整備日誌
今回の記事は完全に個人的な覚書です。
この三連休は、小学校の授業参観とイトーヨーカドーの5%オフに行ったくらいで、特にこれといったこともなく過ぎてしまいました。まぁ先週一週間が激務だったのでいい休養になってよかったと。で、三連休最後の今日、暇に任せてボルティーの通常メンテナンスを実施しました。まじめにメンテしたのは一年ぶりです。
このスイッチは非分解式ですが、カッターと精密ドライバーで慎重にカラを割ると内部構造にアクセスできました。シーソー式の結構凝ったつくりで、導電に影響のある部品は3点。リレーの接点に似たそれぞれが接触している部分は黒く酸化していました。#600の耐水ペーパーで磨き、30年もののタミヤの接点グリスを塗りこみ、プラスチックの摺動部分には同じくタミヤのチタングリスを塗布して動作良好。
続いてクラッチワイヤーのグリスアップ。なにかのついでで買った激安ワイヤーインジェクター315円台湾製を初めて使用しました。スプレーノズルを差し込む穴が開口していないのに気づかずちょっとあせりました。それよりなによりゴム部分のシールがいまいちでしたね。ヤマハ純正ワイヤーグリスが盛大に漏れまくってしまいましたが何とか完了。タイコとクラッチレバー根元のピンなども忘れずにグリスアップしました。
エアクリーナーボックスのドレンを抜き、内部の油分を拭き取り。ドレンは思ったほどたまっていませんでした。ブリーザーはあまり噴いていないのでしょうか。
ドライブチェーンが伸びていたので張りを調整。古いグリスをウエスで根気よくこすり落とし、BPのチェーンルブを塗布。ちなみにこのチェーンは、車体購入時に新品を組んでもらったものです。たぶんRKの一番安いやつでしょう。プレートは鉄色。
タイヤの空気圧を確認。びっくりするほど減っていたのでフットポンプで空気を入れます。フットポンプはクロガネ屋で買った安物を20年近く使っていましたが、ピストンロッドのガイド部分が長穴状に削れて壊れてしまったので、この春に新調しました。BAL(大橋産業)の「No.1921スーイスイフットポンプ」というヤツです。具合いいですよ。そろそろ新しいエアーゲージが欲しいなぁ。エアーゲージは学生の時分に買ったエーモンの安物なので、いかれてしまったフットポンプより長く使ってます。
最近タンデムの機会が多いので、リアダンパーのスプリングプリロードを一段強く。ノーマル状態よりも一段強くしていたのでこれで最強になりました。もうこれ以上強くできません。
シートについた汚れはアルコールで拭き、全体にミンクオイルを擦り込みます。果たして合成皮革にミンクオイルは効くのか? よくわかりませんがキレイになったのでよしとします。
タンクに張っていた自作ステッカーがへたってきていたので貼り替え。このステッカー、グラストラッカーっぽい感じを目指したオリジナル品で、同じものをたくさんつくってあります。一つつくるのも10ヶつくるのも、手間は変わりません。最後に、久しぶりにタンクにワックスがけ。ワックスは昔からシュアラスターの固形タイプを愛用しています。
ちなみにダンパーハブがちょっとへたり気味の様子。前回の交換から約2600km、早すぎです。乗り方が悪いのでしょうか。
午後になって、息子2号が乗せろ遠くへ行きたいというので、近場の湖まで出かけました。タイヤ、チェーン、リアサスの相乗効果で、ずいぶん乗り味が変わりました。やっぱり状態を維持するためのメンテナンスは重要ですね。
あと、後ろに乗せているのを忘れてしまうくらいタンデムがうまくなってきて、子供の順応能力というのはすごいなぁとしみじみ感じました。
ちょっと道を失敗して、湖に着いたときには日が暮れかかっていて、おまけに小雨もぱらつく最悪の天候。寒かった。自分のカッパを息子に着せて寒さを防ぎました。ゴメンよ。これに懲りずにまた付き合ってくれ。(本人はケロっとしてたけど)
(17724km)
Tweet
コメント
この記事へのコメントはありません