最終更新: 2018/03/01(Thu)23:13

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アナログタコメータをつくる(1) OBD2スキャナ

職場のひとに面白いものを貸してもらいました。OBD2 スキャナです。

近年のクルマは車両の自己診断コネクタが共通化されていて、流れるデータも標準化共通化の方向です。本来は故障時になにかしらのツールを接続して情報を吸い出すための口ですが、リアルタイムの車両情報もここから得ることができます。例えば車速、冷却水温、エンジン回転数、吸気温度、などなど。そのために使うのがこの OBD2 スキャナです。

貸りた OBD2 スキャナはアマゾンで調達したとのこと。


このスキャナは Bluetooth でスマホにデータを飛ばしてくれます。Bluetooth モデルは iPhone には対応していません。売り時を逸して死蔵している例の Android で試してみることに。
ちなみに Wi-Fi モデルなら iPhone でも使えるようです。

★机上テスト
まずは机上でテスト。ピン配を調べて 12V と GND だけ繋いでみました。
というのも、この OBD2 スキャナを貸してくれたひとはアルトワークス乗りで、これをつけたらエンジン始動できなくなったそうで。ワークスと無印で大きな違いがあるとも思えず。

Android には torque Lite という機能限定無料版のアプリを入れます。久しぶりの Google play。
ダウンロードはともかく、手持ちの Android があまりにショボいので何度か失敗しましたが、いくつかの常駐タスクをキルしたりしてなんとか起動。どうやら繋がるみたいです。

★車載テスト
翌朝、クルマに取り付けてみました。心配していた不具合は特になし。自分のアルトはキーをひねって始動するタイプ。プッシュスタートでないのが幸いしたのでしょうか。
ちゃんとエンジン回転数が表示されました。他にも色々なデータが表示できます。こりゃ面白いですね。
もうちょっと最近の Android を買えば遊べそうです。買いませんが。

で、ちょいと調べてみると Arduino でいろいろやっている例がたくさん見つかりました。Arduino は言わずと知れたマイコンボードで、3Dプリンタにも採用されてます。楽しそうです。
そうそう、タコメーター欲しかったんですよ。セルボにはあったのにアルトにはない。できればデジタル表示でなくて、針のあるアナログなタコメーターが欲しい。お高い既製品を買うのはもちろんありえないので、Arduino の勉強がてら自作しましょう。

お借りした OBD2 スキャナをバラすわけにもいかないので、AliExpress で調達。


クルマの CAN と通信するのは ELM327 という石がメジャーですが、入手できる廉価品のほとんどは PIC でつくられてます。ELM327 とて、開発段階では PIC を使用していたらしいので何の問題もありませんね。
ほぼ同型のものは AliExpress にそれこそたくさんありますが、改造しやすさからすると出来るだけ旧式のものが良いです。新しめの製品はコストダウンで基板が専用化されてていじりにくいみたいです。
なお実際に買ったのは上の商品ではなくこれです。

★OBD2 スキャナ殻割り
買った OBD2 スキャナは、一度だけ Bluetooth で車両との接続テスト、動作確認をして、すぐに殻割りwww
二階建ての基板とその上に Bluetooth モジュールが見えます。一階部分は主にレギュレータ関係、二階は PIC18F25K80 モジュールですね。期待通り。珍しく購入者レビューが役に立ちました。

無線にこだわる必要もないので、まずは有線化します。その方が Arduino に繋ぐのも楽でしょう。

★Bluetooth モジュール取り外し
Bluetooth モジュールを取り外します。5点ハンダ付けされてるだけなので簡単。
BK3231 と書かれた石が載っているこれは HC-05 の廉価版みたいですね。電波法的にめんどくさそう。まあ今回は使いませんから問題なし。

★配線引き出し
HC-05 と同じらしいという情報からピン配を特定。必要なのは電源、GND とTX / RX の4点だけです。逆にそこだけハンダ付けされてたわけですね。あ、あと一点は中央付近でどこにもつながっていないパッドでした。
このモジュール、3.3V 動作のはずで、12V を供給しながら測ってみると確かに 3.3V でした。対する Arduino は 5V 動作。
どこかに 5V が来てるだろうと、PIC モジュールのピンを片っ端から当たってみたらあったありました。一番端っこの赤いケーブルをハンダ付けしたところです。なお白いケーブルは RX、緑は TX、黒は GND です。
ただし同じショップから同じものを買ったとしても中身が同じとは限らないので、同じことを考えている方はご注意くださいね。

★ACC
OBD2 コネクタには12Vが来てますが、バッ直の常時電源です。そういう規格なのだから仕方ない。先人はみなアクセサリ電源化するかスイッチをつけてますね。気持ちはわかります。
ピンを抜いて基板から直接配線を引き出しました。これを車両側のどこかの ACC につなぎます。まあシガーソケットあたりから分岐するのが良いかなと。

次回は Arduino の準備です。

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