最終更新: 2017/08/02(Wed)22:48

「つくる」をお題目に、トイラジやらVoltyやら、いろいろゴソゴソやってます -kyu-

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ポータブルヘッドホンアンプをつくる(1)

  • カテゴリ: 雑記

ご存知、ポータブルヘッドホンアンプの自作に挑戦してみました。とはいっても回路から設計できるはずもないので、いつものとおりGoogle先生にすがってよさそうな作例を物色するところから始めました。

いや別に自作にこだわっていたわけではないので、秋月のキットとか上海問屋のキットとか、FiioのE6とか、キットでも製品でもなんでもいいっちゃよかったんですけどねぇ。どれもいまいちパッとしないというか、どうせなら部品集めて作ったほうが楽しそうだと、まあいつもの悪い癖が出ちゃったわけですわ。

さて、自作回路の検索条件はただひとつ、単三電池2本で動作すること、これにつきます。単三電池ならトイラジで使っていたニッケル水素があるので余計な投資をせずに済むというのがその理由。毎日使うものの場合、ランニングコストはとても重要な要素です。正負電源を006Pで賄ういわゆるChu Moyアンプは、この時点で候補から外れました。そもそもハイインピーダンスな高級ヘッドホンを駆動するわけでもないし。
単三電池4本という手もなくはないけれど、どう考えても重くなりすぎでしょ。単四じゃあっというまになくなっちゃいそうだし。というわけで、単三電池2本はゆずれないこととなりました。

あちこち探して結局、この道ではチョー有名な「nabeの雑記帳」さんとこの「低電圧ヘッドホンアンプVer3(op-dbuf3)」をつくることにしました。

領布されているキットを買うのが一番早いのはわかっちゃいるんですが、キットがターゲットとしているケースがテイシンのTB-56というプラケースで、これが嫌でした。
市販のポータブルヘッドホンアンプでそれなりに名前が知れているものって、どれもケースがかっこいいんです。プラの手作りチックなケースは避けたかった。で、ユニバーサル基板で製作する方向で決定。

単三電池2本が格納できるアルミのケースでそこそこかっこいいのは、タカチの「MX型丸型モバイルケース」あたりでしょうか。で、これがまたこの世界でチョー人気のケースで、自作ヘッドホンアンプといえば猫も杓子もみなこの丸型ケース。んー、つまらない。しかもこのケース、パネル面からみて側面がラウンド形状になっているため、iPhoneを段積みするときに苦労するのが目に見えてます。内蔵できる基板はサンハヤトの特定の品番に限定されるし。ってことでボツ。

しかーし、アルミ押し出しのケースなんて他業種含めて探せばいろいろあるだろうとタカをくくっていたんですが、なかなかいいサイズのものが売っていないんですよねこれが。一週間ぐらいかかってやっと見つけ通販で購入。ケースそのものについては後述します、ハイ。

ケースが決まったのでそれに合わせて基板のサイズを決定。必要な部品をマルツBispaから購入。際立って高かったのはOPアンプとOSコンでした。OPアンプはオリジナルのキットと同じナショナルセミコンダクターのLMP7716MM/NOPBです。Bispaで630円也。

ここまできてやっとお絵描きを始めました。普段とは逆の手法です。これまではまず実体配線図を書いて、それから部品を集めてました。部品の大きさがわからないままに実体配線図を最小化最適化してしまって、いざ実装の段になって困ることが多かったので、いつもと逆にしてみました。それだけ一発で決めたかったということです。

実体配線図の作成は、今まで使っていたPasSからmbeにツールを変更しました。PasSは見栄えはいいんですが、ライブラリをつくるのが結構面倒なのと、画面の拡大縮小ができないのが辛くてやめました。どうも最近、老眼が出てきたらしくて、細かいものがよく見えないんですよね。PCの画面もしかり。
mbeはプリント基板を作図するためのCADですが、ピッチを2.54mmにすれば問題なくユニバーサル基板にも対応できます。それにコネクションチェックという機能がことのほか便利で、結線の間違いがなくなりました。パッと見のユーザーインターフェースがちょっとだけ敷居が高そうに見えるけど、これはホントにいいツールです。ぜひお勧めしたいです。

オーディオ回路の定石とか知らずにつくっているので、はずかしいので実体配線図の公開はひとまずしませんが、要望があればコメント欄にどうぞ。一人以上のコメントで公開するかもしれません。

何度もなんども実体配線図と回路図を見比べてチェックして、最終的に部品面とハンダ面の両方を紙に印刷して、あとはただただ淡々とハンダ付け。平日帰宅後の深夜数時間、都合三日くらいで基板は完成しました。

早速iPhoneのヘッドホン出力と接続。音を出してみます。

…んー、こんなもんかなぁというのが第一印象。アンプの有り無しで聴き比べてみましたが、大した耳を持っていない自分にはほとんど違いが感じられず。不必要なものをつくっちゃったかなぁなどと少々落胆したものの、そうだエージングってやつをしないとダメなんだっけと思い直し、数日間そのまま使用することにしました。

最初に書くべきでしたが、毎日の使用というのは通勤時のクルマ内での使用を意味しています。ヘッドホンをして運転するわけにはいかないので、クルマのスピーカーから音を出します。通勤怪速セルボHG21Sには純正オーディオしか搭載されていないため、製作したアンプはFMトランスミッタを介して接続されることになります。
そもそもFMトランスミッタにアンプをつなぐことに意味はあるのか? よくわかりませんね。

長くなったので続きは後日。

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