チャタリング
- カテゴリ: XMODS EVO
- 投稿日時: 2007/07/22(日) 02:24:07
XMODSをいじり始めて以来、ずっと気になっていたのがステアのチャタリングです。ステアリングを角速度一定でひねりながらクルマを見ていると、一瞬ピクッと左右に大きく振れる場所があるのです。右でも左でも同様。また、全開走行中に突然舵が効かなくなることもしばしばあります。
ずっとクルマ側のせいだと思っていました。こんな場合、十中八九ポテメの接触不良がその原因だからです。
ところが、最近手を出しているXMODS EVOでもまったく同じ現象が発生。つまり、同じプロポでクルマを変えてもチャタリングがでるのです。ということは、プロポ側に問題があるということ。これまでのところプロポはまったく無改造、分解すらしたことはありませんでしたが、意を決してバラしてみることにしました。
外側から見えているネジをはずしていくとこんな姿になります。右側に二つ並んでいる銀色の電極は給電部で、グリップの006Pとつながっています。グリップを閉じると電気的に切り離される構造です。
ハンドルは軸を介して円状部の中央、十二時方向に伸びている黒い棒を回転させます。
黒い棒にはポッチのある板バネがついています。ポッチがPCB上のパターンをなぞって、電気的にオンオフさせるのですね。
可変抵抗のような無段階のアナログ的なものを想像していたのですが、パターンからすると限られた分解能のデジタル的なもののようです。接触面には茶色のグリスが塗布されていました。このグリスをふき取ると傷が確認できました。まずは800番の耐水ペーパーで修正し、車用のパーツクリーナーで脱脂します。
この基板は両面基板です。内側はスロットル用。ステアリング側と同様の構成でした。こちらもグリス拭き取り、耐水ペーパーによる表面の修正と脱脂を行いました。
板バネを少々起こし気味に曲げ、接点部にタミヤの接点グリスをたっぷりと塗りつけました。接点グリスはやや白っぽい透明なゲル状です。写真は接点グリスを塗りつけた後のものです。
ただの可動部にはシリコンオイルを吹き付け、分解の逆の手順で組み立て。確認のため電池を入れてスイッチオン。ウソのようにチャタリングが消えました。入りにくかったバックも簡単確実にできるようになりました。推測どおりの結果です。
ちなみに今回使用したタミヤの接点グリス、実家の押入れの奥からボロボロのホーネットとともに未開封で発掘されたものです。二十年以上経過してますが、ちゃんと仕事はしてくれたようでびっくりです。
XMODSスターターキットは、アメリカはシカゴのRadioShackで購入したのですが、車体同様プロポも中古品だったようです。一度も触ったことのないはずのネジの十字ミゾに、なめそうになった跡がありました。動作に関しても、本来の箱出し状態を知らなかったので、まぁアメリカ品質はこんなものかとあきらめていたわけで、まさかそんなからくりがあろうとは思ってもみませんでした。トホホ。
このプロポ、おもちゃチックですが結構気に入っています。トリム調整を覚えていてくれれば言うことないんですがねぇ。
コメント
6件のコメントがあります
Xmodsの送信機もラジブックのと同じでトリム
覚えてくれないんですね。
ラジブックもそうでしたか。
現物は、すべて定価販売の地元百貨店で一度見ただけですが、「でかい」印象だけが残ってます。
そういえば例の激安デジプロトイラジ、その後どうですか。決心はつきました?(笑
激安デジプロトイラジは車種であたりはずれがあるらしく、当たり車種が品切れだったので様子見
です。ラジブックは1/24なので1/28のモデルと
比べると確かに一回りおおきいです。
ということはシトロエンはハズレ?
買うならこっちと思ってたんですが…
基盤自体は問題ないみたいですがボディの取り付け部がずれてるのがあるらしいので様子見なんですがよく考えたらラジカンのに載せ換えしちゃうからどっちでもいっしょですね。
確かに(^^;
でも不要ボディのストックが増えていくのも、ちょっと寂しいですねぇ。