ボディの加工
- カテゴリ: カスタマックス4×4
- 投稿日時: 2006/11/06(月) 23:59:03
ラジカンストラトスのボディをカスタマ改シャーシーに取り付けるべく加工します。
ノーマルラジカンのボディマウントはタッピンネジ5本による固定で、ボディには取り付け用のボスが立っています。もちろん不要なのでニッパで切り飛ばしました。
フロント下面にはディスプレイ台に合わせた四角いくぼみがあります。ここを利用してはめ込みのメスをつくります。
シャーシー前端にはMini-ZやXMODSと同様のオスをつくります。
バッテリーカバーの側面下はボディに合わせて斜めに削ります。
ボディ側面内側に、バッテリーカバーに引っ掛ける突起をつくりました。
続いて電飾です。なにはともあれフロントライト周りをバラします。
なかなか凝ったパーツ割なのがわかるでしょうか。この構成はそのまま踏襲してLEDを白に変更します。光漏れが懸念される裏側はシルバーに塗装しました。
電流制限用のチップ抵抗が載った基板に四連ライトポッド用のLEDが取り付けられています。ラジカンは2セルでLEDは黄色なので、抵抗の定数は要変更です。用意したLEDはφ3の砲弾型で順方向定格電流20mA、電圧3.4Vのものでしたので、抵抗は62Ωとしました。ちょっとオーバードライブ気味です。実は当初、100円ショップで入手できる鍵穴を照らすためのライトを買い集めたのですが、φ5のLEDはスペース的にどうやっても無理でした。いずれ別の使い道を探すことにします。
テールランプはレンズをクリア部品に置き換えてLEDを仕込むことにします。
かつて型取/複製といえばシリコン型とプラキャストやレジンでするものでしたが、今回のように量産の必要がない部分に使用するには初期コストがかさみすぎます。武藤商事が販売している「型取くん」と「プラリペアクリア」もメジャーですが(サイト)、単車の用品販売で有名なデイトナの小分けキットでも、型取くん840円、プラリペアクリア1680円と値が張ります。
そこで、型取りには模型系のサイトで話題の「おゆまる」を、充填材にはホームセンターで入手できる二液混合型エポキシ接着剤を使ってみることにしました。
おゆまるはダイソーで入手。文房具扱いで紙粘土などと同じ棚にあります。使用方法や説明は先人のサイトを参照していただくとして、手軽に精密な型ができたのにはちょっと驚きました。色は白っぽい透明で、型取り時に原型に密着していない部分が確認できて便利です。なにより何度でもやり直しがきいて、待ちの時間が短いのが気に入りました。
充填材はコニシのエポクリヤー。粘度が高いためA液とB液を混ぜる際にどうしても細かい気泡を巻き込んでしまうのが難点です。硬化後はホントに無色透明になります。経年変化で黄変しないことを祈りましょう。ちなみに実売で500円ほどでした。
複製したレンズの裏にアルミテープを貼り、表面はクリアレッドとクリアオレンジで塗装しました。エッジ部の仕上げがいまいちうまくいかなかったのは、完全に硬化する前に加工してしまったためでもあり、自分の腕のせいでもありです。
LEDはφ3で、レンズ部が赤いプラスチックの安価なものを使用。テール部にあけた穴に差しこみ表面を平らに削ってレンズと密着させます。上半分はウインカーなので穴はもっと下にあけたほうが良かったですね。抵抗はチップ部品の手持ちがなかったので1/4Wの通常品です。
コネクタは大量に余っている純正のモーターコネクタを利用。パワーオンで常時点灯としました。
写真が多すぎの割に記事の内容が薄いですね(苦笑)。次回は完成報告の予定です。
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コメント
1件のコメントがあります
あれから、百均を見るたびに店に寄っていますが、こちらでは「おゆまる」を扱っていない様子でした。
地域によって仕入れに差があるのでしょうかね。
以前、「型取りくん」でライトポッドの複製を作りましたが、「おゆまる」も同等の品のようですね。
プラリペアクリアで、レンズも複製してみましたが、液体と粉の量の調整が微妙なようで、液体大目で攪拌しつつ粉を入れるという技にたどり着くまでが大変でした。
おかげさまで、綺麗な透明のレンズ(当たり前か)が出来ましたが。
ただ、プラリペアは液体の匂いが物すごいので、体調が悪いときにはこたえます。
今後はエポキシがよさそうですね。