ダンバインの設定画で最も有名なのが、オーラソードを小脇に構えて顔だけちょっと左を向いたこの一枚です。
で、こちらがインストの写真。もちろん素組です。キャノピが開いているのでわかりにくいんですが、身体が向いている向きはほぼ同じじゃないかと。
いろいろ違いすぎるので他は無視して、肩にだけ注目してこの二枚の絵を比べてみます。
肩の先端が上に向かって張り出し過ぎなのは、格好良く見せるためのこの頃の流行りなのだと思われますが、個人的に一番気になるのは上腕が生えている場所です。キット素組だと、脇に近すぎると思いませんか?
ガンダムの肩、正面から見て台形の部分は単なる装甲なのであれでよいと思います。中に肩関節があって、それを覆うように被せてあると。でもダンバインの肩はガンダムとは根本的に違うような気がするんですよ。
腕を前から振り上げるときの回転軸と、上腕を捻るときの回転軸の位置が離れているように思えてなりませぬ。説明がしにくいんですが、肩アーマーと思われるパーツを外すと腕が一緒についてきちゃうと言えばわかるでしょうか。ある意味、後番組のエルガイムと似てるかも。
まあ、こんなものは主観だけの話なので、そうといえばそうだし違うといえば違うわけで。
設定画はあの一枚だけではありません。別の設定画、三面図もあります。こちらは前述の肩パーツが単なるアーマーになってます。
つまるところダンバインはみなこの三面図を基本に製品化されたのだと思われます。申し訳ないけどこの三面図のバランスは好きじゃありません。
…続きを読む>>