文化的生活 - iPhone4、ポケットWi-Fi、Optimus Chic、そしてiPhone5

さて、ベースバンド04.12.01でアンロックはできるのか。さまざまな情報が飛び交っていますが、成功した人も少数ながらいるみたいです。簡単に言うとSAMアンロックに成功した個体のLockdownフォルダを入手して、自分のsimのICCIDに書き換えて移植するという方法。もちろん脱獄は必須です。
例によってGoogle先生にすがって「SAMアンロックに成功した個体のLockdownフォルダ」を手に入れました。あ、もしこの記事を読んで実施したいと思っているとしたら、Lockdownフォルダの入手については自分で調べてくださいね。先方に迷惑がかかるといけないので。

で、結論。やっぱり出来ませんでした。そればかりか起動すらできなくなってしまいました。残念。半ば文鎮化を覚悟する事態にまで追い込まれたわけです。

DFUモードに入れてなんやかんやしてなんとか起動。でもPCとつながらないためバックアップしておいたLockdownフォルダの書き戻しができないという最悪の事態。
まあそこはそれ、脱獄アプリ「iFile」を入れてWi-Fi経由でiPhone内部にアクセスしなんとか切り抜けましたよ。ちなみにAppleStoreにある「iFiles」とはぜんぜんモノが違うのでご注意を。(しかもiFilesは有料アプリ)

事ここに至って、iPhone4をなんやかんやするのはすっぱりとあきらめることに。
ってことで次はOptimus Chic(E720)です。

海外キャリア用のアンドロイドなのでsimフリーですが、表示がその国ネイティブ。台湾で購入したこいつは繁体中文ですね。簡体よりはまだマシですが、プリセットされているハングルともどもぜんぜん分からないので、なんとか操作のできる英語にします。

LGのWebサイトからUSBドライバと「LGMobile Support Tool」をPCにダウンロード。PCとUSB接続してAndroidを2.2.1にバージョンアップ。OSのバージョンはこれが精いっぱいです。
日本語化はPlayStoreが必要。中国版だとそもそもPlayStoreがないみたいです。これは台湾版なので問題なし。MoreLocale2で表示の日本語化後、IMEはOpenwnnフリック入力対応版をひとまず選びました。
ここまでなんの問題もなくスムーズに完了しました。root化とか特殊なことは一切していません。

楽天のsimをセットしてブラウジング。確かに遅いけどなんとかなるレベルです。よしよし。テザリングを有効にしてiPhone4を接続。台湾の店先で試した時と同様、ちゃんと動作しましたよ。

これで当初の目的は達成されたわけですが、問題がないわけではありません。
一番の問題はバッテリの持ちです。特にテザリングで使用しているときのOptimus Chicは、バッテリ消費がめちゃめちゃ激しい。バッテリ自体が古いのもあるのでしょう。みるみる間に減っていくのがわかります。外へ持ち出して本格運用するのはかなり厳しい予感。とはいっても我が人生で初めてのスマートホン。数日この状態でそれなりに運用していたわけです。

そんなある日の朝、新聞の折り込み広告を見ていたカミさんから衝撃の発言が。

「わたしもスマートホンがほしい。いっそのことパパのとわたしのと両方新しいのに換えちゃおうか」

カミさんのガラケーはかなり古い逸品で、お友達とメールのやり取りするのにもかわいい絵文字とか使えないんだそうで。自分のガラケーはカシオのW53CAですが、カメラとして使うばかりでメールもネットもぜんぜん使っていなかったので特に問題もなく、だいたいにおいてうちはケチなので、月当たりの支払額が現状の倍になるようなスマートホンに機種変更するなんて考えてもみなかったわけです。ああ、これまでの苦労は一体…

でもこの期を逃したら当分スマホは手に入らない。

で、機械オンチのカミさんにはiPhoneがよいと説得し、結局その週の土曜日、二人そろって新聞の折り込み広告元、近所のソフトバンクショップへ向かいました。
ちなみにこのショップオリジナル特典で、ホワイト学割を新規契約してその他家族が2台契約すると、商品券7万円分、3DSを1台、テレビCMでやっている携帯テレビが2台もらえました。大丈夫かソフバン。

長々と顛末を書いてしまいましたが、そういうわけでいま手元にはiPhone5があります。楽天simは近々解約するつもりです。

なお、せっかくiPhone5でブラウジングできるようになったので、ここ数日、このサイトの仕組みをちょいちょいいじって、スマートホンでアクセスしたときの表示を変えてみました。細かいところがいまいちですが、いかがでしょう。
Nucleusでスマートホン表示対応する方法については、また機会を改めて記事にしましょうかね。