最終更新: 2023/07/28(Fri)22:35

自作と修理を愛するブログ。トイラジ、電子工作、ボルティー、NucleusCMS 、いろいろゴソゴソやってます
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201111/1901:46

PC用ゲームコントローラを自作してみた

★メガドライブ用自作コントローラー
ああ懐かしい。これは何かといわれれば、メガドライブ用の自作コントローラーなわけです。実家で発掘してきました。

世の中がファミコン全盛だった高校生の頃、自分はドマイナーなSEGA MARKⅢのヘビーユーザーだったわけです。FM音源ユニットも3Dメガネも後付けしていたので同構成のマスターシステムには手を出さなかったのですが、当然の流れとして、発売と同時にメガドライブ初期ロット品を入手しました。

家庭用ゲーム機の純正コントローラーって、どうも苦手です。古い人なので基本的にシューティングゲームばかりやるんですが、連射をするためにコントローラーは左ひざの上に置いて、左手でコントローラーを保持しつつ方向キーを操作、右手はボタンを連打っていうスタイルです。そんなわけで現代のプレイステーションタイプの、ひざに置けないコントローラーは扱えません。

MARKⅢのコントローラーはファミコンと違って本体からコネクタで切り離せるようになっており、内部回路も単なるスイッチだったので、ファミコン用のジョイボール(HAL研)を改造した自作コントローラーを使っていました。コネクタが同じだったのでそのままメガドライブに転用できると目論んでいたのですが、メガドライブのパッドの内部にはなにやらICと基板が入っていてそのままでは使えず。で、メガドライブ用に新しいコントローラーが必要だったわけです。

メイド喫茶もアニメショップもなかった頃の、電気街オンリーだった秋葉原へ行って部品調達。せっかくだからと本物のアーケードゲームに使われているジョイスティックとボタンを購入。ユニバーサル基板やらICやら抵抗やらいろいろ買い込んで、冒頭の写真のコントローラーを製作しました。当時はかなり活躍したものです。

その後32X、セガサターンとステップアップして行ったのですが、セガラリー以降はゲーム熱が冷めてしまい、所帯持ちになってさっぱりとその道から遠ざかっておりました。

さて、自分は「専用機に勝るものなし」ってのが持論でして、家でゲームやるなら家庭用ゲーム機でやるべし、PCでゲームなんてもってのほかってスタンスでした。過去形で書いてることからわかるとおり、なんとなく始めたPCゲームに今現在ハマってます。
昔のアーケードゲームに比べると今のPCはとてつもなくハイスペックなハードウエアを積んでいるんですな。だから古いゲームはさくさく動いちゃうんです。

最初はキーボードでやってましたが、やっぱりやりにくい。そこでドンキホーテで1000円で売っていたUSB接続のゲームパッドを買ったわけですが、こいつがいわゆるプレイステーション系の形をしていまして、前述の通り非常に使いにくい。ふと自作メガドラ用コントローラーのことを思い出したので、実家に行ったついでに持って帰ってきたというわけです。本記事はこのメガドライブ用コントローラーをリフォームしてPCに繋ごうという企画です。

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201111/0723:50

自作貧乏スピーカー

久しぶりの貧乏家電シリーズです。

私の作業部屋にはオーディオ機器というものがありません。あるのはSONYのポケットラジオだけです。もちろんテレビもありません。普段ほとんどテレビを観ない生活をしているので問題はないのですが、アンテナ線だけは引き込んでおけばよかったとプチ後悔してます。
CDプレーヤーとかコンポとか持ってないので、工作なりブログの更新なりの何らかの室内作業をしているときは、もっぱらFMラジオを聴いています。地方のローカル局ですが、深夜の時間帯は東京のキー局の番組がほとんど。なので中高生向けとわかっていつつ「School of Lock」のヘビーリスナーなんです。
ラジオの利点は「終わらない」こと。アルバムは90分弱で終わってしまい、別のアルバムを聴くにはメディアを入れ替えなければなりません。そこへいくとラジオはエンドレス。番組は時間とともに変わりますが、いつまででも聴き続けることができます。

そんな生活をずっと送っていたわけですが、春以降ちょっとした変化が訪れました。ミュージックプレーヤー化したちょいNAVI AK-CND333がそれです。

ipodに代表されるシリコンオーディオプレーヤーは、MP3のような圧縮フォーマットであればひと昔前には考えられないような長さの音楽が入れられます。メディアを入れ替えることはまずありません。難点といえばヘッドホンが必要なこと。ずっとヘッドホンをしているのはコードが邪魔で気になるし疲れるし好きじゃありません。

さて、タンデム用ミキシングアンプの製作の過程で、セリアで購入したスクエア型耳もとスピーカーをヘルメット内蔵用のスピーカーに採用するつもりでした。最終的なフィッティングの段になって厚すぎでボツっていました。
最終段階で不採用になったというわけで、実はヘルメット二式分の部材は購入済でした。合計4ヶの耳もとスピーカーが不良在庫と化しているというわけです。

アンプは作成済みだし、このスピーカーを利用すれば最低限のオーディオ環境は整いそうです。で、取り出したスピーカーを繋いで鳴らしてみました。
結果は散々。音が小さすぎる上に低音がまったく出ません。アンプの問題もあるかもしれません。
調べてみると、スピーカーは(スピーカー)ユニットそのものもそうですが、エンクロージャの果たす役割が大きいのだそうです。
そこでありあわせの材料でこんなものをつくってみました。
★極貧スピーカー

箱がひとつしかなかったので左右両方のスピーカーを一箱に押し込むという暴挙。ステレオは感じられませんが音量は格段にでかくなりました。この状態で半年使ってきたのですが、もうちょっとちゃんとしたものをつくってみることにしました。
最近ブログネタに困っていたというのも理由のひとつです。

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201110/2423:23

クランクケース内減圧(その2)

クランクケース減圧バルブを取り付けて、都合300kmほど走行してみました。正直言ってこんなに変わるとは思ってもみませんでした。

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201110/2023:16

クランクケース内減圧(その1)

次のネタとして、巷で流行っている「クランクケース内圧の減圧」にチャレンジしてみます。原理や効果についてはググってもらえばわかりますのでここでは割愛。

会社のクラブのニンジャ乗りがエキパイから導いた負圧を利用する強制減圧方式を採用しています。「めちゃめちゃ具合いいっスよ~」とのことで気になっていたのですが、流石にエキパイに溶接加工するのは自分ではできないので、強制ではない方式、クランクケースとエアクリーナーボックスを繋いでいるブリーザーパイプにワンウェイバルブをはさむ方式でいってみます。ちなみに負圧で引っ張るのをアクティブ、クランクのポンピングを利用するのをパッシブとも呼ぶみたいですな。

パッシブ式は、市販品だとクランクケース内圧コントロールバルブとかレデューサーとか呼ばれているものです。
流用自作派の間ではトヨタ純正部品のPCVバルブを利用する方法がメジャー。他にもKTM純正部品の流用という手もあります。

市販品の中ではトヨタのPCVバルブが一番安価ですが、残念ながら我が家のヨツワは日産とスズキですので購入するすべがありません。トヨタ部品共販では車検証が必要とか必要ないとか…。

さて、必要なのはただの逆止弁。大別すると二通りの方式があります。流路の途中にボールまたはコマのような形の弁を設けるタイプと、2スト用のリードバルブのようなタイプです。前者がクランクケース内圧コントロールバルブ、後者がレデューサーになります。

自作派のなかには、ボールバルブを機械加工で一から削り出しでつくってしまう強者もいるようですが、ボールの径や重さなどのパラメータを決定するためには試行錯誤が必要。構造上の問題で高回転時の追従性が悪いとも、冬季に凍結して逆に内圧が上がってエンジンを壊してしまうことがあるとも聞きます。
対するリードバルブ方式は、完全自作するのは難しいです。

ってことでAISバルブを改造して利用することにしました。

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201109/1923:37

整備日誌

今回の記事は完全に個人的な覚書です。

この三連休は、小学校の授業参観とイトーヨーカドーの5%オフに行ったくらいで、特にこれといったこともなく過ぎてしまいました。まぁ先週一週間が激務だったのでいい休養になってよかったと。で、三連休最後の今日、暇に任せてボルティーの通常メンテナンスを実施しました。まじめにメンテしたのは一年ぶりです。

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