3Dプリンタ(13) 実用品
- カテゴリ: 3Dプリンタ
- 投稿日時: 2016/10/10(月) 17:13:14
やばい。3Dプリンタ楽しすぎです。
モデルさえつくればあとはほっとくだけで実物が手に入ります。
ただし条件出しは必要。まだまだ手探り状態ですが、なんとなくやり方が分かってきました。どのパラメータをいじればどうなるかというより、こんな困りごとはこうすれば解消または軽減するっていうようなまとめをいつかつくりたいですね。
でまあ、今までにつくったものを軽くご紹介します。
初期の頃につくったので層ずれもひどいしガタガタですが、実用には充分。夏の車内はかなり高温になるのでPLAはどうかなと危惧しておりましたが、荷重的にも大したものではないので今のところ問題ありません。
iPhoneのカメラアプリは単に見た目がかっこいいからっていう理由から ProCam というのを使ってます。使い勝手も良いのですが地味に具合の悪いのが横持ちのときに片手でシャッターボタンが押しにくいこと。これは標準のカメラアプリでも同じかも。
で、片手持ちでも安定するようにとカメラグリップを作成。
2ピース構造で使わないときは分解してコンパクトにできます。嵌合は難しくて少々やすったりしてしてますが、割と気持ちよくハマります。
Spigenのバンパをつけた状態でフィットするように寸法を決めました。
Dockですね。以前百均製品と安物のLightningケーブルでつくったものが壊れてしまったので作り直し。手持ちがことごとく認識しなかったのでApple純正ケーブルを奢っています。
一応 Thingivers からダウンロードしたモノもプリントしてみたんですが、角度とかいろいろ気にいらなくて、慣れ親しんだ百均のものと同じような寸法取りになってしましいました。
PLAって案外強いです。板厚1.6もあればこんな形状でも全く問題ありません。
Dockから伸びたケーブルを差すところです。
普段は改造ACアダプタから給電していますがPCと繋ぐこともある。抜き差しが煩わしいのでスイッチで切り替えられるようにしました。この箱から2本のUSBケーブルが出ています。
垂直面に彫り込みで絵を描こうとしてますが見事に失敗してます。
熱帯魚水槽の壁掛け式フィルタのプロペラが割れてしまいました。単純に経年劣化です。実物を測定してモデリングしました。
結構微妙な重量バランスのようで、外側の形だけ似せてもなかなか水を吸い上げてくれませんでした。遠心ポンプの原理についてちょっと勉強しちゃいました。
こんなものでも、従来の方法だとどうやっても修理することはできなかったわけで、3Dプリンタって使えるなぁと感心。
ついでに生物濾過するための改造。使い捨てのフィルタをやめてバクテリアを定着させるための濾材を投入。水の流れを変えるために仕切り板など設けました。仕切り板はプラバン工作ですが、ペラの周囲に空間をつくるための網は3Dプリントしましたよ。
ちくわみたいな濾材を設置。シリコンチューブはポンプの呼び水用。呼び水と言うか、ここからふっと息を吹き込むと反動で水が上がってきます。
これらの他にも、長年壊れたままになっていた風呂のシャワーヘッドをかけておくハンガの高さ調整部の内部パーツなんかもつくってます。
プラ材の熱溶着とかいろいろトライしたものの強度的にダメだったところです。3Dプリントならプラスチックの一体成型品がつくれるので、継ぎ目からポロリということもありません。
いやー、楽しい。
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