2011年初乗り
なんと衝撃的なタイトルでしょう。関東では桜が咲いているというのに、今年になってまだ一度もバイクに乗っていなかっただなんて。
春らしい朗らかな陽気だったこの日曜日、やっとクルマのタイヤを交換。もちろんスタッドレスをノーマルタイヤに履き替えです。クルマは普通車と軽の2台あるので、まあまあそこそこの仕事量でした。
タイヤ交換のときに必ずやることが二つあります。それまでついていたタイヤを水道水で洗うことと、足踏みポンプで空気圧の調整をすることです。
面倒だし冷たいしでできれば水洗いはやりたくないのですが、こびりついたブレーキダストはそのままほったらかしにしておくと錆の元になります。冬タイヤはテッチンホイールなのでなおさら。次シーズンに履き替えるときに手が汚れずにすむという利点もあります。
空気圧の調整はガソリンスタンドに持ち込めばナンてことはないのですが、そのガソリンスタンドへ行くまでの間になにかあったら目も当てられません。なので自分で入れます。
使っている足踏みポンプはかれこれ15年来の骨董品。ピストンロッドのところにだいぶガタがきてます。そろそろ新調しようかと思いつつ、キコキコがんばって8本入れました。
圧力計もこれまた15年来の品物ですが、こちらはまだいけそう。当然SI単位系ではないです。
タイヤの空気ってのは、ほっとくだけで結構抜けるモンです。規定2.2㎏/cm^2のところが1.5なんてのもざらです。うちのように年に2回は必ずタイヤを入れ替える地域はよいとして、ずっとノーマルタイヤの地方のひとは、空気圧の管理っておろそかになりがちなんじゃって、少々心配になってしまいます。
さて、午前中でクルマのタイヤ交換が終わり、昼飯までちょっと時間があったので、単車の空気圧も見てみようと冬装束を解いて玄関先まで押してきました。ブレーキパッドが軽く固着していて、周期的にキーキー鳴きます。
空気圧は案の定だったのでキコキコとポンピング。うっすらと埃まみれだったので、水を張ったバケツとウエス(ボロ布)で拭き掃除。で、遠目にはまあまあきれいになったところで、ちょっとエンジンだけでもかけてみようかなと。
単車の冬季保管方法
シーズンインの最初の始動はてこずることが多いです。どうやってもエンジンがかからないんです。セルの回しすぎでバッテリーが上がってしまうか、鬼キック100連発ってことになりかねません。
幸か不幸かボルティーにはキックはありませんので、バッテリーを使い果たした場合は押しがけしかないわけですが、車重が軽いと押しがけはやりにくいです。
やった本人がびっくりしているのですが、今回の冬篭りは完璧でした。
チョークはもちろん引きましたが、セル一発でエンジン始動しました。
いつもと変えたのは二点。バッテリーを外して室内保管したことと、キャブ内部のガソリンを抜いておいたことです。
バッテリーは単に外しておいただけではなく、月いちくらいで定期的に補充電してました。使った充電器は充電電流が極端に少ないもので、家庭用AC100Vでつなぎっぱなしにして丸2日くらいしないと満充電にならないようなシロモノです。
キャブのガソリンを抜いたのは確か今年になってから。メインコックをOFFにしてキャブのドレンを緩めて抜きました。今になって思えば、普段より臭いが強いガソリンが出たような気がします。ちょっと手にかかったのをほっておいたら、赤痒くなってえらい目にあいました。たぶんそれなりに変質してたんでしょうか。去年は10月の終わりぐらいで乗り納めだったので、早すぎるっちゃー早すぎる気がしなくもないです。
ともあれ、バッテリーの室内保管とキャブ内のガソリン抜きの効果はあったようです。
そして峠へ
昼飯のときカミさんから「どっか行ってくるの?」とのお言葉。この期を逃してはいつ乗れるかわからんとばかりに、昼飯もそこそこ、早々に支度して出かけることにしました。
特に目的地も決めずに出かけたのですが、なんとなく車の流れに乗って国道を走っていたら、よく行く峠道に向かっていました。
走りながら気になるのは新設の油温計。気温の15度くらいから始まってじりじりと上昇していきます。動作は問題なく視認性もよいです。心配していたノイズによる誤動作もなさそう。心配なのは温度で、サチる気配がまったくありません。
特に気合を入れて攻めているわけではないのですが、上り坂になると油温の上昇率も加速します。結局、最高で128度までいきました。
峠の向こう側に出て、国道を戻るのも癪だったので、次の峠へ。途中に電光表示板の気温計がありました。12度。油温計は相変わらず120度弱くらい。ってことは、真夏の渋滞では150度近くまで上がる??? 油温計をつけるとオイルクーラーを検討するひとが増えるってのは、よくある話ですなぁ。でも吸排気系はドノーマルなこのボルティー、ホントに合ってるのか?
二つ目の峠の頂上からちょっと下ってきたところで、107.5度でしたよ。で、周囲はこの写真の通り、雪が残ってました。道路には雪は無いんですが、雪解け水でウエットなコーナーがあちこちに散見されました。写真を撮った後急に寒くなってきて、そそくさと家に帰りました。
…ってことで風邪ひきました。咳がひどくてのどが痛いです。
(16280km)
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コメント
9件のコメントがあります
ほほう、奇遇ですな。私も4月になってやっと車のタイヤを替えました。
スタッドレスにネジがぶっささりパンクしてたので(TT)、パンク修理キットを購入して何十年ぶりに自分でパンク修理しましたよ。ついでに水洗いももちろんしましたが。
今年は冬の間に充電+結構弄っていたんでエンジン快調です。>Dトラ
東京は20度越える日が続いていますんで、ツーリングに向けて来週あたりから道志か奥多摩あたりで朝練開始です(^^;
こちらも最高気温は20度越えてるんですが、今朝の最低気温は6時で3度でした。山はもっと下がるはずなので、朝練はまだありえないスね。もっとも、暖かくなったとしても眠気には勝てない気がするけどw
道志も奥多摩も20年以上行ってないなぁ。相変わらずなのかね。
ちなみにDトラッカー、更に派手さを増してる気がするが気のせい? もっとでかい写真撮ってフォトアルバムに貼ってちょ。
生まれて初めて写真のアップしてみた。
脇の下から後ろを見る仕様なのね(^^;
mixiのコメントの仕方がよくわからんです。
ハンドル周りを中心にコチョコチョと弄ってました。ミラーは一応グリーンサムのブランド品?です。上につけるより視界はだいぶ広いんですが・・・視線の移動が大きくて慣れるまで視線が空振りしてます(^^;
タコメーターの位置は二転三転してあの位置に落ち着きました。ツーリング時はその右にナビもつきます!よく見るとシガー&USBソケットもついてたりします。
ヘッドライトはkyuさんに以前暗いと言われたので変更しました。Fウインカーの取り付け方法も変更して左右幅を増やしました。
次回会うときに採点してください(^o^)
道志は前回ツーで往復しましたが、道の駅道志が昔の西湘バイパスの国府津PAみたいな状態で、バイクいっぱいです。大型かハーレーばかりなのはどこでも一緒ですが(T_T)
奥多摩は10年近く行ってないのでわからんですね、私も。昔よく行ったラーメン食える食堂(?)はまだあるのかなぁ・・・?
だいぶご無沙汰しています。
盆地では、日中20度を超える日が続いていますが、お山の春はまだもう少し先のようで・・・
近所の地名がちらほら見られたので、嬉しくなって書き込んでみました。
いつか、OFF会でも出来たらなぁ。
息子とタンデムで行きますよ。
午前中の会議が長引いたので、遅い昼休み中です。
>かっちゃんさん
こんにちは。最近そちらのサイトの更新が滞っているようで、体調でもくずされたのかなと心配してました。
# 雑記帳、いつも楽しみにしてます。
10年ほど前そちら方面に在住のころは、韮崎ICのちょっと上から広域農道に入り、山の中をガンガン走って野辺山へ、141をちょっと流して小海リエックス、麦草、白樺湖でR20を帰るっていうのがお決まりのルートでした。またはR52の釜無川対岸を南下して清水まで行くとか。
20代のころには八王子在住だったので、たまに奥多摩有料とか道志とか行ってました。懐かしいです。
最近XJR乗ってます? 一度お会いしたいですね。カスタマ持ち寄りで。あ、うちのカスタマは屋内仕様車だった…
奥多摩周遊道路って、3月まで一方通行だったんですね・・・知らなかった(@ @)