最終更新: 2023/07/28(Fri)22:35

自作と修理を愛するブログ。トイラジ、電子工作、ボルティー、NucleusCMS 、いろいろゴソゴソやってます
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201907/0607:31

RFYリヤサスの組み立て

塗装ですが前のエントリの後ちょっと手直ししました。やっぱりプライマから仕上げのクリアまでを一日でやっちゃあマズかったですね。どうしてもぼてぼての厚塗りになってしまうのと、完全硬化してなかったところで道具でくわえたりしたので剥がれやキズになっちゃいましたトホホ。缶スプレーは難しいですやっぱり。なのでエアブラシでやり直し。

★缶スプレーの塗料取り出し方法 ★取り出したシルバー
缶スプレーの中の塗料を取り出す方法。曲がるストローと使い捨てコップを使います。ほとんど飛び散らないのでフタとかいらないです。やり方をどこで見つけたのか失念しました。確かどなたかの模型系のブログだったかと。
取り出した塗料にはガスが溶け込んでいて気泡まみれなので、ガス抜きをしてから利用します。手の熱で温めたりかき混ぜたりコンコンと衝撃を与えたり。場合によっては突沸するので気をつけて。

★プライマ~プラサフ
ツールウォッシュなどの強力なシンナーは持ってないので、プライマは筆塗りしました。塗ってあればいいというレベルなので薄く一度塗り。厚く塗っても定着力は変わらないばかりか、いつまでたっても硬化せずベタベタしているので悪いことしか起きません。
プラサフはクレオスのうすめ液でちょっとゆるくして、圧低めで厚塗りにならないよう注意して吹きました。プライマを塗って 15 分くらいしたらすぐにプラサフを重ねてます。

★シルバー塗装 ★クリアがけ
丸一日おいてちょっと表面をペーパーで整えてからアレスコのシルバーを塗装。これもプラサフ同様、圧低めでうすーく。希釈はせず。
エアブラシだといろいろコントロールできるので、マスキングもキワのところだけで済みます。
3日に分けてシルバーを重ねて、最後にクリアを2回かけましたよ。ヤスリ傷が完全には消えてませんがまあ気にしない。
クリアはガス抜きしてるそばから粘度が上がっていくのがわかったので、クレオスのうすめ液でちょっと希釈してます。

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201906/2223:19

RFYリヤサスの塗装

分解完了したので再塗装に移ります。

白いスプリングはあんまり好きではないので黒く塗り直しますよ。
そのまま上から塗るとすでにあるサビが浮いてきて残念なことになるので、まずはサビの処理も兼ねて塗装を剥離します。
もともと塗られている塗料はちょっと特殊。硬化しても柔らかいビニールのような塗料でした。伸び縮みするバネなので変形で塗装が割れないようにとの配慮でしょう。

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201906/2022:00

RFYリヤサスの分解

さあどんどんバラしていきましょう。

全体的な構造はよくあるタイプのリザーバータンク別体式。分解の方法も例のカヤバのサスとほとんど変わらないと思われます。

★エンドアイ
RFY 製リアサスペンションのほとんどはエンドアイ部分が別部品。コの字型やロング、ショートなど様々なバリエーションに換装できる構造なので、寸法だけならかなり汎用があります。

ネジ部分は M16 ピッチ 1.25。細目ネジですね。エンドアイだけでなくロックナットもアルミ製でした。ちょっと力をかけただけですぐに工具の傷がついちゃいます。アルミ素材そのものが柔らかい感じ。
前オーナーはできるだけケツ上げにしたかったらしく、ギリギリ限界まで伸ばした位置にセットされていました。ネジは 1d 以上つまり最低でも直径と同じ長さは噛んでいないと危険ですよ。M16 なので 16mm くらいはねじ込みましょう。
なおゴムブッシュに合わせてあるカラーは内径φ 12 の鉄製でした。ボルティーにはそのまま使えます。

★極貧スプリングコンプレッサ
スプリングを外します。スプリングを外すためにはロッド先端のバネ受けを外す必要があります。
スプリングコンプレッサでバネを縮め、バンプラバーの中に隠れているロックナットにスパナを掛けてバネ受けを回します。
スプリングコンプレッサはネジ棒と金具の組み合わせでトライしましたが滑ってうまくいかず、強いロープで代用しました。

★ロックナット
ロックナットは M12×1.25P。ここも細目ですね。まあ当然。
ロッドにスパナがけがないので、ロックナットが不完全ネジの根本に食い込んで取れません。慌てず騒がず、別途調達したナットを2つダブルナットで固定して、これを使ってロックナットを緩めます。
M12 細目ナットは一般のホームセンターではなかなか見つかりません。ローカルの店とムサシとD2はダメでしたがカインズで発見し購入しました。カインズ侮りがたし。

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201906/1623:40

リヤサス再び

KATANA250 の KAYABA 製純正リアサスをリペアして使う計画は流してしまいました。取り付けて走ってみたら、リアの接地感が薄くて怖くてたまらなかったので、ほどなくノーマルに戻してしまったのでした。何気にもう 6 年も前になります。

峠の下りでは開けられない曲がらないの連続でほとほと懲りてしまいました。バネレートが合ってないのが一番の理由と思われます。車重がだいぶ違う。
あらためて調べてみると、乾燥重量は KATANA 250 が 160kg に対してボルティーは 125kg。35kg って、小学生の子供をタンデムしてるくらい違います。

加えてサスの角度。KATANA は結構レイダウンしてますがボルティーはどちらかというと直立に近い。サスが仕事をするストローク領域が違うんでしょうね。

レイダウンキット的なもので対応することも検討しましたが、スイングアーム側のマウント部分を後ろにずらすにはチェーンカバーの取り付け部が邪魔だし、フレーム側で対処すると逆にケツアゲになっちゃいます。全長で 25mm 延長はちょっと無謀でしたね。

で、外して室内でずっと塩漬けにしてあったブツを、捨てるくらいなら幾らかでも回収できれば良いと、思い切ってオクに出しました。
意外にも結構いい値段がつきました。ありがとうございます。おかげでリアタイヤを新調する資金がでました。

さて、やむなくノーマルに戻したリアサス、状態は変わらず悪いわけです。バンプラバーは消失、バネといわずダンパーボディといわず、いたるところがサビだらけ、エンドアイのゴムブッシュは変形したまま。小汚いので見た目もいけてません。懲りずにまたオクで出物を物色しはじめました。

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201906/0908:51

リヤタイヤ交換

前回のエントリで書いたとおり、ひび割れて変形していたフロントタイヤ はショップで交換してもらいました。チューブも換えて工賃込み 13800 円。リアタイヤはスリップサインが出ている「だけ」だったので見て見ぬふりをしてきました。

最近は土日ともなると必ずどこかへ出かけてます。有言実行です。今シーズンはたくさん乗るんです。もっぱら近所の山へ行ってます。

で、先々週のリアタイヤがこちら。

★使用限界
いやさすがにこれはダメでしょう。でも金がない。フロントタイヤを換えるときに店の大将にそれとなく聞いたら、確か2万まではしないけどって言ってたような気が。
こうなれば自分で交換するしかないです。かれこれ三十年近くバイクに乗ってますが、はじめての挑戦ですよ。

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