白LED化と盤面の作成
元がLEDなので白LED化は簡単です。
これまでは電流制限抵抗しか使ったことがなかったのですが、例の一件で一次側電圧のあまりのひどさに閉口したので、流行のCRDを使ってみます。
定電流ダイオードは15mA品のE153を並列に2ケずつ、計4ケ使用。@35×4=\140
LEDは砲弾型φ3を3ケ直列に、計6ケ実装します。もともと付いていたような照射角の広いものを選ぶべきか迷いましたが、価格に負けました。@27×6=\162 CRDとあわせて購入。送料は含みません。
ハンダ付けのしかたが素人っぽいですね。お恥ずかしい。振動でポロリといかないことを祈ります。
照射角が狭いので、まっすぐ向けるとメーター盤面とボディのスキマからまぶしい光を直視してしまいそうだったので、全体的に内側に向けています。
さて、ここまできてもとの盤面のデザインがどうしても気に入らない。せっかくカシメをあけたのでメーター盤面も自作することにします。
何が気に入らないかって、斜体のDaytonaのロゴと、数字の書体やデザインが後付っぽいところです。
製作の手順を簡単に説明すると、まずはもとの盤面をスキャナで取り込みます。大きさの目安にするためです。
お絵かきはイラレで。Photoshopに代表されるビットマップ系のソフトは苦手です。普段はFireWorks4を使っていますが、自宅スキャナが故障中なので、昼休みに職場のIllustratorCSで作業しました。
出力はとあるプロ向けのプリンタを使用。紫外線硬化インクを使用したフラットベッドタイプのインクジェットプリンタです。解像度は600×600dpiで充分でしょう。メディアは俗に白PETと呼ばれている0.2mm厚のプラ板をチョイス。本当はレキサンかなにかの透明メディアにフルカラー+白インクで打ちたいところでしたが、プリンタのインクを入れ替えるのが手間だったのと、白PETくらいしか手元になかったのであきらめました。黒は遮光率を上げるために300%の重ね打ちとしました。
インクがツヤありでてかってしまったので、エアブラシで水性フラットクリアを重ねました。
デザインはスピードメータにあわせています。アクセントにSUZUKIのロゴとエスのマークを入れてみました。
レッドゾーンがどこからかはよくわからなかったので、適当に8000rpmとしました。
ざっと組み込んで点灯試験。
改造前と同じISO400で撮影した写真です。露出は前回が1秒なのに対してこれは0.62秒。明るすぎて赤い部分がとんでしまってますね。肉眼で見るといい感じです。
あとはカンを閉めて実車に取り付ければ完成ですが、カシメは動作確認してからのほうがいいかな。
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