最終更新: 2023/07/28(Fri)22:35

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ノーマル基板とFETドライバ

ラジカンと同様にフルブリッジのFETモータードライバを作成することにしました。今回はSP8M4は使わず、安パイとして購入してあったFET、2SJ377/2SK2231を利用します。
まず試した回路はこれです。
FETドライバ実体配線図その1
完成した基板1号

ラジカンと同じく信号はRX2の足から直接とりました。純正基板のQ4~Q7は外します。

…動きません。

いろいろ調べたところRX2から出力されている電流が極端に少ないことがわかりました。そこで信号と2SK1132のゲートの間の抵抗を外して車体に載せました。
基板1号を車体に載せる
緑が信号線、あとはTAIYO基板に準じています。黄がプラス、紫がマイナス、茶と青はモーター線です。

…試走してみるとまったくダメでした。
加速はタルくてまったく力がありません。ノーマル基板のほうがかえっていいくらいです。
FETのドレイン電流定格は5Aなので容量不足が疑われました。

ならば。
FET2段積み
前進のみFETを2段搭載です。
…やっとそこそこ走れるようになったのですが、別の問題が浮上。

1.電池があっという間になくなる
2.ターボを使わないとドリフトに持ち込める速度に到達しない。
3.ターボ中にステアを切るとターボがキャンセルされてしまうためドリフト状態が維持できない。
4.電波の到達範囲が異常に狭い。

電池がなくなってくると頻繁にチャタるようになり、コントロールどころではなくなってしまいました。

ならば。
まだまだ。
3段積み。FETがもったいないので、後進はノーマル基板でドライブし前進のみ3段にしてみました。

…結果はほとんど変わらず。かえって個々の問題がひどくなってしまいました。
基板上でターボをキャンセルして、前進時にターボ時と同等の電流が出力できるようになればいいのですが、この基板、さっぱりわかりません。

こりゃだめです。

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