最終更新: 2009/11/17(Tue)00:16

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破損ギアの交換とフルメンテ

駆動ロス低減のため、あちこち削ったりベアリングを入れたりという調整・改造を施してきたわがカスタマ、実はステアの駆動部まわりは分解すらしたことがなかったのにお気づきでしょうか。
4セルの影響からか、ラジカンに比べてカスタマのステアはかなり力強いです。ニュートラルに戻すバネも強いです。ではその駆動部の仕組みを見ていきましょう。フロント周りの分解もあわせてご覧ください。

シャーシ前部
アッパーシャーシを外した状態です。この状態で(1)ステアリングモーターユニットAssyが外せます。
ステアリングモーターユニットAssy
モーターは差し込まれているだけなので簡単にはずすことができます。
ステアモーター
ラジカンは特殊なボビンでステアを駆動していましたが、カスタマでは汎用モーターを使っています。「FF-N209N-10190 N375701 MADE IN CHINA」と書かれています。ちょっと調べてみましたが、性能や特性などについてはよくわかりませんでした。シャフトについているピニオンはモジュール0.5ではありません。
ギアボックス分解
ユニット左右のつめを開きぎみにして引っ張るとギアが分解できます。
ピニオンを除くとギアは3枚。2枚は共通で、出力ギアについている出っ張りがステアリングロッドのミゾに勘合して駆動力を伝える仕組みです。予想通り、破損していたのはこのギアでした。
破損したギヤ
出力ギアが一箇所歯こぼれ、その相手の小歯車にいたっては残ってるほうが少ないという状況です。原因は定かではありませんが、ドリフト主体の走り方だとかなりの負担がかかっているのでしょう。またラジカン基板にしたことで、モーターに供給されている電圧/電流が過剰なのかもしれません。カスタマノーマル基板との比較測定をしていないのでわかりませんが。
ギアを交換して一件落着です。

バラしついでに各部のメンテナンスも決行。要は分解・清掃・給脂・再組立の繰り返しです。
室内の比較的条件のいい場所でしか走行させていなかったにもかかわらず、あらゆるところがホコリまみれ。ベアリングは一度外して脱脂後給油します。ホイールナットがかなりゆるんでいることもわかりました。さらに前輪ホイールのD穴が広がってきていました。これもまたドリフトの影響でしょう。
できればスペアホイールや硬度の違うタイヤの発売が望まれるところ。3月には新車種の追加とオプションパーツ「カスタマニア」が発売されるらしいので楽しみです。

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