タンデム用インカムの製作(5)マイクとスピーカーとマイクアンプの見直し
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↑ってほとんどじゃんってツッコミは置いておいて…
マイクアンプ試作版
試作したマイクアンプはトランジスタ二石の簡単な回路でした。
一石で「エミッタ共通回路-自己バイアス」をつくったあとで、もうちょっと増幅したくて二段目に「エミッタ・フォロワ」を追加したものです。参考にさせていただいたのはこちらの二つのサイト。
rukakiss@WIKI -ラジオ少年のDIYメモ
(左メニューから「2SC1815 1石 MCカートリッジヘッドアンプの製作 」へ)
帰ってきたギターダー
(左メニューから「その他の製作・実験」へ)
参考というか、まんまです。電源電圧が乾電池二本の3Vなので、エミッタ・フォロワの抵抗定数を計算しなおした程度。
ここで気になるのが一段目のエミッタについているR3。もとの回路図では200Ωの可変抵抗ですが、430Ωの固定抵抗にしています。R3を小さくすればするほど増幅は大きくなるのですが、ちょっといじるだけですぐに音割れしてしまいます。メインアンプの出力をイヤホンでモニターしながら「音が割れずに一番大きな音が出る点」を探った結果でした。
ですが、試作機をつくっているときはなにしろ早く形にしたくて気にせず進めてしまったのですが、冷静になってよくよく聞き比べてみると、音の大きさは一石だけでR3を調整したときとほとんど変わりません。トホホ。
ちゃんとした計測器があるわけではないので耳で聞いて判断するしかないのですが、前の記事に書いたとおり、SONYのイヤホンと、ダイソーのヘッドホンを仕込んだヘルメットスピーカーとでは聞こえる音圧に決定的な違いがあり、テストは良くても本番はダメということになりかねません。そこでまずはヘルメットに内蔵するスピーカーの見直しから始めることにします。