モグラタタキ(またはイタチゴッコ)
- カテゴリ: XMODS EVO TRUCK > 総組立
- コメント: 2件
機械モノの常識といえば常識なのですが、強度不足の部分を補強すると、別のところにシワ寄せがいくというのは良くある話です。例えば、古めの単車で、フォークのよじれを押さえ込むためにスタビライザをつけたら、スイングアームピボットのフレーム溶接が割れたとか。ああおそろしや。
自作の減速機構のおかげでトルクは27倍になっているわけで、いや、ギヤの効率が95%として3段減速だから85%、トルクは23倍強になっているわけです。STAGE2モータの元のトルクは不明ですが、まあ仮に15g・cmとしても、345g・cmくらいは出ている計算です。1cmの腕で350ml缶を持ち上げられるってことですよ、ハイ。
もちろん、もともとの開発者は、そんな桁違いのトルクがかけられることを想定して安全率を設定しているはずはないです。安全率を高くすれば部材費も上がりますからね。で、強度不足のプラ部品が歪み、シャフトの空回りやギヤの歯飛びなどにつながるわけです。