エアロアールシーの印象
エアロアールシー組み立ててみました。
…あまりポテンシャルが感じられないですね。
1)ステアリング
遠心クラッチの機構は秀逸です。130モータがハブを回して、円周上に配置されたシューが外輪を駆動します。外輪にピニオン、ラック&ピニオンです。
高回転モータに換装する手法は、メカ的な問題と基板の耐圧の関係で難しそうです。
どうしてもダイレクト感に欠けます。前輪を浮かせた状態でもステアリングが切れきるまでにタイムラグがあるのがわかります。構造上の問題ですね。
また、ニュートラルに戻すバネも弱め。駆動力が稼げないためこの設定は仕方ないところでしょう。
サスペンションは前方から見てハの字にストロークするタイプ。割合硬い設定です。
部品点数が多く、組立説明書がわかりにくいこともあって、お子様にはちょっと難しすぎるのかなと思いました。
2)シャーシ
ラジカンを見慣れているため、とても幅狭に感じます。高さは結構あります。
3)タイヤ
ノーマルは超扁平。やわらかいゴムなのでグリップはそこそこ。ホイールのシャフト差込部とリムの間にはリブ等ありません。強度的に辛いですね。