リレーチューンの問題
- カテゴリ: ラジカン
- 投稿日時: 2005/06/13(月) 23:41:52
モーターの性能を調べました。ウルトラダッシュは参考までに。
名称 | 適正負荷回転数(rpm) | 無負荷回転数(rpm) | 消費電流(ma) | 定価(円) |
---|---|---|---|---|
パワーダッシュ | 19900 | 不明 | 2500 | 367 |
プラズマダッシュ | 25000 | 29000 | 4200 | 840 |
ウルトラダッシュ | 24000 | 29000 | 4000 | 630 |
タイヤの外径は約φ30ですから、ピレリストラトスは
25000rpm × 1/7 × 60 × (30/1000000)km ×3.14 = 20.19km/h
約20km/hのスピードが出ることになります。しかし実際は16km/hで効率79.3%です。ちょっと悪すぎます。ここでやっと気づきました。
プラズマダッシュの消費電流4.2Aに対して、現在実装しているリレーDS1E-M-DC3Vは、定格3Aです。つまりモーターの性能を引き出すどころか、逆に絞ってしまっていたのです。3÷4.2=71.4%で、おおよそつじつまが合います。
ちなみに消費電流が3Aより小さいアリタリアストラトスは
19900rpm × 1/6.07 × 60 × (30/1000000)km ×3.14 = 18.54km/h
でパワーダッシュの性能をほぼ使い切っていることがわかります。
コイル定格がDC3Vで接点容量が5A以上のリレーを探しましたが、2c接点のものは見つかりませんでした。
考え方を変えましょう。
FETなどでDCモーターを正逆制御する方法として、Hブリッジという手法を使うのが一般的なようです。FETはほとんどが5V駆動なので、本機のようなニッケル水素1.2×2では動かないでしょう。
2aまたは1a1bのリレーを2つ使えば同様のことができるはずです。
共立エレショップで探したところ、DC3V駆動で定格8Aの、G6C-2117P US DC3V(オムロン)がよさそうです。
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