最終更新: 2023/07/28(Fri)22:35

自作と修理を愛するブログ。トイラジ、電子工作、ボルティー、NucleusCMS 、いろいろゴソゴソやってます
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201203/2522:13

マフラー消音化

★GB250クラブマン
またしても昔話から入ります。クラブマンにダブルエムのマフラーをつけていたときの話です。
デジカメ時代でないのでマフラー換装後のいい写真がなかなか残ってません。やっとみつけたこの一枚は1993年のもの。西湘バイパスか伊豆のどこかだと思います。

ある日のこと。道路の両側をコンクリートブロック塀で囲われた小道に乗り入れた際、ゆっくり走ったにも関わらず、通りがかりの小学生が両手で耳を塞いでるのに遭遇したことがあります。
学生時代に憧れだった社外マフラーをやっと買えたころだったので、結構ショックでした。ただただうるさいマフラーは、決してカッコいいもんじゃないってことにこのとき気づきました。早々にマフラーエンドに入れる汎用のバッフルを買いに行きましたが、うまく固定ができず四苦八苦した覚えがあります。
うるさいマフラーは周りの一般人から白い目で見られるのはもちろんですが、乗ってる本人もくたびれちゃいます。トンネルの中とか最悪ですよね。

さて、見た目とブランドイメージで選んだヨシムラメガトライオーバルサイクロンですが、JMCAの規準はパスしているものの、Webのインプレをあたってみると結構うるさいらしいです。

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201203/2222:38

メガトライオーバルのリペア

ブログネタとして面白いかなぁと始めたヨシムラマフラーのリペアですが、淡々と作業を進めてしまってぜんぜん記事にしていませんでした。いつもなら途中経過とか今後の見通しとか無理にでも写真と文章をひねり出すんですが、今回の案件についてはどーもそんな流れに出来ませんでした。一番失敗したなぁとおもうのが、作業前の写真をほとんど撮っていなかったことです。

★リペア作業前メガトライオーバル
中古ヨシムラメガトライオーバルが自宅に届き、開梱してひとまず現状を撮ったのがこの写真です。漠然と全体を撮っていて肝心な部分がおろそかになってます。小物ばっかり扱っているせいでしょうね、エキパイやマフラーなどの大物の写真撮影は苦手です。カメラ本体と腕を磨かないといい写真は撮れません、ハイ。

この時点ではマフラーには手をつけないつもりでした。焼けたエキパイをキレイにするくらいでいいやと。なのでマフラーの詳細写真は皆無です。エキパイの写真は前々回の記事にあるとおり。これも凹み部分の詳細写真を撮り忘れてます。

さてエキパイ磨きから。電動工具でカシガシ削る前に、20年もののステンマジックを試してみました。

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201203/0922:22

電動工具を考える

エキパイ磨きのためにまずは道具を揃えます。

この手のWeb情報をあさるとまず間違いなくヒットするのがオフセットサイザル。ディスクグラインダにセットする研磨工具です。
サイザルというのはもともと植物の名前でして、葉の繊維は耐水性が良好なため漁業用のロープなどに加工されます。麻縄みたいなもんですね。このサイザル麻をくるっと丸めて、複数個ディスクの平らな面外周部にオフセットして配置したものがオフセットサイザル。サイザル麻の間に空間があるので冷却効果があり、高速回転でもいわゆるバフ焼けを起こしにくく、回転数を上げられるので作業効率が良いというものです。
いいこと尽くめのオフセットサイザルですが、難点は入手性と価格でしょう。少なくとも近所のホームセンターには置いてありませんでしたし、通販で通常の研磨ディスクの3倍強の値段がします。

ここで注目すべきは「高速回転」「バフ焼け」というキーワード。研磨用途のディスクグラインダは回転数が変えられるものを使わないとダメだという理由がここにあります。

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201203/0821:22

ヨシムラ降臨

自分のボルティーはNJ47Aという結構古いタイプで、しばらく併売されていたグラストラッカー初期型と同様、単気筒のくせにエキパイは二本出し、エンジン下で集合してマフラーは一本という構成です。エキパイとマフラーは一体モノで外すことはできません。

思い起こせば、中型免許をとって初めて買ったGB250クラブマン初期型はエキパイ二本でマフラー二本。二型以降はエキパイ二本でマフラーは一本、エキパイとマフラーは分離できました。クラブマンの社外マフラーのほとんどは二型以降用のスリップオンだったため、二型用の純正エキパイを入手して、確かダブルエムのステンレススリップオンを入れてました。あれはうるさかったなぁ。

話を戻して、グラストラッカー後期型やST250などの兄弟車はエキパイが一本で、ボルティーも最終型は一本出し。ただしエンジン腰上の構造がぜんぜん違うので、クラブマンのように後期型のものをポン付けで交換というわけにはいきません。

純正マフラーはもちろんメッキ品。日頃の無精のせいでエキパイにはポツポツと錆が浮いていて、特に集合部はかなりひどい錆状態。マフラーには垂らしたオイルが焼けたような怪しいシミが納車当初からあるし、エンド部分には前オーナーがこけた時につけたと思われるガリ傷も。シミはちょっとケミカルでこすってみましたが全く落ちる気配がありませんでした。
錆落としに尽力するのも手ではありますが、できれば純正品のほぼ新品が入手できればいいなぁと常々思っていました。

さて、この手の部品の入手は、自分のような貧乏人にとってはヤフオクに頼るのが常。ってことで暇なときはカテゴリで絞り込んだ一覧を値段順にソートしてぼちぼち眺めていたのですが、エキパイが一本のタイプならまだしも、二本タイプはなかなか出てきません。

新車で購入時に社外品に交換し、仕舞ってあった新品同様純正品が出品されたこともあったのですが、終了直前に入札しようとウォッチにいれて待っていたら、終了を待たずして出品取り消しされてしまいました。期待も大きかっただけにがっかり度もMAX。
仕方ない、新品の社外品を買おうかとリサーチしてみたものの、選択の余地がほとんどないくらい種類が限られていることと、あまりの高値に全く手が出ず。

で、マフラー欲しい病がどんどん高まっていたときに「ぽっ」と出品されたのがこれ。

★ヨシムラトライオーバル

今や絶版のヨシムラトライオーバルですよ。グラストラッカー用として出てきました。やっぱりスズキにはヨシムラでしょってことで本気度120%で入札、二人で競り合った末に無事落札できました。ちなみにこの写真は出品時の詳細説明からいただいています。

実物が到着し手に取ってしげしげと眺めると、写真からもわかるとおりエキパイの腐食はけっこうひどいです。詳細説明にもちゃんと書いてありましたが、ヘコミ、傷もけっこうあります。
値段の割に状態はいまいちでちょっと早まったかなぁ思わなくもないレベルでしたが、手をかければまあまあ見られるようになるはず。がんばってキレイにすることにしました。

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201202/2601:20

磨きましょう、そうしましょう

自作油温計の取り付けやオイル交換のくだりでたびたびボソっていた、オイルフィルタカバーの腐食の件です。
納車時からその気配はありありだったわけで、ここまで放置してきたのは単に無精のなせる業。今回の冬眠期間はこれといって工作もしていないので、ブログネタづくりのためにちょっとやってみようかなという企画です。

★オイルフィルタカバー取り外し
これが取り外したオイルフィルタカバー。汚いです。特に文字周囲の腐食が激しい。この部品自体は防錆のためにクリア塗装されているわけですが、角張っているところはそもそも塗装がのりにくいので剥げやすいのでしょうね。塗膜が薄いのでちょっとしたきっかけで錆が進行してしまうんだろうなぁと思います。
ちなみにこいつを外すとオイルが漏れてきますが、寒くてオイルが硬いのか油分が下に落ち切っているのか、ほとんど垂れてきませんでした。

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