1/24 ダンバイン製作記 (7) - 掌(てのひら)
いつになく暖かな秋が終わりましたね。
この土曜日にクルマのタイヤをスタッドレスに交換しましたよ。調べてみたら去年より一週間ばかり早かったのにはちょっと驚きましたけど。
急に冷え込みが厳しくなった今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
さて、一度手が止まってしまうとなかなか再開できなくなるのが自分の悪いところですが、久しぶりに進展がありました。ええ、1/24ダンバインです。
前回はヒートプレスで肩をつくったところまででした。引き続き手首から先を進めました。
キットのものは巨大で全く使えないと、30年前に廃棄してしまっておりまして、まったくの一からつくらざるをえません。これが結構辛かった。たとえ不出来なものでも、ベースがあるのとないのとでは全然違うんですね。今後はどんなに使えなさそうなものでも一応取っておくことにします。
最初に試作したのはこれ。ラドールで4本指のつながった手袋のようなものをひねり出して、はさみで切り込みを入れ指をつくった後、根元から一本一本切り離して断面が丸くなるように整形して、針金を埋め込んで元に戻すという方法です。
どうにも厚手の手袋っぽさが拭えません。削り込むことでリカバリしようとしましたが、だんだん面倒になって中断。
で、30年前とほぼ同じ手法をとることにしました。
まずはアルミの針金で骨格をひねり出します。前との一番の違いは、ちゃんとした資料を参照したこと。Webで人体の骨格図を探し出して、バランスを参考にしながらの作業です。
自分の手を見ていてもイマイチいいものができませんでした。ちなみにこれはトライ2です。トライ1はバランスはよかったけど小さすぎました。
それぞれの指の長さは長めにしてます。後で切ります。
3mm径のプラパイプを切り出します。同じ長さになるように何個かつくり、選別します。
プラパイプ単品で切断しようとするとすぐに割れてしまうので、2mm径の丸プラ棒を通しておいて、転がすようにカッターで切り込みを入れてパキっと折ります。断面がガタガタなのでヤスリで仕上げます。
その後で横から見て手のひら側が短かくなるように、逆台形に削りました。
アルミ針金にプラパイプを組み付け。内径が大きすぎて先端を丸くするのが難儀だったので、指先だけはひとまずアルミパイプを使用しました。
手の甲と手のひらはタミヤのエポキシパテを盛りつけました。大雑把に形をつくった状態です。硬化後に削り込んでいくつもりです。
関節部分にもエポパテを詰め込んで、それらしいディテールをつくりこむ予定。
今回はひとまずここまでです。
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