復活の時
- カテゴリ: カスタマックス4×4
- 投稿日時: 2006/10/16(月) 01:07:54
いじりすぎで死んでしまったカスタマックスオンロード。その後、受信基板を三個イチにしたりと悪あがきを続けるも断念、しばらく放置していましたがやはり気になります。基板のために新車を買ってもその他の部品がジャンクになってしまいもったいないので、最後の手段をとることにしました。タイヨーママーズに頼み込んで基板のみ譲ってもらうのです。問い合わせはメールでしましたがとても丁寧に対応していただきました。ホントありがとうございます。
早速これまで検討してきた内容を反映しました。
まずモータードライブ用トランジスタの換装。SANYOの2SA2014/2SC5567を採用しました。パッケージサイズがノーマルとまったく同じで、Ic=9Aの優れものです。データシート(PDF)
エリスショップにて見積後発注し入手しました。本来はプロ向けのWebショップですが、個人も相手にしてくれますし小口購入もできるのでお勧めです。
Hブリッジの前進側のみ交換し、後退側はノーマルのままとしました。長時間バックに入れることはほぼないとの判断です。決してトランジスタがもったいないからではありません(うそです)。
受信基板のパターン面には2SC5567をとりつけます。前進側はQ6、青いケーブルがついているほうです。
同じくRX2実装面には2SA2014を取り付け。Q4を交換します。茶色のケーブルのほうですね。
また、RX2のすぐ右隣にあるJ1を取り外してターボを無効にし、チャタ対策としてRX2の2ピン(GND)~14ピン(VI1)に0.01μFの積層セラコンをとりつけました。
基板は本来の場所に収めることもできるのですがメンテナンス性と熱対策のため空中配線です。このクルマは走らせる場所が室内限定なので問題ないのですが、ピックアップは完全オフロード仕様を目指す予定なのでちゃんとしないといけないですね。
モーターは新品のパワーダッシュ、ノイズキラーは青い積層セラコン0.1μFとしました。電池はNEXCellを搭載。
ちょっと走らせた感じからすると、すべてがうまくいっているようです。チャタもない、前進と後退で明らかに回転数が違う、Trもさほど熱くならない、ステアを入れてもパワーが落ちない等々。明日走れるかな?
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コメント
3件のコメントがあります
復活おめでとうございます。改造もOKのようですね。
全く調べていなかったので、元のトランジスタとコンパチブルで容量の大きな物があるのは知りませんでした。
同じであれば、半田付けにも苦労しませんね。
あとはバック用のトランジスタが燃えない事を願うだけですが。
カスタマ復活おめでとうございます。
Trは、2014/5567を採用されたとのこと。
私は、Rohmの在庫がまだまだあるので試せないでいます。
一連のチャタリング対策のその後ですが、実験途上における仮組み状態では、良好な結果が得られていましたが、配線類をぎゅうぎゅうとシャシ内に収めていくと、効果が薄れる傾向にありました。
バッテリーからの給電配線&モータへの出力配線といった動力系とアンテナ線は、極力離すことが大事なようです。
基板そのものをシールドしようかとも思ったのですが、なかなか名案が浮かばず・・・
トランジスタはずいぶん前に入手していました。かっちゃんさんのWikiにもあるとおり、とあるBBSの発言を参考にさせていただきました。2SA1834/2SC5001も見積もり依頼したのですが入手できなかったです。実は死蔵していた2SA1887/2SC5000も一度つけてみたのですが、電源のプラスマイナスを間違えて基板そのものが死んでしまったため効果は不明のままです。
本日ちゃんと走らせることができました。以前とは見違えるような走りです。トランジスタもほんのりと暖かくなる程度でまったく問題なし。壁に激突しても極力バックさせないようにしています(笑)
ピンオンは10Tでは速すぎるようで、8Tにしました。今度はタイヤのグリップ力が気になりだしました。
チャタについてはまったく問題ないです。ただ以前の検証のときはバッテリがほとんど逝きかかっていたのがチャタの最大の原因ではないかと思っています。現にNEXCellでも20分ほど走行させると急にカチカチがはじまります。