マルい単車
サクラの便りが聞こえる昨今、このあたりでもお日様が出ている15時前ならぶらっと走れる陽気になってきました。
この冬は主に電装系をいじっていたボルティーですが、以前からどうも違和感を感じていたミラーを替えることにしました。ウインカーやらミラーやらの交換っていうのは、いつか来た道、バイクいじりの初歩の初歩ですが、これはこれで楽しいんでよね。
純正ミラーのなにが気に入らないかって、タンクやら全体のフォルムやらが曲線基調のデザインなのに純正ミラーは四角い。しかも現代的なデザインのオーバルタイプよりは、古臭い正円形のミラーが似合いそうな気がします。で、丸いミラーをオクで物色してみました。
丸いミラーというとまず思い浮かぶのが、いわゆるZⅡタイプと呼ばれているアレです。どうせなら防振面でしっかりしている現行車の純正品がよいのかなと思いつつ、ゼファー1100あたりの流用を考えたのですが、それなりに重量増になるらしいのでやめ。GTサンパチやらCB750やらのリプロ品を検討するも、結構良いお値段がするのでこれもボツ。商品説明の検索に頼らずに写真をじっくりと眺めることしばし、やっとみつけたのがそのものずばり、ボルティー250からはずしたというミラーでした。
私が知っている限り、純正ボルティーについていたのはすべて四角いミラー。唯一レッドバロンの限定車「VOLTY VIVID」に丸いクラシカルタイプが採用されていたくらいですがこれも社外品のはず。小さい写真からはいまいち判断が付かず、激安だったのでたいした期待もせず、だめもとで落としてみました。
届いたブツを開けてびっくり。うっすらと全体にサビが浮いているものの、SRのカフェレーサーでおなじみ、オフィシャルのラウンドミラーショートではありませんか。実はわたしかなりのミーハーで、この手のブランド物には弱いんですよ。ちなみに左右セットにすると定価4800円の代物でした。お決まりのピカールで磨き倒せば、購入金額800円には見えなくなりました。
もうひとつ替えたものが。ヘッドライトのバルブです。はやりの高効率バルブ、60/55Wが100/100Wになるというものにしてみました。
この世界ではコイトやスタンレーがメジャーですが、メーカーはOSRAMというところ。ドイツではデファクトスタンダードな存在らしいです。H4Uで品番は64193SUP。これもオクにて新品を激安200円でゲット。青いコーティングがしてある色温度の高いバルブは苦手なので、まったくなにもなしのクリア品です。
肝心の光量の変化ですが、夜間に試していないので正直よくわかりません。ハイ。
LED化した電装系の様子が見たかったので、長いトンネルのある近所の国道をふらっと流してみました。スピードメーターの白LED、ポジション灯、電タコ、どれも自己満足の世界とわかっていながら、ちょっとニヤニヤしてしまいました。
このまま峠に行こうかと何度も思いつつ、まだまだ寒いので引き返してしまう軟弱モノです。
(14313km)
Tweet
コメント
この記事へのコメントはありません