最終更新: 2020/11/23(Mon)13:57

自作と修理を愛するブログ。トイラジ、電子工作、ボルティー、NucleusCMS 、いろいろゴソゴソやってます
3Dプリンター / 3Dスキャナーも -kyu-

Home > プラモデル

バンダイ 1/100 ザブングル の製作 (4)

締め切り 3/29 ( 日 ) の一週間前は、春分の日と土日で 3 連休でした。
工作を無理やり終わりにしたのが金曜日の夜。土曜日の午後は所用でプラモできないことがわかっていたので、連休中に使えるのは土曜日の午前中と日曜日しかありません。
ここしばらくは赤黒ツートンのクルマばかりつくってたので、ロボの塗装工程をすっかり忘れてます。っていうか、ロボをちゃんとエアブラシで塗るのはほぼ初めてなんですねwww

★洗浄
まずは洗浄。クルマのボディーの場合は離型剤落としが主目的ですが、今回は切った貼ったの改造でこびりついているプラくずの除去のためって言ったほうがいいでしょう。
乾燥時間を見込んで、洗浄は土曜日午前中一番にやりました。中性洗剤を一滴垂らしたバットの水にパーツを浸して、使い古しの歯ブラシでガシゴシやるんですな。
洗ったパーツは本来は水気をエアで飛ばしたいところですが、L5 の圧はそよ風程度で頼りないです。よく振ってペーパータオルの上に安置し自然乾燥するのを待ちました。
なお洗浄後のバットの中には細かいプラくずがびっしりと落ちてました。やってよかった。
金があれば超音波洗浄機が欲しいところ。でも資金面を理由に設備投資はままならないのが実情。

続いてサフ吹きです。写真忘れました。サフはいつもの 1000 番グレー。サフ前の表面処理は 800 番までにしてます。
サーフェイサを乗せると面白いくらいにキズやアラが浮かび上がってきます。大きめの穴はラッカーの溶きパテで埋め、細かいキズは 1000 番の耐水ペーパーで。
サフ吹くと手抜き工作があらわになります。プラ板のバリ処理をサボったとこ、合わせ目消しを適当にやったとこ、etc。もう時間切れなのでできるだけ処理して目をつぶります。本来なら最初のサフは捨てサフとして、磨いた後で別途本サフすべきですね。

★塗装レシピ
基本塗装色を決めました。C109 キャラクターイエロー、C108 キャラクターレッド、メインの青は GX5 スージーブルー。
あまり色数を持ってない中で手持ちから選びましたが、青だけは旧来のコバルトブルーでは隠蔽力不足で苦労するだろうなぁとこのために買ってきました。GX カラーはどれも評判いいですよね。
白は RS-3 のときに良かったガイアのアルティメットホワイトを選択。黒い成型色を白くできる驚きの隠蔽力を確認済み。

★黄色と赤
定石通り白→黄→赤の順に塗っていきました。

★マスキングして青
マスキングして青。膝付近の赤ははみ出しを気にせず塗っているので、赤の上に青を乗せることになります。ここが一番心配してたところで、もし青が透けるようならちゃんとマスキングして赤を塗らなきゃなりません。手間が倍かかるんです。
結果はオッケー。スージーブルーの隠蔽力は強力でした。良い塗料ですね。色合いの好みは分かれるかも知れんです。

★仮組み
基本塗装が完了したので組み立ててみました。ちょっと青が鮮やかすぎる気もしますがまあいいでしょう。
ツヤピカでスベスベなのでおもちゃっぽさが半端ないです。往年の超合金を彷彿とさせます。

当初の予定だとこのあと3段階ぐらいでドライブラシをかけてモールドを浮き上がらせるつもりでした。ちょっと試してみたのがこちら。

★ドライブラシ失敗
スージーブルーに C62 つや消しホワイトを混ぜたものをドライブラシしてみたところ。あれ、ドライブラシってこんなに難しかったっけってな感じです。
ロボをメインでつくっていた中高生のころはもっといい感じにできてた気がするんですよね…
足首だけやってみて、こりゃだめだと方針転換。塗ってしまった足首はシンナー風呂には入れず全体に 1000 番かけてならして、直接スージーブルーを吹き直してリカバリ。

ここで過去作のファルコのエントリを読み直してみました。パネルラインごとに塗り分ければ良かったですね。残念ながらこのキットのパネルラインは現実離れしたウソ臭いものなのでそれは無理な相談。
なのでエナメルのスミ入れを試みます。
ファルコのときは本塗りがすでにつや消しだったのできれいに拭き取れなくて難儀してます。今のタイミングが正解でしょう。

今回の秘密兵器です。
あるもので工夫すればなんとかなる場合は、手間をかけてもなんとかするのがいつもの自分なんですが、今回はこれ買ってみました。
いや普通のエナメル塗料を溶剤で溶けばいいじゃんってことで今までは敬遠してたんです。

…オレが悪かったです。

希釈具合が完璧なのと、専用の瓶に入っているのでフタを閉めて振ればきれいに撹拌できます。これは便利だわ。その使いやすさにびっくりしました。さすがタミヤ。目の付け所が違う。

★スミ入れ ( ウォッシング )
フタの裏の筆は使わずに普通の平筆を使います。青いところは黒、赤いところは茶をダバダバと塗りたくります。スミ入れというよりウォッシングに近いかな。白いところに黒だとどぎついので、XF-24 ダークグレイを希釈したものにしました。グレーのスミ入れ塗料も買ってくればよかった。
この時点で3月26日木曜日。

翌日。ほぼ拭き取ってしまうくらいの勢いでスミ色を落とします。ただし拭き取りはシンナーを含ませた百均の綿棒を使います。ティッシュペーパーでやるとホントに全部拭き取ってしまうので。
このキット、平面が多いので陰影とかつけにくいですね。

あと3日。焦りしかありません。

★トップコート
水性クリアでトップコートします。H20 つや消しクリアー使用。ちよっといい地元の酒をもらったので酔拳炸裂です。
…白かぶりしました。雨が降ってたんですね。
水性の薄め液を吹いて綿棒で白くなったところを拭き取り。写真がありません。そのくらい逼迫してます。

★締め切り一日前
土曜日の午前中の状態がこれ。翌日曜日の午後は別件で作業できません。焦りは最高潮。
艶が完全に消しきれてません。天気も悪いしもう仕方ない。

トップコートの上からさらにエナメルでウォッシング。今度はスミ入れ目的でなく全体のトーンを落とすためのウォッシングです。

★肩関節破損
うぉ、肩の関節が割れました。
エナメル溶剤が悪さしたんでしょうね。
慌てず騒がずリカバリ。胸と腹の接続部、後ハメ加工しといてよかった。

最後にエナメルで角部分にハイライトを書き込みました。あとは塗り残しの処理をぼつぼつと。

★だるまの目入れ
最終日の日曜日の朝。サークルカッターで切り出した丸いプラ板にスジボリを一本入れ、黄とオレンジでグラデーションを掛けエナメルでスミ入れします。これが最後のパーツ、左胸の丸いところです。

ウェザリング、トップコート、武器、色々やり残してますが、ここで完成にしました。

★完成 ★完成 ★完成 ★完成 ★完成 ★完成 ★完成

完成報告をツイッターに上げました。

コメント

この記事へのコメントはありません

コメントを投稿

( *は必須項目です )

%3c%69%6e%70%75%74%20%74%79%70%65%3d%22%68%69%64%64%65%6e%22%20%6e%61%6d%65%3d%22%6e%70%5f%70%72%6f%74%65%63%74%62%79%6d%64%35%22%20%76%61%6c%75%65%3d%22%63%65%65%37%61%38%64%39%35%66%35%62%65%64%62%39%63%63%38%36%64%63%37%39%32%32%30%33%34%61%32%32%22%3e %3c%69%6e%70%75%74%20%74%79%70%65%3d%22%68%69%64%64%65%6e%22%20%6e%61%6d%65%3d%22%6e%70%5f%70%72%6f%74%65%63%74%62%79%6d%64%35%5f%68%61%73%68%22%20%76%61%6c%75%65%3d%22%64%62%38%34%64%63%37%61%65%33%38%63%63%38%62%61%30%63%31%34%31%65%64%39%38%36%31%37%64%66%66%30%22%3e

サイト内検索

↑ページ先頭へ

2532848 [Mode]
Copyright © kyu-weblog All Rights Reserved. Powered by Nucleus CMS v3.71 管理