかもしれません。
これは使えるということで、さらなる省力化のためダイソーのクラフトパンチを導入。直径12mmの丸が打ち抜きでつくれます。両面テープ付きの耐水ペーパーをバンバン量産しておきます。
替えのヘッドを用意してペーパーの番手によってヘッドごと交換するというのが世の主流のようですが、純正交換用ブラシは結構高いです。2Dプリンタのインクのような消耗品ビジネスですね。格安のサードパーティ品も出回ってます。
自分の工程的に、ペーパーの番手をくるくる替えて削るということはほとんどないと思われるので、ひとまずは都度耐水ペーパーを張り替えることで対応します。何かのついでがあったときに、格安の替えブラシ購入しますかね。
さあこれでダンバインの製作もスピードアップ間違いなし…か?
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