最終更新: 2019/10/16(Wed)23:20

自作と修理を愛するブログ。トイラジ、電子工作、ボルティー、NucleusCMS 、いろいろゴソゴソやってます
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201202/2601:20

磨きましょう、そうしましょう

自作油温計の取り付けやオイル交換のくだりでたびたびボソっていた、オイルフィルタカバーの腐食の件です。
納車時からその気配はありありだったわけで、ここまで放置してきたのは単に無精のなせる業。今回の冬眠期間はこれといって工作もしていないので、ブログネタづくりのためにちょっとやってみようかなという企画です。

★オイルフィルタカバー取り外し
これが取り外したオイルフィルタカバー。汚いです。特に文字周囲の腐食が激しい。この部品自体は防錆のためにクリア塗装されているわけですが、角張っているところはそもそも塗装がのりにくいので剥げやすいのでしょうね。塗膜が薄いのでちょっとしたきっかけで錆が進行してしまうんだろうなぁと思います。
ちなみにこいつを外すとオイルが漏れてきますが、寒くてオイルが硬いのか油分が下に落ち切っているのか、ほとんど垂れてきませんでした。

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201112/1823:32

カーボンリードバルブ

先週の話です。クランクケース内減圧バルブを教えてくれたクラブのひとに久しぶりに会ったので、あれはめちゃめちゃ具合いいねぇという話で盛り上がりました。
彼がニンジャにつけているのは強制減圧式。しかも効果の確認を定量的にするために、キーエンスのデジタル圧力計まで装備しています。セッティングの過程でバルブストッパーの曲げ角を変えてリフト量をいじってみたとき、リフト量を高くしすぎてステンレスのリードバルブが割れてしまい、代替品として2スト用のカーボンリードバルブ汎用品を使ってみたのだそうです。「結構あまってるんでよかったら使います?」断る理由がありません。

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201112/1023:27

冬眠

昨日朝の出勤時、白いものがチラチラと舞いました。残念ながら今シーズンのバイク乗りは終了です。冬眠のための作業を施しました。

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201110/2423:23

クランクケース内減圧(その2)

クランクケース減圧バルブを取り付けて、都合300kmほど走行してみました。正直言ってこんなに変わるとは思ってもみませんでした。

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201110/2023:16

クランクケース内減圧(その1)

次のネタとして、巷で流行っている「クランクケース内圧の減圧」にチャレンジしてみます。原理や効果についてはググってもらえばわかりますのでここでは割愛。

会社のクラブのニンジャ乗りがエキパイから導いた負圧を利用する強制減圧方式を採用しています。「めちゃめちゃ具合いいっスよ~」とのことで気になっていたのですが、流石にエキパイに溶接加工するのは自分ではできないので、強制ではない方式、クランクケースとエアクリーナーボックスを繋いでいるブリーザーパイプにワンウェイバルブをはさむ方式でいってみます。ちなみに負圧で引っ張るのをアクティブ、クランクのポンピングを利用するのをパッシブとも呼ぶみたいですな。

パッシブ式は、市販品だとクランクケース内圧コントロールバルブとかレデューサーとか呼ばれているものです。
流用自作派の間ではトヨタ純正部品のPCVバルブを利用する方法がメジャー。他にもKTM純正部品の流用という手もあります。

市販品の中ではトヨタのPCVバルブが一番安価ですが、残念ながら我が家のヨツワは日産とスズキですので購入するすべがありません。トヨタ部品共販では車検証が必要とか必要ないとか…。

さて、必要なのはただの逆止弁。大別すると二通りの方式があります。流路の途中にボールまたはコマのような形の弁を設けるタイプと、2スト用のリードバルブのようなタイプです。前者がクランクケース内圧コントロールバルブ、後者がレデューサーになります。

自作派のなかには、ボールバルブを機械加工で一から削り出しでつくってしまう強者もいるようですが、ボールの径や重さなどのパラメータを決定するためには試行錯誤が必要。構造上の問題で高回転時の追従性が悪いとも、冬季に凍結して逆に内圧が上がってエンジンを壊してしまうことがあるとも聞きます。
対するリードバルブ方式は、完全自作するのは難しいです。

ってことでAISバルブを改造して利用することにしました。

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