テールランプのLED化
軽い工作ってことで、テールランプのLED化をやってみることにしました。
この手の記事はWebにごまんとありますが、大量のLEDをユニバーサル基板に実装してレンズいっぱいいっぱいの面積に敷き詰めるタイプと、フィラメント電球とほぼ同じ形になるようにLEDを配置してポン付けするタイプ(電球型LED)に大別されます。前者は容易に照度がとれるのですが、拡散しないLEDのつぶつぶした光が目立ちやすく、いかにも感が否めませんので、基本的には後者の方法をとることにします。一般的には「LEDバルブ」という造語で表現されている品物です。
ボルティーのカスタムで真っ先に交換されてしまうことの多いこの純正テールライト。フェンダーからにょっきりと飛び出した形状が嫌われるようですが、ナンバー灯を兼ねたデザイン、これはこれで悪くないと思ってます。フェンダーに沿わせた小型のものだと、キャリア+トップケースがついている自車の場合は極端に視認性がわるくなってしまいそうですね。上半分にある丸い部分が反射板です。巷では電球だけ赤くてレンズ部が透明なクリアテール(ランプ)ってのが流行ってますが、その場合は別途赤い反射板がないと違反のようですよ。
このテールランプはナンバー灯も兼ねていますので、赤いレンズ下面には透明な窓がついています。フィラメント式のダブル球は18W/5Wで、口金形状はBAY15dです。
電球の位置は透明な窓に近い、だいぶ下の方です。前述の反射板の下に同心円状のレンズカットがありますが、その円の中心が電球の中心です。
内部に電球の光を反射集光するためのリフレクタはありません。テールライト自体のガワは大きいのですが、レンズと電球の間のクリアランスはそれほど大きくもありません。
さて、いつでも簡単にノーマル戻しができるように、切った貼ったの加工はできるだけしない方向で進めます。
バルブ(bulb) … 球根や白熱電球のような球形の形状のこと。自動車関連ではバルブ=電球という意味で使われることが多い。本来はLight bulbで電球の意。