最終更新: 2006/05/22(Mon)22:36

自作と修理を愛するブログ。トイラジ、電子工作、ボルティー、NucleusCMS 、いろいろゴソゴソやってます
3Dプリンター / 3Dスキャナーも -kyu-

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200510/2423:51

ビニテ

巷ではエアロアールシーのフロントスポイラーなどをビニテで製作するのが流行っている(いた?)ようです。写真だけならまだしも、実走行させるとなるとちょっと寂しい気がします。やっぱりパテなりプラ板なりでスクラッチすべきと思うのは元モデラーの性なんでしょうか。

今日の走行ではコーナーで横転しまくりでした。おかげでアンテナが折れてしまいました。フロントがグリップしすぎているためと思われます。ステアリングロッドに舵角を少なくするためのストッパーを付けていましたが、現在はつけていなかったのも原因の一つです。
まずはフロントタイヤのグリップを下げる必要があります。ここで登場するのが冒頭で話を持ち出したビニテです。
ビニールテープを巻いたフロントタイヤ
レストンスポンジタイヤをやめてミニ四駆標準のゴムタイヤに戻し、さらに中央に幅7mmに細切りにしたビニールテープを巻きました。レストンをやめたのはスポンジタイヤではテープが巻けなかった、ただそれだけの理由です。レストンに比べると外径が大きいのでちょっと格好悪いです。
ホントはテープ関係は使いたくありません。再現性に劣るからです。マスキングテープがよいという情報もありますが、見栄えが悪すぎます。で、妥協の結果がビニテ。黒いカッティングシートの方がいいかもしれないですね。
リアはレストンそのままなので、フロントに対してリアがかなりハイグリップの設定です。ただ、この車体には後輪の内輪差を吸収できるデフはないので、リアはちょっとすべり気味のほうがいい感じになりそうな気がします。まあ、デフについてはいずれカスタマとXMODSで。

200510/2421:06

モータードライバ回路図

今回製作したモータードライバの回路図です。
FET版モータードライバ回路図
回路図中、HブリッジはSP8M4を2つ使って構成しました。
バイポーラトランジスタの時のDCDCコンバータは使用しません。純正のメイン基板で「4セルだと燃える」といわれていたのはドライバのトランジスタです。そのトランジスタをすげ替えてしまったのですから、4.8Vを直接かけても大丈夫だろうという判断です。実際、RX2は電圧的には問題ありません。
上段PchのFETを駆動するために小型のNchのMOS-FETを使用しています。

試走の結果は上々。大変よいです。初めてリレーチューンに成功したときを思い出しました。でも挙動はそのときを上回っています。
加速はスムーズで壁の直前までふけきらないなどということもありません。これはリレーのときとほぼ互角。アクセルオフでブレーキがかかることはありません。SP8M4内部のダイオードがきっちりと仕事をしてくれている感じです。
さあ、やっと足回りのセッティングをつめられるゾ。

200510/2323:10

数値

スピードチェッカーと重量計による計測を行いました。
最高速28km

重量198g

最高速は4セル+トランジスタチューンの8月26日とほぼ同じ。重量は15g減と大幅に軽くなりました。
明日はの試験走行の予定です。

200510/2301:28

FETモータードライバの組み込み

ここのところ時間が取れずにいたのですが、やっと作業を進めることができました。

FETドライバ外観
ICB-010に部品を実装したところです。相変わらずハンダ付けが汚いのはご愛嬌。
懸念された表面実装のSP8M4ですが、ピン数が少ないこともあって思ったより簡単にできました。最初、ハンダ付けする位置を間違えてしまいましたが、ハンダ吸い取り線で慎重に取り外し、再度やり直して事なきを得ました。
最終的には電源ラインを繋ぎこむところにハトメを打って端子台替わりにしたり、RX2からの入力に抵抗をかましたりします。

メイン基板改造
メイン基板の下ごしらえです。
以前燃やしてしまったトランジスタを含む、Hブリッジのトランジスタはすべて取り外しました。シルク印刷だとQ6~Q9になります。無理に外さなくても問題ないかもしれませんが、なにか影響が出るといやなので取ってしまいました。
つまり周波数は40Hzに戻したわけです。

車体下面
モータードライバを車体に組み込んだところです。基板は車体へネジ止めしました。
青い線が電源のマイナス、赤が隣のスライドスイッチを介して電源のプラスへ。写真下の黄と橙は1kΩの抵抗をはさんでRX2の足に直接ハンダ付けです。写真上の黄と橙はモーターへ繋ぎます。
スライドスイッチのステーは適当な余りモノのプラ破片から切り出しました。
前回のトランジスタドライバではかなり太い線材を使ったのですが、あまりにも取り回しが悪すぎたため今回は少々細いものに換えました。

車体上面
メイン基板のある上面です。
モータードライバへの出力はRX2の足から直接とっています。橙が10番ピンで前進、黄が11番ピンで後進です。
ちなみに、モータードライバと繋ぐ前に、RX2の足から抵抗をかまさずに直接、アクセルオン時の電流を測ってみたところ、6mAでした。
RX2の隣にあるのはヘッドライト電飾用のコネクタです。

車体を斜め後ろから俯瞰でみる
まだ心配なので、モーターはパワーダッシュのまま。プラズマダッシュに換えていません。
自宅じゅうたんでの試走の感じだと、立ち上がりのトルク感やアクセルオン→オフ後の空走時間、どれをとっても今までで最高の出来栄えです。ただしちょっとSP8M4の熱が気になります。
後輪ロック状態でアクセルを入れっぱなしにしてみたところ、高温のため煙が出ました。多分ハンダのフラックスが蒸発したのだとは思いますが、あまり穏やかではありませんね。はたしてこれは放熱板程度のもので何とかなるのでしょうか。

200510/1900:43

FETモータードライバの実体配線図

FET版実体配線図
SP8M4を実装する側から見た図です。
SP8M4は中央に並べ、外側に2SK1132と抵抗を配置しようという魂胆です。
その場の雰囲気でジャンパーの飛ばし方などは変えるかもしれません。
モーターに繋ぐのは上の6番と8番、入力は下のゲートになります。
表面実装は初めてなのでうまくできるかどうか。これのために23Wの半田ごても購入済です。残念ながらダイソーにはなかったためホームセンターで調達。1000円しなかったです。

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