地図上で選んだ場所に名前をつけて登録できる登録地点メニュー、普通のナビには必ずついている機能です。もちろん、ちょいNAVI AK-CND333にもその機能はあるのですが、なんとびっくり漢字の入力ができません。社用車のトヨタ純正ナビに慣れきっていた自分には、相当なカルチャーショックでした。使える文字はひらがな、カタカナ、英数字のみ。変換ボタンを探してしまいました。
漢字が入力できないのはブロードゾーンの迷WANも同様のようです。で、世の中には偉い人がいるもので、迷WANの登録地点ファイルをPCで編集するためのソフトが公開されています。KEY's True Native NotesのMayoPointEditor2です。
ひじょーに高機能でとてもよくできているソフトですが、残念ながらちょいNAVIでは利用できません。当たり前です。
でも、PNDで遊ぶ(7)で紹介したカーナビ(AK-CND555)によると
BZN-350とは全く異なった形式になっていますのでMayoPointEditor2が使えませんでしたが、ファイル形式を調べたところ迷WAN 512MB登録地点ファイルと似た構造だったのでperlで変換スクリプトを書いてPOI形式から変換して使っています。
すばらしい。perlの変換スクリプトも公開されています。ちなみにちょいNAVIの登録地点は
\ResidentFlash\Navi\User_Japan\USERREGDATA.DAT
に記録されています。
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【2011.05.27追記】
2010年春版地図では
\ResidentFlash\NAVI\User_Japan\RegisteredInfo.bin
です。
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幸いにしてうちのPCにはperlがインストールされていましたので、しばらくはこのスクリプトで迷WANのPOI形式ファイルを変換して使わせてもらっていましたが、これはこれで使いにくい部分もあります。
1)ちょいNAVIの登録地点には、登録地点名とあわせて場所を入力するフィールドがあるが、POI形式にはない。
2)ちょいNAVI本体で登録した登録地点情報を吸い出すすべがない。
3)POI形式のファイルを正にしないとならないため、ファイルの二重管理が面倒。
ないものはつくるしかないってことで、ちょっとしたコンバータをつくることにしました。
素人プログラマがまともなアプリケーションなんてつくれるはずも無いので、簡単なスクリプトレベルのものでお茶を濁します。
過去にASP(ActiveServerPages)の開発をしていたときに覚えたVBScriptを使いました。VBScriptの利点は、開発環境に特別なものがいらないこと、Windowsの載っているPCなら特別なにかインストールしなくても動作することの2点でしょうか。
テキストファイルの体裁を整えたりExcel形式へ変換したりなんてのはよくやってますので、簡単にできるだろうとたかをくくってました。実際はバイナリの入出力と浮動小数点数の扱いがわからず四苦八苦しました、ハイ。
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