最終更新: 2023/07/28(Fri)22:35

自作と修理を愛するブログ。トイラジ、電子工作、ボルティー、NucleusCMS 、いろいろゴソゴソやってます
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200911/2123:01

タコメーターステーの製作

汎用品ゆえに付属のメーターステーではポン付けというわけにはいかずエーモンのステーを間にかましていましたが、当初の予定通りメーターステーをワンオフすることにします。
ぱっと見た目、オプションで用意されているかのようなさりげない感じを目指します。

<ビフォア>
すでにサビが浮いてきてますが、これが元の姿。

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200911/2100:48

内リングのサビ落とし

デイトナ電気式タコメータモデファイのその後、まずは内リングのお色直しです。
簡単確実にサビ落としできる方法を探していたのですが、どれも一長一短でなかなか難しい。

最もポピュラーなのはサンポールドブ漬け。酸の力で赤錆を剥がすわけです。一般的にメッキの下地処理や塗装の足付けにも酸洗いという工程はありますから、至極最もな手法ではあります。ただし今回の場合、相手が非常に薄い板金部品であることと、サビの根が結構深いため、酸洗すると穴が開いてしまいそうなので見送りました。
ちなみにもともとサンポールはサビ取り剤として開発されたものらしいのですが、現在流通しているものは界面活性剤の配分などが変わっているみたいです。

続いて錆転換剤を使う方法。手に入りやすいのはHoltsの「サビチェンジャー」ですかね。赤錆は進行性で基材をぼろぼろに侵していきますが、黒錆は不動体でそれ自体が強固な皮膜になり、水分の浸入を防いでくれます。ステンレス表面の不動体やアルミのアルマイトと同じ原理ですね。錆転換剤は化学反応で赤錆を黒錆に変えてくれるという代物です。
この「転換」というところが曲者で、錆の発生していない部分には何の変化もありません。赤錆があまりにも厚いと、内部までは黒錆化されないという話もあります。

そんなこんなで、サビ取りはいつもの力技ですることにしました。

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200911/1700:16

出力ギヤの修理と強度アップ

棚にかなりのスピードでオフセット衝突させてしまいました。ライトポッドの根元付近は割れ、ステアもまったくきかない。早々に店じまいして開けてみました。

<ステアギヤ破損>
なんだか毎回同じような写真になってしまってますが、今回は重症。熱溶着した部分はまったく無傷ですが、タイロッドを動かす出力アームがぽっきりと折れてしまいました。
たぶんタイロッドを上に押し上げるような力が働いたのでしょう。この記事で懸念していたとおりの事態です。タイロッドの受け方は後で考えるとして、ひとまず走れるようにします。

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200911/1100:25

デイトナ電タコのモデファイ

モデファイって言葉、久しぶりに使いました。早い話が修正とか改造とかいう意味ですが、エンスーの世界でよく出てくるような気がします。
さて、すったもんだの末、元電圧を安定化することで動作するようになったデイトナの電気式タコメータ。取付ステーを恒久化するためにいったん外したのですが、よくよくみると気になることが。

<メーター内部の錆>
内部には流れたような錆のあと。ネジの頭も赤くなってます。ガラスの内側も汚い。先日のツーリーングの時も、錆びだらけのハーレー乗りに「錆びてるじゃん」とバカにされて悔しかったので、なにはともあれ分解することにしました。

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200911/0700:30

メンテは楽し

昨日の作業の成果があまりにも劇的でうれしかったので、ナックルの整備に手を出しました。だいぶ前からガタが気になっていました。
<ナックルの中>
覚悟はしてましたが開けてびっくり。黒い樹脂部品の削れはともかく、Dカットされている金属シャフトがだいぶ寂しいことになっています。いわゆるクリープですね。
本来はベアリングの内輪とシャフトは一体で回転するものですが、何かの加減でスキマができてしまったりするとこの写真のようになります。ベアリングの内径は研磨されてピカピカ、対するシャフトは銀色の粉だらけ。シャフトがやせたのもありますが、与圧を充分にかけていないのも一因ですな。

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