最終更新: 2014/08/31(Sun)17:11

自作と修理を愛するブログ。トイラジ、電子工作、ボルティー、NucleusCMS 、いろいろゴソゴソやってます
3Dプリンター / 3Dスキャナーも -kyu-

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200603/2322:52

フロントのガタはこうやって

キングピンの穴を小さく
フロントのナックル下、シャーシ側の穴が大きすぎるがためにキングピンががたつくのはずいぶん前からわかってました。
改善方法は二つ考えられます。ピンを太らせるか穴を小さくするか。より簡単にできそうな後者にすることにしました。
ピンの太さはノギス計測でφ3.1だったので、気持ち大きめのφ3.2のキリで穴をあけたプラスチック板を貼り付けます。一旦パテなどで穴を埋めてあけ直すという方法もありますね。

ホイールを塗装してみました。やっぱりアリタリアカラーには黄色のホイールです。スポークのデザインがぜんぜん違うのはまあ目をつむりましょう。
ホイル塗装
なんか無意識に同じようなアングルからの写真になってしまいました。この角度がかっこいいからなのか、リア周りを見せたくないからなのかはご想像にお任せします。
なお、予想通りフルステアでタイヤハウスとフロントタイヤが干渉しましたので、ボディを微妙に削りこんであります。

走行させてみると、どうも格好悪い。リアが下がり気味なのですね。リアサスのバネを強くするか、最初からもっと縮んだ状態でセットできるようにするか。

前輪を両輪接地させて静かに下に下ろすと、先に右リアタイヤが地面にあたり、右リアサスだけがストロークして左リアが接地したところで止まります。つまり右下がりなんですね。さらに指先でタイヤをストロークさせると左のほうが強いように感じます。同じバネ、同じサスなんですけどね。これは成型の差でリンク比が違うのが原因。

そろそろリアサスとリアアームを本気でいじらないといけないようです。

200603/0522:31

定番電気仕事

電子的舵角改善とFETの換装を行いました。

まずは電子的舵角改善。フランスのフラグマンさんが考案した手法で、サーボのポテンショメータに抵抗を追加して基板をだまくらかすというもの。ikinari rc.さんが詳細を公開されています。
電子的舵角改善
サーボケースをバラしてポテンショメータに10kΩの抵抗をハンダ付け。熱収縮チューブで絶縁しました。作業自体は簡単ですが、自分では絶対に考えつきません。インターネットと有益な情報を提供してくださる方々に感謝です。ちなみにメカ的に干渉する部分は事前に作業済みです。

基板をあけるついでにFETも張り替えることにしました。XMODSノーマルでは「A1792」と書かれたチップが使われていました。これがNECのμPA1792だとすると、4.5V時のON抵抗36mΩ/54mΩ、電流+3.4A/-2.9AのデュアルMOS FETということになります。(データシート)
FET換装
ラジカンストラトス、カスタマックスインプレッサと同じく、ロームのSP8M4に交換しました。(データシート)

これまたついでなのですが、センターシャフトをアルミで作り直しました。
直径3mm長さ1000mm弱の丸棒がホームセンターで126円で買えました。カーボンシャフトも検討したのですが、入手性に難があったのでアルミ材です。材質は不明ですが表面の感じからしてA6063あたりの押し出し/引き抜き材かなと思います。直径は3mmよりわずかに小さいらしく、ベアリングにもスキマバメでしっくりと通りました。
鉄とアルミの重量比は1/3ですから慣性モーメントも1/3になりますね。

200602/2600:49

ランチア・ストラトス

ランチア・ストラトス
なんとかボディが載りました。ランチア・ストラトス'77モンテカルロ、グロスコートのMini-Zボディです。
Mini-Z AWDが存在する今となっては、わざわざXMODSシャーシに搭載する意味はあまりないですね。でもいいんです。自己満足の世界ですから。
ストラトスボディを載せるにあたっては、当初ラジカンボディも検討しました。こちらはまるはサンが実践されていますし、Mini-Zボディの実物を見てみたかったという好奇心もあってMini-Zに。

リアビュー
リアタイヤの引っ込み具合はこんな感じです。もうちょっとトレッドを広げたいところです。

サイドビュー
サイドビューです。もう一声車高を落としたかったのですが、フロントサスとボンネットが干渉したためこのあたりが精一杯でした。

フロントタイヤとフェンダーのクリアランス
タイヤとフェンダーのクリアランスはこんなとこです。舵角改善してめいっぱいステアを切ると、タイヤハウスとタイヤがちょっと干渉しそうです。

軽く走行してみましたが直進安定性と再現性はかなり良くなりました。ベアリング化のおかげですね。遅くてうるさいのは変わらず。またステアリングの切れ角も気になり始めました。さらにエアロアールシーノーマルタイヤではドリフトらしきことはまったく無理でした。
次にすべきはガタとり、舵角改善とFETの張り替え、モーターとピニオンの換装ですかね。モーターは最低でもオプションパーツのステージ2が必須ですがなかなか出物がありません。ステージ1を買ってピニオンだけ使う作戦で行きましょうか。モーターはイーグル製Mini-Z用のBB2かSRあたりか、または例によってミニ四駆のものか迷うところです。ちなみにピニオンはなかなか抜けないようなので道具を思案中です。

200602/1721:52

試走直前?

リアのワイドトレッド化の続きです。

純正オプションのホイールセットを入手するのもアレなのでノーマルを加工することにしました。表裏逆に取付てしまおうという魂胆です。ちなみにフロントホイールのオフセット量はちょうどいいかんじなので特にいじりません。

スポーク削り込み
スイングアーム(というかベアリングホルダ)と干渉しないように、スポークのハブに近いところをカッターで削りこみます。Zのノーマルホイールは6本スポーク。結構骨の折れる作業でした。デザインカッターのみではそれなりに限界はありますが、まあやってできないことはないというレベル。フライスがあればあっという間に終わる作業です。加工機械欲しいです。

タイヤ装着してボディを仮載せしてみると、だいぶマシになったもののまだタイヤが引っ込んだ感じになってます。まあひとまずこのくらいで勘弁しておきますか。

ボディマウントのリア側は、純正品に適当なスペーサーをかましてかさ上げし、ボディに接着することにしました。強度が必要な部分なので接着剤はそれなりのものを使うべきですが、在庫がないので瞬間接着剤とホットボンドのあわせ技です。かさ上げのスペーサーはジャンク箱の中で発見したダンガンのパーツ。削り仮組みまた削りの繰り返しで高さを合わせました。

さあ、やっと走れるかな。

200601/2423:27

トレッド

まずは定義について。ちょっと頭でっかちなお話になってしまいますがご容赦ください。

kyoshoさんのサイト「AtoZ用語集」 によるとこのように定義されています。
「クルマを正面から見た状態での、右タイヤの中心と左タイヤの中心との距離。フロント部とリア部で、この長さが違う場合もある。」
これに関連して「オフセットホイール」の項目を見てみると
「マイナスオフセットの場合はトレッドが広がり、プラスオフセットの場合はトレッドが狭くなる。一般にクルマの挙動はトレッドがひろいと安定感が増し、狭くなるとクイックになる。」

また、実車の用語集であるこちらのサイトではこう説明されています。
「左右のタイヤ中心部を結んだ幅。トレッドは広いほど左右の踏ん張りが利くようになり、相対的に重心位置も下がって安定感もアップするが、実際は車幅やタイヤ幅などで制限されてしまう。」

なるほどです。
なぜこんなことを紹介するのかというと、なにを隠そうXMODSの関連なのです。

アレのボディを載せようとしています。フロントの取り付け方法の見通しが立ってきたのでひとまず仮組みしてみたのですが、これがめちゃめちゃかっこ悪い。ワイドボディ独特のリアフェンダーのおかげで、リアタイヤが引っ込んでしまっているのです。
なんとかしてリアのトレッドを広げたい。そもそもZのホイールの形状もこのクルマには合わないので、このホイールのセンターハブを切り取ってアレに移植してしまおうかと思案することしばし。そこでふと思ったわけです。トレッドを広げるとクルマの挙動はどう変わるのだろうと。

ホイルベースをSに短縮しているので、かなりクイックになっているはずです。ならばトレッドを広げて安定感を増してやってもいいのかなと。かつワイドタイヤが履けると面白そうです。
XMODS用のワイドホイールまたはオフセットホイールなんてものはあるのでしょうか。ちょっと調べたところでは、純正オプションのXMODSホイールセット3のホイールで、内外を反対に装着できるものがあるらしいです。これを使うとメッキホイールでかつワイドトレッドになるとかならないとか。

さてどうしたものか。

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