ちゃっちゃかちゃっちゃか進めていきますよ。
まずはボンネットの前のフチ部分に盛大なヒケがあったのでタミヤパテで埋めます。
フロントスポイラーの形状、キットは下のリップ部分が出っ張っていますが違うみたいなのでさっくりと削り落としてしまいます。同時にエアダクトや赤色灯のまわりのヒケも処理。
Aピラーとボンネットの境目あたり、パーティングラインが目立ちます。さらにフロントとリアのバンパーにこれでもかっていうくらいパーティングラインが出てますので頑張って均します。
塗装の下塗りではなく表面の様子見のためにサフを吹きます。クレオスの #1000 をエアブラシで軽く。面処理のじゃまになるので、横の四角いウインカーやGTエンブレム、鍵穴、トランク左右の浮き文字など、細かい出っ張りは予め削り落としてしまいました。
なおサフ吹きの前にドアと窓枠のスジボリを彫り直してあります。
スジボリのためのいい道具なんて持ってないので、デザインカッターの刃を逆さまにしたもので彫っていきます。刃幅は 0.4mm なのであまり精密な事はできません。いつか BMC タガネとかラインチゼルみたいな専用工具を買おう。
スジボリを失敗したところは瓶のサフを筆塗りしペーパー掛けます。ポツポツと置くようにして何度か塗れば、あまり深くないキズは簡単に埋まりますね。
リアピラースポイラーはモールドがなくピラーとツライチになってしまってます。塗装で頑張って塗り分けるのは至難の業と踏みましたので軽く彫り込んでおきます。マスキングテープで形を写し取りプラバンでジグを作り両面テープで貼り付けて彫りました。
別パーツ化したほうが見栄えは良さそうですが、強度を考えてこのやり方で。
フロントフェンダースポイラーも同じく別パーツ化したほうがいろいろ都合は良さそうですが、手押しで遊んでてバックリと取れちゃうと悲しいので、リアピラースポイラー同様このままで行きます。角が立っているのでちょっと丸めたほうがいいかな。ボンネットの研ぎ出しが面倒かも。
あ、一体成型のワイパーは削り落としました。
シートもヒケがすごいのでパテで埋めます。シートって、大抵は背面と底面に大穴が空いていてヒケ対策してるもんですが、このキットはムクなんです。そりゃヒケるのも致し方ないかと。
このキット、ヒケとパーティングラインの処理だけで結構時間取られます。それだけ古いキットってことですかね。近年はプラモっていうとガンプラしか作ってないのである意味びっくり。いやこれが普通なんですよね。ガンプラが尋常じゃないだけ。
ライトとグリルを仮りづけしてみました。合いが悪いのもあるけど、んーなんだろうこの違和感。ぜんぜんスカイラインじゃない。面の解釈というか形状というか、とにかく似てない。何が悪いんだろう。
クリアパーツの肉が厚くて、しかもそれが正面から見えちゃうのも悪影響を増長してます。ヘッドライトといえばクルマの顔、肝心肝要なところなのでこれは困った。
続きます。
コメント
この記事へのコメントはありません