白酒
三泊四日の短期で上海に行ってきましたよ。
仕事は思いのほか順調で文句なし。ちょっと散財しちゃったけどまあそこはそこ。
日曜日午後一羽田発の中国東方航空機は混んでてエコノミーが満席。ってことで図らずもビジネスクラスです。アジア圏便でビジネスクラスってあんまり意味ないなぁと思いつつも、別段断る理由もありません。
台湾へ行ったとき一度だけビジネスクラスに乗ったことがあります。その時は成田発。初めての羽田発便でのビジネスクラスですな。
近距離便ビジネスクラスの最大の利点は、なんといってもラウンジです。中国東方航空は羽田に独自のラウンジを持っていないので、JALのラウンジを使うことになります。出国審査ゲートを抜けて左ですね。
いやぁびっくりしましたよ。素晴らしく快適です。気後れしてしまってほとんど写真を撮れませんでした。
喫煙室です。入り口のドアは二重になっていて非喫煙者への配慮もなされてます。落ち着いた大人の空間ですね。
アルコールもいろいろ揃ってるし食べ物もうまい。そうはいっても機内食が出るからと、だいぶ遠慮していただいたのですがこれが大失敗。機内食のまずいこと。もったいないので全部食べましたが、食べない人も多いそうです。
さて、現地では駐在員のみなさんに晩飯に連れて行ってもらいましたが、最初の晩は台湾料理、月曜日は四川料理、最終日は台湾料理という感じでした。どれもおいしかったです。中華料理っておいしいですよね。
ビールはどこへ行っても青島ビール。日本のビールと比べるとだいぶ薄い感じがしますが、慣れるとこれはこれでうまい。で、話の流れで白酒を飲むことに。
白酒っていってもひな祭りに飲むアレではありません。バイチュウ(パイジュウ)という蒸留酒です。度数はだいたい50度くらいで一般的なウイスキーよりも高い。色は透明で、良くいえばフルーティー、悪くいえばかなり癖のある味がします。なにかで割ったり氷を入れたりはせず、ショットグラス的なガラスのおちょこでそのまま一気に飲みます。
一般的に、日本人駐在員のみなさん特に営業さんは、バイチュウと聞くと一様にいやーな顔をされます。接待とかで飲みに行くと、乾杯乾杯でそれこそへろへろになるまで飲まされるからでしょう。
上海へは何度か行っていますので、みなさんわたしがバイチュウを好きだというのはご存知。ある意味変人扱いされてますwww
現地法人の総経理(社長)はお酒はあまり好きではないのですが、立場上、ディーラーのみなさんがいいお酒を持ってきてくれるのだそうです。机の上に飾っておくより、有効に消費してもらったほうがよいってことで、お土産にいただいたのがこれです。
剣南春というメーカーの白酒です。一般に流通している普通のもののビンは透明なガラスですが、こいつは赤く塗られた陶器。帰国後にネットで探しましたが、同じものは発見できませんでした。まあ、総経理宛に持ってきたお土産ですから、かなりいいものなのは間違いないです。ウソかホントか、日本円で2万円くらいとのお話でした。ガワのケースも封函してあって、間違いなく偽物ではないことをアピールしています。いきなり封を開けてしまうのはもったいないので、しばらくは鑑賞だけすることにします。 Tweet
コメント
この記事へのコメントはありません