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自作と修理を愛するブログ。トイラジ、電子工作、ボルティー、NucleusCMS 、いろいろゴソゴソやってます
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201101/2800:33

油温計の製作(3)LEDと導光板

LEDバックライト部をつくります。正しくはサイドライトというようですね。
LCDを直接背面から照らすように光源を配置するのがバックライト、側面から照射した光を導光板と拡散板で面発光にするのがサイドライトということでしょうか。導光板はアクリルの板、拡散板は薄手の半透明PPシートというのが自作の定番のようです。
厚くなるのは嫌なので、サイドライト方式で進めます。

ここで登場するのが壊れた液晶デジタル時計。
★ジャンク時計
この時計、7年くらいずっと職場の喫煙室窓際においてあったもので、液晶かその接続ケーブルがいかれてしまったらしく、徐々に文字欠けしてとうとう何も表示されなくなったものです。表示部がスケルトンで、ボタンを押すと青い光に文字がぼわっと浮き出てくる、なかなか洒落た時計でした。おそらく喫煙室の苛酷な温度環境でやられてしまったのでしょう。まあ元々もらい物なので気兼ねなく。もちろん私物ですよ。
バラバラに分解して青LEDと導光板を取り出しました。スケルトンなので不透明の拡散反射する部品はないです。

余談ですが、世代的に「拡散」と「反射」というキーワードはアンドロメダとか冥王星とかを連想してしまいますね。結局年末年始の映画も見れなかったなぁ。

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201101/2423:20

油温計の製作(2)回路検討とLCD改造

動作モードの変更にトライ。
★ショートパッドの短絡
ショートパッドSP1を短絡して様子見したところビンゴだったようで、オートパワーオフがキャンセルできました。SP2とSP3はもともとショートされていたのでいじらず。SP4も試してみましたが機能はよくわかりませんでした。

電源回路の検討です。
12Vから1.5Vをとるのには簡単な抵抗による分圧回路を使います。消費電流も充分小さいので大丈夫でしょう。バックライト用のLEDはCRDをかまして12V駆動。
ACCからとるとノイズを拾ったりエンジンの状態によって電圧変動するのは目に見えているので、例のタコメータ用電源から分けることにします。
というわけでこのような回路図になります。

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201101/2222:35

油温計の製作(1)キッチン温度計分解

ボルティーに油温計が欲しくなりました。市販品ではヨシムラのデジタルテンプメータやデイトナのものがありますがなにしろ高額です。昔乗っていたGoose350にはヨシムラのデジテンを付けていましたが、外さずにそのまま売ってしまったのが今になって悔やまれます。

★インフォ3・2・1 デジタルクッキングサーモ C-3966
ひょんなことから、パール金属株式会社が発売していた「インフォ3・2・1 デジタルクッキングサーモ C-3966」というデジタル式のキッチン温度計を入手。本来は天ぷら油の温度管理などに使うもので、たぶん現行モデルではありません。これを使って油温計を自作することにしました。
ちなみにパール金属はアウトドア用品ブランド「CAPTAIN STAG」を展開している新潟三条の会社です。

まずは仕様と現物の確認から。箱に記載されていた仕様は以下のとおり。
 表示範囲: -50℃~+300℃
 検温部の使用温度範囲: -30℃~+250℃
 精度: 0℃~+50℃ ±1℃ その他の範囲 ±2℃
 使用電池: LR44(1個)

精度はいまいちですが、用途的には問題ないでしょう。
デジタル温度計は+100℃以上が測れるか否かによって価格帯がずいぶん変わります。100℃以下であれば(精度はともかくとして)百円ショップでも扱っていたりします。油温計として使用するにはせめて120℃までは測れないと辛いですね。

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