1/24 ダンバイン製作記 (13) - 関節の表現
お盆休み中に異例の速さで進行していたダンバインですが、国内外の出張など挟んで、案の定というか、通常のペースに戻りましたwww
で、ここでやっと関節部のオーラマルスに着手。工程的には溶きパテ~サフ処理より前にやっておくべきだったかもと思ってましたが、やってみたらこのタイミングで正解でした。
オーラバトラーって、生物感バリバリに仕上げるかアニメ調のロボットっぽくするか、解釈は人それぞれです。最近主流の生物感を全面に押し出す手法は、やりすぎるとただのバケモノになってしまいがちです。そもそも自分にはそんな腕はないわけで。なのでどちらかというとアニメ寄り、キットをお手軽にディテールアップしました的な方向を目指すことにしました。
劇中の設定ではオーラバトラーは、土着の生物の殻を装甲に、筋肉をアクチュエータに転用して、オーラ力という精神エネルギーを動力源として、半導体を使った電子制御と気合で動かすというとんでもないシロモノなわけです。
外殻は生物の殻を加工したものですが、期待する形状になるように押したり引いたり圧かけたり切ったり削ったりしているはず。革を蒸してなめして型押しして、古代の鎧をつくるような感じかなと。あくまでも人工物であって、そのままの形の生物ではないのですな。
殻、つまり装甲を外すとなかには人体模型チックなモンスターが入っているわけでもなく、フレームとアクチュエータと信号伝達用の電線と動力やらなんやらを送るパイプが張り巡らされているはず。膝裏とか腿の付け根とかに見えているのは、可動域の都合でカバーしきれなかったこれらの中身なのだという解釈です。
などとうんちくをたれてみたものの、オーラマルスは王道のつくり方で。エポパテを使います。可動モデルの場合は一工夫必要ですが今回は完全固定なので問題なし。