3Dプリンタ(1) 3DStuffmakerのPrusaを買う
- カテゴリ: 3Dプリンタ
- 投稿日時: 2016/07/31(日) 08:14:27
いろいろなものがいっぺんに届いて大変だった件のラストです。
何の気なしにヤフオクで検索していて、常々欲しい欲しいと思っていたものを見つけてしまいました。破格の安値スタートで終了まであまり日がありません。なのにカテ違いのためかまだ誰も入札していません。ブツの詳細は不明ですがキットの組立品で一応動作はするようです。
ひとまず終了15分前まで待って、それでも誰も入札しないので5分15秒前に入札。すんなりと落札出来てしまいました。で、7月21日木曜日に届きました。
3Dプリンタですよ。バラバラにすればもうちょっとコンパクトに梱包できたと思われますが出品する方の立場からしたらそれはそれで面倒ですよね。
んー、思っていたよりもでかいです。
ホントは部品から集めて完全自作しようと思ってたんですよ、3Dプリンタ。でもひとつひとつの部品を積算していくと、どうやっても最低5万円はかかりそうなんですわ。いや5万円じゃ無理でしょうね。
ジャンクパーツショップや不要品置き場を最大限に活用したとしても節約できるのはメカ部品ばかり。メイン基板とノズル、プリント部品だけはどうしようもなく、それらだけで2、3万円ぶっ飛んでしまうわけでして。
なので今回のこの案件は「超」がつくほどお買い得だったんです。
形状からするとRepRapのPrusa Mendelのようですが、3Dプリンタでつくられているべき部品にEピン跡やパーティングラインがあって、あれ金型品なのかなとも思いつつ、その割に金型の仕上げが荒いなぁなどと思いつつ、なんとも変な製品です。
XスライダやYスライダは綺麗なアクリルの板でできています。エクストルーダ周りの部品もアクリル板。全般的に高そう。
部屋を占領されてしまっては何もできないので、ひとまず1×4材で台を作りました。
動作時は共振してうるさいかも。まあその時はその時。
配線の取り回しが嫌な感じです。スパイラルチューブでまとめているのはまあ良いとしても、全体的に長過ぎます。ステッピングモーターから直接線が生えていて基板側は圧着コネクタ加工されているので、汎用性という意味でしかたないのでしょうね。でも嫌だなぁ。
メカにしても、動くところを手で動かすとなんだか随分ゴリゴリした感触。リニアブッシュにグリスは入っているのか、ちゃんと芯が出ているのか怪しいところ。総バラシして組みなおしたほうが良いでしょうね。まあメカ周りはなんとでもなります。他の目処が付いたら手をつけますか。
さて、ひとまずWindows10 PCと繋いで動くかどうか見てみましょう。アクリルの銘版にあったURLに行けばドライバとか手に入りそうです。
http://www.3dstuffmaker.com
… リダイレクトされてます。NOVIO 3Dという別メーカーのサイトに飛ばされました。なんか嫌な予感。
ひとしきり探しまわって見つけたのはここ。
http://www.3dstuffmakers.com
3dstuffmaker「s」です。sが付いてます。ドメインを売ったんでしょうか。
WhoIsで調べるとどちらもオーストラリアの企業のようで、前者はレジスラ業者、後者はIPRINT TECHNOLOGIESという会社でした。いろいろあったんでしょうね。
気を取り直して、http://www.3dstuffmakers.com/software-download/ へ。
driver.exeをダウンロード、実行すると、インストールに失敗したとのダイヤログが。およよ。
でもそのままUSB接続すると、デバイスマネージャに USB Serial Port(COM3) が現れました。ひとまずはよいのかな。
で、同じ所に 3D Stuffmaker Easy Print Software (Windows) ってのがあったのでこれもダウンロード。
setup.exeを起動してインストール完了。
実行してみると
Traceback (most recent call last):
File "pronterface.py", line 1884, in
File "pronterface.py", line 147, in __init__
File "pronterface.py", line 702, in popwindow
File "gviz.pyc", line 93, in __init__
ZeroDivisionError: float division
はぁ? ゼロで割り算したとな。
だめだこりゃ。
次回に続きます。
Tweet
コメント
この記事へのコメントはありません